おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

送信管信仰

2021年05月25日 | 真空管アンプ
送信管をA1級でドライブするにはプレート電圧が高圧になり、出力を得る
ためにはOPTの1次インピーダンスが高くなる。送信管のrpは大抵高いので、
OPTの1次インダクタンスが多く必要。OPTの高域管理が難しく高価になる。
私はグリッドをプラスまで振るA2級をお薦めする。送信管なら大抵特性図に
グリッドをプラスに振った曲線が描かれている。すなわちプラスで使っても
良いですよ、ということ。
それなら1次インピーダンスは低くて済むし、プレート電圧が500Vを超えない
で設計できるし、例えばカソードチョークドライブなら安価なチョークコイル
が使える。
送信管は高圧をかけてこそ真価が発揮されるという人は、送信管をオーディオ
帯域で使うことに関して矛盾を感じないのだろうか。
コメント
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