6Z-P1ミニワッターとか

300Bシングルアンプを製作中なのにもう次期真空管アンプのことを考えている。
それは前から使ってみたかった6Z-P1だ。6Z-P1というとれっきとした日本独自
のタマで、5球スーパー(トランス式)に使われていたからラジオ球として馴染み
のある人が多いだろう。
ST-12のかわいいタマで松下のは銀色のプレートが映える。私はこの形が好きだ。
ヒーターは6.3V0.35Aと6V6GTの6.3V0.45A並みなのに、点灯させてみたらあまり
お線香が灯っているようすが見えないのが残念かな。
このタマを3結にしてミニワッターを作ってみたら良さそうだ。検索してみても
6Z-P1ミニワッターの作例が見つからない。キーワードが良くないのかも。
私はEL32とか42などの5極管の3結が自分好みの音を出すことがわかっている。
だから6Z-P1も相性が良いかもしれない。
3結のrpが5kΩ弱あるのでパラレルフィードはどうかなあ。CH-3030ZとKA-8-54P2
の組み合わせで8kΩないし4kΩのロードラインを引いてみたら出力は0.5W弱と
なった。拙宅のニアフィールド聴取環境ではうるさいくらいの出力だ。