「誇」-URAWA REDS-
共に…
 



J2リーグ戦で幾度か足を伸ばしている敷島公園。
駐車場の場所も、サッカー・ラグビー場の位置も「勝手知ったる」がいい気分。
“天気も何とかなりそうだし・・・”
薄い灰色の空。
ポンチョは勿論、家に置いて来た。
(浦和は晴れてたの・・・)
“傘も、面倒だから置いて行こう”

メインスタンドはほぼ、大入り。
早速、草津側にご挨拶。
“あ、コールリーダー違いますね”
“そう、今日は違うんですよ”
こんな会話を交わせるようになった僕。
「草津色」に染まらないようにしなきゃ。

ユースの子たちと、赤星、祐也、西澤くんたち「これからの若手選手」
の混合チームで挑む浦和。
U-23チームではなく、「サテライト」な選手たちで臨む草津。
“後藤涼って昨日(水戸戦)出てないんですか?”
“連れてって貰えなかったんですよ”
“山崎渡はリザーブ・・・”
“佐藤正美、出ますよ”
“マッスルだ、マッスル!”
すっかり詳しくなった「草津事情」。

ウチの子たちは巧くて落ち着いている、ように見えた。
“26番って、誰だっけ?”
“ユウヤだよ”
“27番は?”
“ヨ・シ・ヤ!”
どうも今年の番号を覚えきれない。

“ユースの子たちもレギュラークラスはJヴィレッジに行ってるんでしょ!?”
クラブユース選手権と日程が重なったサテライト戦。
馴染みの薄い子たちもピッチで奮闘していた。

“ん?雨だね”
“あ、粒がデカくなってきたよ”
“やばい、もう無理!!”
堪りかねてコンコースに避難。

前半終了、0-0だった、らしい。

後半が始まる時間になっても、草津サポーターの声が聞こえてこない。
ますます激しさを増す雨、雷鳴。
“後半開始、遅らせるんだってさ”
階下の本部から関係者が説明していた。

屋根のある席に移動して唖然。
“す、スゲーっ!”
芝生は一面水溜り、済南のスモッグのように煙る背景。
“マンチェスター、思い出すね”
“ヤなこと言うねぇ”

試合中止。
屋根下に居ても吹き込む風雨に晒される。
帰るのもままならぬまま、暫し呆然。
“洗車する手間は省けたかな”
“そんなことないんじゃない!?”

敷島に来る機会が増えたということ、だね。
“そうそう!!”

17時半。
予定通りなら試合が終わる頃、少しだけ治まった雨。
“さぁ、帰って飲むか!”
関越道には、それすら叶わぬほどの大雨と渋滞が待っていたなんて・・・。

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