風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

311に寄せて

2013-03-12 05:15:53 | つぶやき
                       

今日(3月11日)、氏神様を参拝してきました。
この氏神様の御神木は、二股に分かれた杉の木なんです。さらにはその二股杉の前に、まるで二股杉を守るかのように二本の杉の木が屹立している。まことに見事な並びです。

ところが今日、その二股杉の片側が折れていました。おそらくは前日(3月10日)の強風によるものでしょう。

実はこの杉に以前、雷が落ちたことがあったんです。にもかかわらず、折れることなく立っていた。なんと強い杉かと思われていたのですが、おそらくはこの雷によって相当弱っていたものと思われ、それが強風を受けてついに倒れたものでしょう。

311の前日の強風。あれはある種の“祓い”の風だったのかもしれない。この風に乗って、御神木の魂は去って行ったのだろうか。その意味は、善きにつけ悪しきにつけ、新しきことの始まりを告げるもの?

いずれにせよ、

感謝を捧ぐのみ。

来たりて去りゆくすべての魂に、

感謝を。

最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様です。 (よしの@)
2013-03-12 08:44:09
薫風亭さん、?いつもと違い、聴き手の思考を揺さぶりますね。いろいろが、頭をよぎります。茂樹、刺激は成長と確認になりますです。実家の近くの神社は、数年前に枯れ、二年前に造園業者にお願いして、片付けました。直径が1メートルはありました。とても、残念に思いました。それも、三本です。友達の近くの神社も同じです。?リーマンさんの話しを思い出しました。原因と結果で、今に原因と結果もつくれると、思いました。
その二股枝分かれの杉は、どちらが本線でしたのかな~?同じかな?雷さまにも、風にも、文句言えないし、(-_-;)。だから、今を強く生きるのですね。
お疲れ様です。ありがとう御座います。m(__)m
返信する
祈り (美樹枝)
2013-03-12 11:58:06
白鳥さんの水に浮かぶ姿が愛しいです。 薫風亭にいさん。 あの日のにいさんは何をなさっていて何を思っていたのだろう…?     優しき人は心痛めても感謝の言葉を捧げるのだろう。 強く優しい薫風亭にいさんの内在神様が少しでも安心して頂けますように…   離れた場所からでも尊い魂の皆様の為に祈り、自分に与えられた命を全う致します。 コツコツ淡々と。     神様。 大好きな尊敬する薫風亭にいさんを生かして頂いて ありがとう御座位ます。
返信する
この世 (ツクル)
2013-03-12 13:32:23
御神木自然からの警鐘なんだろうか、沢山の亡くなられた方からこの世の私達を見たら「今」生かされていることは素晴らしいことだ、と言われている気持ちになります。
今、が貴重。
もういいだろう、太陽が毎日昇ってくれているだけで、有り難いことだろう。
人間同士の諍いなんて止めよう。
返信する
Unknown (チェストイケ関ヶ原)
2013-03-12 14:10:38
こんにちは。こちらでははじめましてです。一昨日の風は関西でも相当なものでした。お祓いされたように、その後空気は澄んでました。
まるぞうさんのブログでのコメントを拝見しました。「お役目」という言葉。とても重く感じます。ただ頭を垂れるのみです…。
忘れません。
返信する
心をよせて (koz)
2013-03-12 15:59:39
こんにちは。
まるぞうさんのブログでの薫風亭さんのコメントにとても感動しました。
心より哀悼の意を捧げます。

薫風亭さんのブログに、ずかずかと乱入してきた私…。いつも温かくこたえて下さった薫風亭さん。
いつしか私の心の中で、東北はかけがえのない存在、心の故郷のような気がしています。
日本はひとつなのですね。
そう実感出来るようになったのも、ひとえに薫風亭さんのお蔭です。
数々の失礼をお許し下さい。
これからも応援しています♪
返信する
Unknown (薫風亭)
2013-03-12 16:56:13
有難いなあ…なんだか泣けてきちゃいました。
ホントはお一人お一人に声を掛けるべきなんだけど、感極まっちゃって、なんて言っていいのかわからなくなっちゃった。
よしの@さん、美樹枝さん、ツクルさん、チェストイケ関ヶ原さん、kozさん。皆さん、ありがとう。

ホントにホントに、ありがとう。
返信する
あら (ケロミ)
2013-03-12 22:25:36
涙を拭いてね、兄さん(^_^)
いい男の涙は、たくさんの女性を心配させるからね。
私が今住んでいる場所は海岸を干拓した海抜1~2mの地域です。先代の方達が苦労して土地を干拓して田畑にしました。神社を大切にしている地域でもあります。
東北の海岸沿いの街もみんなそうですね。
毎月11日は長いお線香を焚かせて頂いています。
東北の方々 ありがとう御座位ます
返信する
Unknown (薫風亭)
2013-03-12 23:17:29
ケロミさんも、ホントにありがとう。
返信する

コメントを投稿