おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

6AR5シングルアンプの歪率

2023年05月17日 | 真空管アンプ
6AR5シングルアンプの歪率は0.1Wで1%前後と高い。
そこで電圧増幅段と出力段で歪みの打ち消しができないか試してみた。
6AU6のスクリーングリッド電圧を上げて192Vにしたら歪率は1.2%に
増えた。逆に下げて106Vにしたら0.7%に減った。スクリーングリッド
電圧を変えても歪率は殆ど一緒だった。
次にプレート抵抗100kΩを変えたらどうなるか。プレート抵抗を減らす
ほど歪みも少なくなる。28kΩまで減らしたら歪率は0.26%になった。
ただ利得が3.6倍と、現状の7倍に対し半分になってしまった。
これではボリュームをかなり上げないといけない。
これから言えるのは、6AU6の電圧増幅段の歪みが多く、6AR5の出力段
で歪みの打ち消しができていないということかな?
まあ、現状のまま行くしかないな。
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2 コメント

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Unknown (Cheap Chic Audio)
2023-05-22 15:41:38
6AU6のRpを28 kΩの場合利得が低いならNFBを外すという案は如何?それではDFが低いから物足らないでしょうか?もしNFBが前提なら、6AU6のRpだけ下げるとG2(SG)電圧も下がってしまうので、Rg2も68~75 kΩ位まで下げてバイアスを浅くして電流をガンガン流してGmを高く保つと利得も稼げると思います。
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Re: Unknown (おんにょ)
2023-05-22 18:10:50
Cheap Chic Audioさんこんにちは。
利得が減るということはNFB抵抗値を変えなければNFB量も減ることを意味します。
DFは4.0から2.4まで低下してしまいました。
この状態でNFBをやめると更にDFが下がります。
おそらく実用レベルにはならないでしょう。
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