小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

今春10周年を迎えた国際教養大学

2014-08-01 22:13:05 | インポート
先日ある新聞に掲載されていた「10周年を迎えた国際教養大学」という記事を興味深く読みました。

秋田県という地方に立地しながら、時代を先駆けた全国区の大学として知られる国際教養大学も開学から早10年か。光陰矢のごとし。

以下、自分用のメモ
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①「インターナショナル・リベラルアーツ」の修得をミッションに掲げ、1年間の海外留学を義務付ける。
「留学という経験に勝る教師はいない」

②全ての授業が英語、少人数で展開されている。
少人数かつ双方向型授業、さまざまな生活支援を通じて学生と教職員が厚い信頼関係を築く。

③英語で学ぶための英語力の養成に向け、入学と同時にTOEFL ITPを受験し、それぞれの英語力に応じた英語集中プログラムを受講する。「リーディング」「ライティング」「リスニングとスピーキング」「コンピュータベーシック」(授業のために使えるIT能力育成)などが主な学習内容。授業で宿題の範囲すらも理解できなかった学生が、留学生たちとのディスカッションをできるまでになる。毎日の英語漬けの環境が学生たちを鍛えていく。

④大学の立地は秋田空港から車で約10分。自然環境に恵まれるが周囲にコンビニや民家はない。
全国各地から入学してくる新入生には1年間の学生寮での生活が義務付けられ、2年次以降も学内の宿舎で暮らす学生が多く、学内居住率は9割に及ぶ。
必然的に学内で過ごす時間が長くなるため、そうしたライフスタイルに対応した学習環境も充実している。



⑤秋田杉を使った開放感溢れる図書館は24時間365日開館。蔵書7万冊のうち、洋書が7割を占める。図書館での学習課題は学生たちの日課。コンピュータ室も24時間自由に利用可能。

⑥26カ国からの留学生は学生全体の2割を占め多文化からの刺激には事欠かない。クラブ、サークルは約50あり、複数サークルを掛け持つ学生も少なくない。

⑦教員採用は3年間の任期制。専任教員の6割が外国人教員。

⑧国公立で最も高い授業料(69万6千円)であるが、留学先大学の授業料は免除され、学内奨学金制度など経済的支援も充実している。

⑨就職率100%。
「英語ができるだけで採用するほど企業は甘くない。ディスカッションやグループワークで発揮できる力や調整能力など人間力をみている」

⑩文科省の補助金を受けながら、日米協働課題解決型学習やグローバルリーダー人材育成のための学修支援に取り組んでいる。

公立大学法人 国際教養大学 | Akita International University
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遥と葵のような温室育ちは、こういうところで鍛えられるべきなのだろうな