眠れない夜になった。
照明が落ちるまで、スタンドから動けなかった。
現実を受け止めることが、難しかった。
あの5試合を経験したからだろうか、
怖くて堪らない。
その先にあることが、不安でならない。
“勝っても嬉しくない”
灰色に塗られた1年だった。
もう二度と繰り返してはいけないと
誓ってから12年。
あの苦しみは、耐え難いものだったんだ。
もう、あんなことは嫌だ…
指先が、足先が、心が竦んでしまっている。
置かれた状況は、99年よりも厳しい。
誰もが焦りを覚える状況に追い込まれた。
あと5試合しかないと、煽っていくのか
あと5試合あると、信じて戦い続けるのか。
感じ方、考え方はそれぞれだと思う。
今、大切なことは、
誰かのせいにしないこと。
スタジアムで、選手たちを勇気づけること。
まだ終わった訳じゃない。
| Trackback ( 0 )
|
それでも、J2時代の一番の思い出を一言で語れば「どこまで行っても試合がある」ということです。代表の中断期間がなく、毎週末確実に試合がやってくるという展開には、どんなチームも次第にコンディションが落ちてきてひどい試合をする週があります。11月になるとまだ試合があるのかと、早く上がってくれと思った記憶です。
「一度落ちた方が」などという意見があると、悲しくなります。
設備の整わない地方会場での試合、しかも日曜日。
経験しなくて済むならしない方がいいに決まってます。
当時よりJ2のレベルも上がっています。
継続した強化よりも「復帰」を優先しなければなりませんから、未来が開けません。
中断期間のない連戦、一度調子を落とすとなかなか立て直せません。それでウチは苦労しましたよね。
こんなことをエントリーしなくて済むように、
残り5試合、必死で戦います。