筑井城爽風

趣味悠々・木彫・水彩・書・椅子作り

木彫イチイの木の器

2010-02-27 09:09:08 | 日記
イチイの木は「一位」、「櫟」と書きますが庭木で良く見かける木です葉っぱはマキの木や萱の木に似ていて伊豆の方では防風林の垣根に使われています。
「一位」と言う名前から神主さんのシャクの材料ですし縁起の良い木とされています




  
  
とても彫りやすい木で周りの白い部分と芯のベージュ色のコントラストが美しいです




               

軽くて使いやすくするために極端に薄く仕上げてみました
趣味で作っているもので出来上がると親しい人たちに気に入った物から差し上げていますが「一位」木の器は縁起が良いと喜ばれています。



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孫の為の遊具

2010-02-26 22:03:30 | 日記
我が家にも3人の孫たちが居ます。
孫は本当にかわいいものです
そんな孫が家に遊びに来た時にと有り合せのもので手作りのブランコと鉄棒を作りました。 

 
  
  
まずブランコは柿木の枝が丁度いいくらいに横に伸びていたのでこれに有り合せの板とロープを使って作りました。


  
  
鉄棒も庭の木に鉄パイプを結んだだけの物ですが、前廻りがが出来なかった孫がこれで出来る様になりました。

孫の成長は早いもので立派な物を買うのではでなく、使わなくなったらすぐに戻せる、こんな物でよいのかと思います。





 
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葉っぱの形の大器

2010-02-26 09:15:33 | 日記

葉っぱの形をした大きな器を木彫で作りました。
木の材質はわからないのですがこの辺の山にある雑木で大山のコマの材料になる
木だと聞きました。山で腐らしてしまう間伐材を貰ってきました。



  
  
わりと彫りやすい木です。
葉っぱの形は何度も作っているのですがその都度少しづつ形が変わっているのですがまだどの形が美しいのか自分にも良く解かりません




              

大きさは40cmぐらいありますのでミカンやリンゴや果物を入れるのに丁度良い大きさです、取っ手の部分が特徴です


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ケヤキの器

2010-02-25 22:32:54 | 日記

ケヤキの木で大きな器を作りました
大きさは30cm以上で、形はよく盆栽の松が植わっている鉢をヒントに長方形の台付きの器としました。




   
 
ケヤキの木は硬くて加工しづらい材料ですが磨くと木目の美しさと肌の艶が一番出てくる材料です。仕上がったものは何百年も持ち使えば使うほど良さが出てくると言われています



 
              

この器も使っていただける方はまだどなたか解かりませんが子供から孫へと永く使ってこれから良くなっていくと信じています





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木彫白樺の木の器

2010-02-25 07:54:16 | 日記
白樺の木で器を作りました
白樺の木肌はとても美しい白です
削り易い木なのでどんな形にも簡単に出来ますが
今回は枝分かれした部分を半割りにしてそのままの形で彫りました



  
   
腐りかけた部分が濃い茶色にガラが出てポイントになっています
自然の形と自然のガラこれが仕上げていく時の楽しさです




           


木彫の楽しさはどんな形に仕上がるかとどんな色に仕上がるかの期待が一番楽しいです。木の材質によって厚さも手触りも形もその都度変わって行き一つとして同じ物が出来ない、たった一つのもの、これが手彫りの木彫の楽しさですか・・・・



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孫の竹馬

2010-02-24 08:26:00 | 日記

可愛い孫のために竹馬を作ってみました
昔は自分で竹やぶに入り竹を切ってきてマキの材料を組み合わせ針金で縛って作ったものです。
そんなことを思い出しながら作ってみましたがはたして孫が使ってくれるかどうか・・・




                         





                                
コツは竹の節をあわせて一番下と板がかかる部分に節が来るようにして板が落ちないようにすることです。



                
今回は板にドリルで竹の太さより少し大きめな穴を空けて周りを裏表楔(くさび)で埋めてボンドをつけました。

昔に戻ってやってみましたがバランスをとるのに苦労しました。
子供頃は簡単に出来たと思っていたのにやってみると結構、難しいものでした



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木彫貝殻型の器

2010-02-23 09:38:37 | 日記


貝殻の形の美しさを木彫の器に出来ないかと考え作ってみました
薄くて丈夫に仕上げたいのでケヤキの丸太を半割りにして作りました
形が複雑なので結構苦労しました



  
  
ケヤキはとても硬い木なので丸のみの刃が何回も欠けてその都度グラインダーと砥石で刃を作り直して彫りました
木彫は道具の修理やノミの研ぐ作業が半分くらいかかると言われますがその通りだと実感しました

               

仕上がってみますと形の面白さの変化がどの角度から見ても違い楽しい作品に仕上がりました。・・・満足・・・





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孫の椅子作り

2010-02-22 07:39:15 | 日記
孫が大好きなものはウルトラマンです。
そんな孫にウルトラマンの椅子をプレゼントしたくて作ってみました。
材料は近所から貰ってきた桐の木の丸太を半割りにして使いました。
桐の木を選んだ理由は軽くて軟らかい為です。

  
  
なるべく角を丸く仕上げ、落ちないように孫のお尻にあわせて掘り込みフィット感を大切にしました。顔はウルトラマンメビウスなのですがイマイチデス


               

家に来た時は孫が喜んで座ってくれます、嬉しい限りです・・・・


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木彫の器

2010-02-21 07:13:07 | 日記
直径10cmの梅ノ木の選定材で器をつくりました  
梅ノ木の直径10cm長さは20cmぐらいの丸太はどこにでも転がっているのでは
ないですか、これを使って素敵な器が簡単に出来ます


