十六ささげの味噌和え

「十六ささげ」　をたくさんいただきました。

さやの中の豆が１６個あることから、この名が付いたそうです。 主に愛知県や岐阜県で栽培されているとか。。。 とっても長くて、５０センチぐらいありました。

茹でると、緑が鮮やかでおいしそうな色になります。

今夜は、味噌和えにしました。

全部は食べきれないので、茹でたものを冷凍しておきます。

もう一品足りないな。。。という時に、胡麻和えにしたり、煮物にしたり。。。

33個めの石

はっと、気づかせてくれる。。。

少しだけ、ものの見方が変わる。。。そんな本です。

タイトルの３３個めの石とは。。。

2007年、米国の大学で、学生による銃乱射事件が起き、

３２人の学生たちが殺された。そして、犯人の学生は自殺した。

被害者の追悼集会がキャンパス内で行われ、

そこには、死亡した学生の数と同じ３3個の石が置かれ、花が供えられた。

そう。。。。殺された学生３２と犯人の学生で３３ということなのだ。

著者は、この考え方に大きな救いを感じたという。

そして、２００５年、ＪＲ福知山線の脱線事故では、死者１０７人を出した。

しかし、慰霊の対象は１０６人だけだった。

そう、ここでは、事故の原因となった運転手は含まれなかったのである。。。

（この話には後日談があるのですが。。。）

これは、国民性の違いであるかもしれないが、

人間がこの世に存在したことの価値は、

誰によっても否定されるべきではないのではないか。。。と語る。

他にも、自殺について、「君が代」起立について、差別と偏見についてなど、

さまざまなことについて、興味深く語られていて、面白いです。

哲学者にありがちな、偏屈さも、それはそれでなかなか楽しい。

33個めの石 傷ついた現代のための哲学

森岡 正博

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私の満足度★★★★☆