文章コンテスト 孫と祖母対決

夏休み中の今日一日を一緒に過ごしていたたかばあと文章コンテストをしたという。
お題を考えてそれに対してそれぞれ文章を書くのだそう。

仕事から遅くに帰宅すると遥が読んで聞かせてくれた。






お題は「虫」なんだ。へえー。なかなか上手な文章を書くようになったね。
でもこの考え本当？悟りの境地すぎないかい
たかばあのも面白いね。


「葵のはないの？」と聞くと、葵も最初は考えていたけれど、うまく書けずにふてくされて途中で書くのをやめたという。

それを遥から聞きながら

「まったく、らしいな。」

と葵に目をやると、一心不乱にDSをやり続けていた。

あれはたぶん聞こえていたと思う。