先日図書館で借りた「ファーストクラスの心配り」。
接客時の心得として、心に留めておきたいと思ったことを自分用のメモとして。
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①「○○さま」。親しみを込めて名前で呼ぶ。(by name)
スポットカンバセーション お客様の気持ちに合わせて人間としての反応を示す。
②笑顔で接する。初期段階での好感度が高いとお客様が寛大になりクレームが減る。
アイスブレーキング。お客様の緊張や警戒心を解きほぐす。「こんにちは。」「お待たせしました!」
③KISS(Keep It Short and Simle) 「着席してください」→「お座りください」和語中心で話す。
④LEADERとは。
Listen 部下たちの話をじっくり聞く。
Educate 教えて育てる
Assist しっかり支援する
Discuss 目的のために話し合う。「なぜできないか」→「どうすればできるか」
Evaluate 評価する
Review 復習反省し、褒めて力を倍加する。
⑤最高のおもてなしにはenpowerment(権限移譲)が不可欠。
⑥パッション(熱意)、ミッション(使命感)、ハイテンション(気分高揚)
⑦インプロヴィゼーション 即興での対応が求められる時代
⑧柔軟な頭で「どうしたらできるか」を考える。
細川護煕元首相が熊本県知事だったときの話。
昭和天皇をどう歓迎したらよいか県庁職員が企画を出し合ったが時間内で結論がでなかった。
ある職員が幼稚園に子供を迎えに行ったあと再び会議に参加しようとしたところ子供が言った。「道の両側をお花で飾ればいい」。
子供の無邪気な言葉に、何キロもある沿道を花で一杯にする予算はないと大人たちは大笑いした。
それをみた細川氏
「なぜできないかではなく、どうすればできるかを考えるように」と一喝、そこからすべてがスタートした。
各家庭で花を育ててもらい自分の鉢を持ち寄って大勢の人たちが沿道に並んだ。
阿蘇山まで続く花いっぱいに飾られた沿道で手を振る人々に天皇陛下は深く感動されたという。
⑨命令形を使わない。「お待ちください」→「少々お時間を頂戴できますでしょうか」
「知らない」「できない」を言わない対応。あらゆる代替を考えてイエスの論理で対応する。
「しかし」はNGワード。
⑩SOS
S 「すごいですね」「素晴らしいですね」「すてきですね」
O 「驚きました」「面白いですね」
S 「さすがですね」「最高ですね」
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正月休みを利用して3年ぶりに帰省した旧友と飲みながら、小樽の接客の話しになった。
九州では「○○さん、九州によく来てくれました。そっちの店に行くんですか。時間があったらこっちの店にも後で寄ってってくださいよ。」
みんな笑顔で愛想よく人懐っこい態度で接してくるのに対して、
小樽の店では一様に
「あ、あれ○○だ。」
と遠巻きにヒソヒソと話しているだけで、とてもカンジが悪いのだという。
観光都市を標榜している故郷の小樽がそんな体たらくであるのは、小樽市が本気になっていないからに他ならないと持ち前の持論を熱く展開する彼。
本質をついた言葉に一切反論ができなかった自分が悲しい。
上京した際にゆく先々で接遇が行き届いていることに感心し、小樽でのそれとは大きな隔たりを感じるのは、自分の経験から言っても間違いのないこと。
「北海道は(小樽は)自然は一流、施設は二流、料理は三流、サービス四流、関係者の意識は五流」
そんな声が聞かれるのも残念ながら周知の事実。
観光都市宣言から早7年。
遅きに失しているという彼に言わせれば、今が本気で取り組むラストチャンスなのだろう。
接客時の心得として、心に留めておきたいと思ったことを自分用のメモとして。
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①「○○さま」。親しみを込めて名前で呼ぶ。(by name)
スポットカンバセーション お客様の気持ちに合わせて人間としての反応を示す。
②笑顔で接する。初期段階での好感度が高いとお客様が寛大になりクレームが減る。
アイスブレーキング。お客様の緊張や警戒心を解きほぐす。「こんにちは。」「お待たせしました!」
③KISS(Keep It Short and Simle) 「着席してください」→「お座りください」和語中心で話す。
④LEADERとは。
Listen 部下たちの話をじっくり聞く。
Educate 教えて育てる
Assist しっかり支援する
Discuss 目的のために話し合う。「なぜできないか」→「どうすればできるか」
Evaluate 評価する
Review 復習反省し、褒めて力を倍加する。
⑤最高のおもてなしにはenpowerment(権限移譲)が不可欠。
⑥パッション(熱意)、ミッション(使命感)、ハイテンション(気分高揚)
⑦インプロヴィゼーション 即興での対応が求められる時代
⑧柔軟な頭で「どうしたらできるか」を考える。
細川護煕元首相が熊本県知事だったときの話。
昭和天皇をどう歓迎したらよいか県庁職員が企画を出し合ったが時間内で結論がでなかった。
ある職員が幼稚園に子供を迎えに行ったあと再び会議に参加しようとしたところ子供が言った。「道の両側をお花で飾ればいい」。
子供の無邪気な言葉に、何キロもある沿道を花で一杯にする予算はないと大人たちは大笑いした。
それをみた細川氏
「なぜできないかではなく、どうすればできるかを考えるように」と一喝、そこからすべてがスタートした。
各家庭で花を育ててもらい自分の鉢を持ち寄って大勢の人たちが沿道に並んだ。
阿蘇山まで続く花いっぱいに飾られた沿道で手を振る人々に天皇陛下は深く感動されたという。
⑨命令形を使わない。「お待ちください」→「少々お時間を頂戴できますでしょうか」
「知らない」「できない」を言わない対応。あらゆる代替を考えてイエスの論理で対応する。
「しかし」はNGワード。
⑩SOS
S 「すごいですね」「素晴らしいですね」「すてきですね」
O 「驚きました」「面白いですね」
S 「さすがですね」「最高ですね」
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正月休みを利用して3年ぶりに帰省した旧友と飲みながら、小樽の接客の話しになった。
九州では「○○さん、九州によく来てくれました。そっちの店に行くんですか。時間があったらこっちの店にも後で寄ってってくださいよ。」
みんな笑顔で愛想よく人懐っこい態度で接してくるのに対して、
小樽の店では一様に
「あ、あれ○○だ。」
と遠巻きにヒソヒソと話しているだけで、とてもカンジが悪いのだという。
観光都市を標榜している故郷の小樽がそんな体たらくであるのは、小樽市が本気になっていないからに他ならないと持ち前の持論を熱く展開する彼。
本質をついた言葉に一切反論ができなかった自分が悲しい。
上京した際にゆく先々で接遇が行き届いていることに感心し、小樽でのそれとは大きな隔たりを感じるのは、自分の経験から言っても間違いのないこと。
「北海道は(小樽は)自然は一流、施設は二流、料理は三流、サービス四流、関係者の意識は五流」
そんな声が聞かれるのも残念ながら周知の事実。
観光都市宣言から早7年。
遅きに失しているという彼に言わせれば、今が本気で取り組むラストチャンスなのだろう。