風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

染谷信長、面白し!

2020-03-09 12:19:48 | 時代劇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までの信長というと、大体粗野な感じで「オリャー!」とか喚き散らしているイメージが強かった。生の大根を齧りながら、馬に横座りしてる、みたいな。

以前、伊藤英明が信長を演じたときは、本当にただのチンピラみたいで(笑)「こりゃダメだ」と思ったものです。

 

しかし今回の染谷信長は違いますね。港に帰ってきて自ら釣った魚を捌き、切り身にして売る姿に、粗野な感じはなく、むしろとても穏やかで、染谷くんの童顔も相まって、フレンドリーにすら見える。

しかしそれと同時に、何やら得体の知れぬ深みのようなものを湛えており、見方によってはフレンドリーだが、見方によっては不気味ですらある。

 

十兵衛光秀が、その人となりを計り難ねたのも、無理からぬこと。

 

これからどのような信長が描かれるのか、楽しみ。

 

 

 

徳川家康の父、松平広忠を浅利陽介くんが演じてました。この役者さんもなかなかの曲者で(笑)好きなんですよね。いやあ、これまた今後の展開が楽しみだ。

幼少時代の徳川家康、つまり竹千代君は以前出てきましたね。十兵衛光秀とはすでに対面している。竹千代君が長じて家康になるわけですが、今回家康を演じるのは風間俊介くん。十兵衛との再会シーンがどの様に描かれるのか、先々の楽しみですね。

その竹千代と十兵衛が出会ったときに側にいたのが、岡村隆史さん演じる、謎の農民菊丸。次回の予告編に、この菊丸が、さる女性の前に跪き「命に代えてもお守りいたします」と誓っているシーンが!愈々菊丸の正体が明らかに!?

 

次回もまた、楽しみだ。

 

 

いやあ、今年の大河は、本当に面白い。