ユメを語るには

ユメだけじゃ、マンマは食えないけれど、
分不相応な贅は、結果を出してから味わえばいい。
なんてね。
契約交渉の中身は報道で知るだけだけれど、
順風満帆ではないようだね。

大山くん。

日立台で２種登録選手としてＪ１リーグ戦デビュー。
右ウイングとして将来を渇望される活躍を魅せてくれたね。
「これで暢久の後は彼なのかな」と。
ところがプロ１、２年目はウチの絶頂期。
トップでの出番はなく、サテライトでも
「あれ？」
と思うようなプレーもあったりして。
３年目には愛媛ＦＣにレンタル移籍。
そこで近藤くんとともにほぼ全試合出場。
「さすがウチのユース上がりはボール扱いが巧いね」
と唸らせるシーンもあったよね。

４年目。
ウチには復帰せず、
Ｊ１昇格を目指す湘南に再度レンタル移籍。
序盤戦はスタメン出場を果たすも、
クールが進むに従い出番を失ってしまい…。
「ユース時代の大山くんを知る菅野監督だから、起用法にブレはないはず」
ということはやはり実力がまだ付いていないのかな。
と思っていたんだ。
結局今シーズンの出場は１６試合止まり。

ウチに帰ってくるのかな、
それとも再レンタルなのかな。
と気を揉んでいたらね。
望月監督の元に完全移籍とはね。
２２歳。
少しでも多く試合に出られるように。
少しでも長くプロとしてやっていけるように。

ウチも来年はＡＣＬがないからね、
今年よりＪ２観戦に行く機会は増えるかもな。