試写会に行ってきました。 嵐の夜に雨宿りに入った山小屋で出会った、山羊のメイと狼のガブの友情の物語。ベストセラーの絵本が原作なので、(と言っても、読んでないのだけど・・・)すごく楽しみにしてた。
でも・・・なんか、想像してたのと違うのよね・・・。まずは、メイの声が顔に似合わず、おっとりしすぎ、というか、可愛くない。2匹の会話も、他人行儀過ぎる。狼が使う「・・・でがんす」と言う語尾は、絵本の中でも、そうなってるのかなぁ。。。
それに、2匹の間には上下関係を感じちゃう。人間世界で言うなら(私が、勝手に、作り上げたイメージ)ガブがちょっと弱気で人のいい、ヤクザの下っ端で、メイは世間知らずの、お坊ちゃまタイプの美少年という感じ。ガブがメイを慕い、守ってるようにも思える。
てっきり、10代の少年の友情を描いたものだと思ってたのだけど、見てると、なんだか、大人の同性愛を描いてたりするのかな?とも・・・森の風景も、目新しくなくて、物語の展開もゆったりしてて、ついつい、途中で、寝ちゃいそうになっちゃった。などと、ブーブーけなしつつも、最後では、うるっ。。。と来てしまって(あぁ。。。しょうがないわねー、やっぱり、こうなっちゃうのよね)まっ、ちょっと期待してたのとは違ったけど、良しとしとこう。
あ、最後にひとつ、メイがお尻をぷりぷり振って歩く後姿が、なんとも、可愛くて、色っぽくて、おいしそうだった。あのシーン、もう1度見たかったりして。。。