  
丸太を半分に縦割りにして皮のほうからまず内側をノミでもチエンソーやグラインダーでも何でも手持ちの道具で彫ります、
この内側の形に添って外側をナタで削り取ります
後は紙やすりやサンダーでひたすら磨きこむだけです

             

今回の梅ノ木には腐った節の部分があったのですがそこはそのまま穴が開いています埋め木して塞ぐことも出来ますがあえてそのままにしました
結構手触りも良く気に入った器となりました

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イチイの木で器 1

2010-02-20 07:58:10 | 日記

庭に植わっていたイチイの木を伐採したので届けますと友達が運んできてくれました
葉っぱが付いていましたがカヤの木とマキの木の中間ぐらいの葉っぱでした
磨くと綺麗な光沢が出てきて木彫には最適な材料です


  
  
丁度、枝が出ている部分でしたのでそのまま枝の部分を残してみました
裏から見るとマンボウみたいな形です


               
自然の木の形を残した作品ですがこんなものも手作りの感じが出て良いですか
白い縁の部分は磨くと滑らかになり手触りがとても良いです



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祭りのはっぴ

2010-02-19 08:38:57 | 日記
30年前に祭り半天の文字のデザインをたのまれて描きました
背中の大紋は大きさや字の太さのバランスに苦労しました
出来上がって八王子の藍染屋の先代の親方(江戸時代の半天を復元している人)に誉められたのが今でも嬉しい思い出です  

小生が囃子を始めたのは小学校3年生の時からですがこちらに移ってきて35年が経ちます、山車をつくり、はやし連をつくり、半天をつくって30年以上経ちますが今ではその頃の子供たちが育ち、若い人も増えて立派なはやし連となりました
そろいのはっぴの後姿を見ると嬉しい限りです


  
  
絽の生地で八王子の藍染屋に型紙が保管されているので毎年何着か追加しているようです



  
  
このはっぴは神輿の会「闘将 皇」の法被です。特別相談役として頂いております




             

     今年も東京の三社祭のカレンダーが「闘将 皇」から届きました

まつりバカとよく言われますが私も含めこの人たちは一年中祭りの話や段取りに動いております、この情熱と勢いが2日間の祭りに集約されて地域の素晴らしい祭りとなるのだと毎年思います。


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間伐材で器

2010-02-18 16:08:27 | 日記
山の間伐材で木彫をしています。
今回は楓(カエデ)の木で大型の器を作ってみました。
直径30cmの丸太を半割りにして皮のほうから彫りました
芯のところに茶色のガラが出てきて周りの白い部分とのコントラストがいい感じです


   
  
柔らかで温かみのある手作りの感じを出す為に丸ノミで彫ったままにしました 。
とても硬い木でノミがすぐに切れなくなり、
ノミを何回も研ぎながら仕上げていきました                              




               

大きさは30cm以上ある大き目の器ですがカエデのやさしい色と滑らかな木肌の感触がありとても手触りの良い器に仕上がりました
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梅ノ木の器 2

2010-02-17 09:48:47 | 日記
梅ノ木で器を作りました。
枝分かれした部分を半割りにして皮のほうから彫り、木のそのままの形で仕上げますので彫っている自分もどんな形に仕上がるのかわかりません。
二度と同じものは出来ない面白さがあります




  
  
      シラタの部分と赤みの部分の色合いが感じよく出てきました。




               

梅ノ木は硬くて欠けやすく木の目も乱れているので彫るのに苦労しますが出来上がりの手ざわりは重くて重量感があり、木のぬくもりが感じられる作品に仕上がりました



  
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親父とお袋の作品

2010-02-16 18:05:47 | 日記
人は還暦を過ぎると第2の人生と言われて自分が本来進みたかった道を探します
しかしそれはなかなか見つからないものです。
そんな思いで親父とお袋の作品をあらためて見て見ると感じるものがあります。             



             

これは親父の作品で神奈川県展に入選した作品ですが「至誠」・・中国の孟子の「至誠にして動かざる者いまだこれあらざるなり」の語によるもので、すべてのことに対して、誠実に対処すると言う意味です。
親父の人生が見えるような気がします。




             

これはお袋が還暦を過ぎてから作った作品です
好きなひまわりをじっと見続け一つ一つ和紙をちぎって何枚も重ね合わせて作り上げた大作です。
近くでよく見ると花びら一つ一つが薄い和紙を何枚も重ねて作られています。
たぶん自分自身の時間を何ヶ月もかけて仕上げたものだと思います。




             


これもお袋が還暦を過ぎてから作った作品です。
「赤富士を西に向けて飾ると幸運を呼ぶ」のだとの思いから赤富士の作品をたくさん作り、身内は勿論お世話になった人たちに差し上げています。
「人の為つくせる時のありがたさ」がお袋の思いなのか・・・



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梅ノ木で器 1

2010-02-15 19:55:38 | 日記
梅ノ木の枝分かれした部分を半割りにして器を作りました。
枝分かれした部分は木目が乱れていてノミを入れる方向に苦労しますが
出来上がりは木目が綺麗に出て美しい仕上りと成ります。
シラタと赤み部分に腐り部分も出ておもしろい器になりました



   
 
梅ノ木は硬くて彫りずらい木ですが磨きこむといい艶が出てきて手ざわりも良い器になります。



              

梅ノ木の皮のごつごつとしたところを残して中を丁寧に磨きこんだので梅ノ木の感じが良く出て形も面白く仕上がりました。




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