お気楽忍者のブログ 弐の巻

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水口散歩 水口神社から旧東海道へ(1)

2022年04月16日 17時30分00秒 | 忍の里 甲賀1

4月16日

息子を部活に送り、朝から滋賀県甲賀市水口町(みなくちちょう)をぶらぶら散歩してきました。

写真は水口の中心地域にある水口温泉つばきの湯。

水口は関西、東海、北陸を結ぶ要衝の地で、豊臣時代は豊臣五奉行の長束正家が水口岡山城に入りました。

徳川時代になると東海道五十三次の宿場町としても整備され、水口宿を過ぎれば石部宿→草津宿→大津宿を通って京三条大橋に至ります。

市街地を通って水口神社方面へ向かってみましょう

かつてTOKIOが司会で放送されていたバラエティ番組『ガチンコ!』の企画 ガチンコラーメン道で、講師の佐野実氏のお弟子さんだった方のお店ということです。

息子は学校帰りに寄ったりしたこともあるみたいですが、管理人はまだ1度も訪れたことありません。

甲賀市役所

水口神社に着きました。

水口神社は垂仁天皇の時代に稲田姫命がこの地で4年間神鏡を奉じるとともに大己貴命を神鏡守護の神として祀ったのに始まると伝えられてますが、伊勢神宮鎮座の伝承を下敷きにした後世の造作と考えられてます。

奥に見えるのが本殿で、主祭神は大水口宿禰命、相殿神として大己貴命、素戔嗚尊、稲田姫命を祀ってます。

『日本三代実録』では貞観元年(859年)に従五位下から従五位上に昇叙されたことが見え、延喜の制で国幣小社に列したことが記されています。中世には大岡寺の護法神として「山王新宮」と称され、社伝によると東西30町、南北25町といった広大な境内地を有していたそうです。

ソメイヨシノはあっという間に終わってしまいましたが、枝垂れ桜が綺麗🌸

4月の例祭の水口祭では各町内から曳山が奉納されるため、「水口曳山まつり」とも言われていて、県指定の無形民俗文化財になってます。

コロナで2020年、2021年は中止となりましたが、今年は来週の19, 20日に開催されるそうです。

水口祭の曳山は享保20年(1735年)に登場したそうで、今も各町内に16基の曳山が伝存しています。

ちょうど来週の祭に向けて、境内では準備が行われていて、蔵から神輿を出すところに出くわしました。

拝殿に金ピカの神輿が置かれました。

横では神輿に取り付ける担ぎ棒やのぼり旗の準備をしてるみたいでした。

こちらは2019年の水口曳山まつりに行った時に撮影したものです。

今年はコロナ感染防止策を講じた上で規模を縮小して開催され、曳山は4基のみ奉納される予定だそうです。

この後は旧東海道の面影を残す場所に向かってみます。

つづく

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