「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」読みました。
すごく話題になった本で、誰もが「泣ける!」と絶賛。
そう言われて、期待しすぎて、ガックリ来たことが何度もあるので、
ちょっとためらいつつも、ページをめくる。。。
3分の1ほど読みすすめてみたけれど、
「ボク」の生活が淡々と描かれて行くだけで、これといった事件もなし、
ん?。。。これは、ちょっと退屈かも。。。
この本は、図書館で借りたのではなく、弟にもらったので、
返却期限も気にすることがないから、
のんびり読もうと思ってたのですが。。。
あぁ。。。なんてことでしょう。。。
30を過ぎたボクが、
田舎でひとり生きてきたオカンを東京に呼び寄せ、
一緒に暮らし始めた頃から。。。
ずるずると引き込まれて。。。
号泣!!
「オカン」の素朴さと、周りの人の温かさに。。。
そして、「ボク」の「オカン」を思う気持ちに。。。
熱いものが、胸の底から、こみ上げてくるのです。
切なくて、胸が締め付けられて。。。
もう、ティッシュでは間に合わないくらい、涙が止まりませんでした。
ええ、もう、ほんと!おすすめの1冊です!
11月にドラマ化されて放映されるそうなので、楽しみ。