世の中にはある理論を頑なに信じてそれを押し通そうとする人がいる。
真空管アンプの高域設計でボード線図を示して位相余裕を確認する。
ところが実際には出力トランスの高域特性にピークやディップがあるし、
配線の線間容量や対GND容量で周波数特性が変化してしまう。
やってみると理論通りにはいかないことがわかるのだが、それを理論に
取り込んでいったら設計できない。
理解不能な現象にあたると理論化できずに頓挫してしまうに違いない。
これを私は「手足を動かさずにアタマだけ使っている人」と思っている。
真空管アンプの高域設計でボード線図を示して位相余裕を確認する。
ところが実際には出力トランスの高域特性にピークやディップがあるし、
配線の線間容量や対GND容量で周波数特性が変化してしまう。
やってみると理論通りにはいかないことがわかるのだが、それを理論に
取り込んでいったら設計できない。
理解不能な現象にあたると理論化できずに頓挫してしまうに違いない。
これを私は「手足を動かさずにアタマだけ使っている人」と思っている。