菅首相が、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面停止要請…これにはびっくりしました。斬られ与三郎状態の菅さんにまだ余力が残っていた!
四面楚歌の菅さんの他に、何とも危うい人が浮上してきました。
私は、「富士山は誰のもの?」という小論文(早い話がブログ…)を書いたことがあります。そこで問題にしたのは、静岡県の「富士山の日条例」。
○ 山梨県と連絡を取らずに成立させてしまったところがおかしい。
○ 2月23日に行われた、「富士見の式典」の日を休校にするよう学校へ通達したのがおかしい。
○ 「富士見の式典」で行われたパネルディスカッションのパネリストに、川勝平太静岡県知事がいた。これはおかしくはないが、川勝知事は、「富士山の日条例関係の総責任者」…ひょっとして、出たがり?
浜岡原発の全面停止に関わり、「だいじょうぶかぁ?」と、周囲を心配させているのが、「富士山の日条例男」の川勝平太静岡県知事。発言をずっとチェックしてきたのですが、「ブレ」というより、ものの見事な朝令暮改。朝令暮改って「ブレ」じゃないのかって?違うと思いますよ。「ブレル」は、ラ行下一段活用(これ懐かしいでしょう)。あれこれ揺れ動くことです。川勝さんの場合、あれこれではなく、一直線に正反対の発言になっております。
「困っている人を助けることが必要だ。(浜岡原発を)止めたら、助けに行くことができない。ですから、今、止めることはできない(3月22日)」…これ、どういう意味?「原発を止めない」ということであることは確かです。
「(早期再開の方針を説明する水野明久・中部電力社長に対し)決断をすれば尊重したい(3月24日)」…こ、これは、運転再開を容認する発言ですよ。
「3号機は、津波対策を万全にしない限り運転再開は難しい(3月30日)」…対策を講じれば、3号機の再開はOKととれる発言ですね。
「より安全な方向に、今まで以上に思い切って踏み込んでいく姿勢を中部電力でも考えていただきたい(4月12日)」…あれあれ、中部電力の方針を支持するんじゃなかったの?
「3号機を動かす論理を立てることすら難しい。だれもが安全だということがない限り、3号機の再開は難しい(4月25日)」…出ました!NO!デスネ。
「ソフト面、ハード面、いずれにおいても東日本大震災を受けての対応はできていない。今の状況で(3号機の)7月再開は極めて厳しい(4月28日)」…ハイハイ、極めて厳しくNO!デスネ。
「津波対策は付け焼き刃、極めて不十分。国の指針をクリアしても、すぐには3号機は動かさない。3号機が動けないとなると、4号機、5号機も動かすのは難しい。このままで行くと自然死する(5月5日)」…3月の発言の正反対のことを言っています!
「安全性確保に対する地元の要望を最優先した菅首相と海江田経産相のご英断に敬意を表する(5月6日)」…この発言が、もっともおかしい。「地元の要望が全面停止要請」だったの?「地元=知事」ではないのか?知事は、「中部電力が再開を決断すれば支持する」と言った。全面停止なのか原発再開なのか?どっちなんだーっ!
そ、そ、そしてとどめのセリフ…「中部電力が首相の全面停止要請を受け入れたことは、日本のエネルギー政策史上、歴史に残る決断。敬服した」…もうバカバカしくて、ツッコミ入れるのヤーメタ!
四面楚歌の菅さんの他に、何とも危うい人が浮上してきました。
私は、「富士山は誰のもの?」という小論文(早い話がブログ…)を書いたことがあります。そこで問題にしたのは、静岡県の「富士山の日条例」。
○ 山梨県と連絡を取らずに成立させてしまったところがおかしい。
○ 2月23日に行われた、「富士見の式典」の日を休校にするよう学校へ通達したのがおかしい。
○ 「富士見の式典」で行われたパネルディスカッションのパネリストに、川勝平太静岡県知事がいた。これはおかしくはないが、川勝知事は、「富士山の日条例関係の総責任者」…ひょっとして、出たがり?
浜岡原発の全面停止に関わり、「だいじょうぶかぁ?」と、周囲を心配させているのが、「富士山の日条例男」の川勝平太静岡県知事。発言をずっとチェックしてきたのですが、「ブレ」というより、ものの見事な朝令暮改。朝令暮改って「ブレ」じゃないのかって?違うと思いますよ。「ブレル」は、ラ行下一段活用(これ懐かしいでしょう)。あれこれ揺れ動くことです。川勝さんの場合、あれこれではなく、一直線に正反対の発言になっております。
「困っている人を助けることが必要だ。(浜岡原発を)止めたら、助けに行くことができない。ですから、今、止めることはできない(3月22日)」…これ、どういう意味?「原発を止めない」ということであることは確かです。
「(早期再開の方針を説明する水野明久・中部電力社長に対し)決断をすれば尊重したい(3月24日)」…こ、これは、運転再開を容認する発言ですよ。
「3号機は、津波対策を万全にしない限り運転再開は難しい(3月30日)」…対策を講じれば、3号機の再開はOKととれる発言ですね。
「より安全な方向に、今まで以上に思い切って踏み込んでいく姿勢を中部電力でも考えていただきたい(4月12日)」…あれあれ、中部電力の方針を支持するんじゃなかったの?
「3号機を動かす論理を立てることすら難しい。だれもが安全だということがない限り、3号機の再開は難しい(4月25日)」…出ました!NO!デスネ。
「ソフト面、ハード面、いずれにおいても東日本大震災を受けての対応はできていない。今の状況で(3号機の)7月再開は極めて厳しい(4月28日)」…ハイハイ、極めて厳しくNO!デスネ。
「津波対策は付け焼き刃、極めて不十分。国の指針をクリアしても、すぐには3号機は動かさない。3号機が動けないとなると、4号機、5号機も動かすのは難しい。このままで行くと自然死する(5月5日)」…3月の発言の正反対のことを言っています!
「安全性確保に対する地元の要望を最優先した菅首相と海江田経産相のご英断に敬意を表する(5月6日)」…この発言が、もっともおかしい。「地元の要望が全面停止要請」だったの?「地元=知事」ではないのか?知事は、「中部電力が再開を決断すれば支持する」と言った。全面停止なのか原発再開なのか?どっちなんだーっ!
そ、そ、そしてとどめのセリフ…「中部電力が首相の全面停止要請を受け入れたことは、日本のエネルギー政策史上、歴史に残る決断。敬服した」…もうバカバカしくて、ツッコミ入れるのヤーメタ!