おりおん日記

電車に揺られて、会社への往き帰りの読書日記 & ミーハー文楽鑑賞記

「かるわざ小蝶」 米村圭吾

2008年04月27日 | や行の作家
「かるわざ小蝶」 米村圭吾著 幻冬舎文庫 (08/04/26 途中棄権)

 「赤旗か?」-と突っ込み入れたくなりました。思想信条、支持政党にケチを付けようなんていうつもりは一切、ございません。でも、赤旗の“ですます調”のニュース記事って、なんか、背中に蕁麻疹が出そうになるんです。「かるわざ小蝶」も“ですます調”で、蕁麻疹出そう…。

 表紙は漫画チックだし、帯には「お江戸版チャーリーズエンジェル」みたいなコピーが書いてあって、飛ぶように読み進められる、気分転換にピッタリのか~るいストーリーをイメージしていたのに、全く、裏切られました。とにかく読むのが疲れる。たとえて言うならば、可愛いこぶっている女が媚びた声でわざとトロトロしゃべっているのを聞かされているような文章なのです。

一週間ほど前に、朝の東海道線30分でたった20ページしか読み進めず。帰りの東海道線も2-3ページ読んだところで沈没。その後、カバンに入れておいても、どうしても、別の本を手にとってしまい読む気力が沸かず…。本日、勇気を出して(?)続きを読み始めましたが、やっぱりダメでした。100ページにも到達せずして途中棄権するのはちょっと心が痛みましたが、とにかく、文章にイライラしてストーリーが頭に入ってこないのです。ホントは、すっごく、面白いお話だったりして。まあ、相性ってありますよね。ごめんなさい。合掌。


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