温泉クンの旅日記

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ひまわりよ

2012-07-27 | 俳句、なぁーんちゃって
  <ひまわりよ>
 
 ひまわりの花を好きになったのは、映画「ひまわり」を観てからのことだ。
 広いひまわり畑のようにいっぱいあればあるほどいい。



 映画の出だしの荒筋だけ書いてみる。

 ジョバンナ(ソフィア・ローレン)とアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は出会ってすぐに恋に落ち、結婚する。そこへ第二次世界大戦が勃発し、アントニオは狂人を装って徴兵から免れようとする。しかしバレてしまい戦争へと駆り出される。
 やがて終戦。
 ジョバンナは一途にアントニオを待ち続け、帰還兵たちが戻る駅に夫の写真を持って何度も出向き、やがて同じ部隊にいたという男を見つける。
 その男の話によれば、アントニオはソ連の極寒の雪原で倒れたが、そこを誰かに助けられたのではないかという。
 ジョバンナはアントニオの生存を信じ、単身ソ連へ向かう・・・。


  向日葵よ ただひたむきに ひとすじに





 旅先でひまわり畑などをみつけると、車を止めてしばらくみとれてしまう。

 映画で使われたヘンリー・マンシーニの曲が、まず頭のなかに静かに流れだす。
 「ひまわり」のシーンのあれこれを鮮やかに思いだし、時を忘れてしまう。
    卵いっぱいの玉子焼、雪原の行軍、ワインとパンと母、駅と夫の写真、
    ひまわり畑と列車、駅のホーム、毛皮の帽子、靴、名前・・・
(頭のなかで、主題曲、盛りあがる・・・)

 映画の筋とか場面とかいっぱい書きたいのだがやめておく。映画をぜひみて欲しい。
 映画の画面を覆いつくすひまわり畑だが、設定はソ連であるが実際にはスペインでのロケだそうだ。

 心に残る名画である。



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