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お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

甲賀流リアル忍者館にて

2020年11月05日 12時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

9月にプレオープンした滋賀県甲賀市の甲賀流リアル忍者館(甲南情報交流センター 忍の里プララ 内)。

当初は5月頃にオープンだった予定が新型コロナ感染拡大のため、この時期までずれ込んでしまいました。

甲賀忍者の歴史を学べる総合観光案内所で、忍者に関する昔と今を体験を通して学ぶことをテーマとしています。

入館時はコロナ対策として手指消毒、サーモカメラ検温、連絡先の記入が必要でした。

スタッフの方に写真撮影の可否を聞くと、「バンバン撮って下さい!」とのお返事を頂けました(笑)

甲賀忍者の修練場だった三つの霊山(飯道山、庚申山、岩尾山)の説明パネル。

甲賀市水口町と信楽町にまたがる飯道山(はんどうさん)は近江の大峰山とも呼ばれ、今も修験道の山として知られています。

日本遺産認定書

2017年に甲賀と三重県伊賀の忍者に関わる史跡が『忍びの里 伊賀・甲賀 ~リアル忍者を求めて~』として日本遺産に認定されました。

手裏剣いろいろ

観光案内所ということで、忍者にまつわる史跡を探せる観光マップもありました。

今一番行ってみたい場所は伊賀の手力神社です。

2階のホール前の壁にはプロジェクションマッピングもありました!

相手に投げつけて動きを止める鉄毬。

これ、投げる方も痛いんじゃないの(爆)

火薬と弾を詰めれば鉄砲にもなったキセル。

忍者の末裔とされる望月家に伝わる「忍術応義伝」。

忍術の精神性を漢文で記したものだそうで、甲賀の総社 油日神社の由来を説く「油日大明神縁起」や忍術集「万川集海」などと共通する内容もあり、忍術の知識や技能が広く浸透していた可能性を示す貴重な資料とされてます。

リアル忍者館はプレオープンの段階でまだ利用できない設備もあるんですが、いよいよ11月22日にグランドオープンするそうです

過去記事<リアル忍者館のお土産処

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リアル忍者館のお土産処

2020年11月03日 12時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

滋賀県甲賀市甲南町の『甲南情報交流センター・忍の里プララ』内に9月にプレオープンした「甲賀流リアル忍者館」に息子と一緒にぶらっと寄ってみました。

写真は館内にあった甲賀の土産処です。

甲賀市のゆるキャラ にんじゃえもん。

昨年のNHKの連続テレビ小説「スカーレット」では信楽焼陶芸作家の神山清子さんをモデルとして、戸田絵梨香さんが主役を演じ、甲賀市信楽町も全国的に有名になりました。

ドラマの中で主人公 喜美子の同級生 熊谷照子を演じた大島優子さんのサインが飾られてました。

スカーレットの台本と喜美子が作ったカフェ・サニーのコーヒーカップも展示されてましたよ

甲賀のお土産や忍者グッズが盛りだくさんで、これほど1度に甲賀土産が揃っているお店はここと甲賀忍術村くらいでしょうか(笑)

奥義秘伝 忍者カレー

タヌキの徳利や湯呑み、マグカップがめっちゃ可愛い。

ご当地コーラやサイダー。

コカ・コーラならぬ甲賀コーラが笑えます(笑)

お土産に甲賀もち工房の美味しい草餅とスカーレット甲賀サイダーを買いました

太古の昔、古琵琶湖があった伊賀・甲賀の粘土質の土壌はもち米栽培に適した土地です。

甲賀流リアル忍者館での様子はまたあらためて紹介しまーす!

つづく

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くすり学習館でアマビエ様

2020年09月25日 14時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

滋賀県甲賀市にある『甲賀市くすり学習館』(入館無料)。

9/19から始まった企画展「くすりと甲賀忍者 その知恵と技術」を見に行ってきました。

その様子はこちら → 過去記事<くすりと甲賀忍者

エントランスに入ると佐伯チズさんの書籍類が色々置いてあります。

美容アドバイザーとして有名な佐伯チズさんは生まれこそ満州ですが、終戦の前に帰国し、ここ甲賀の地のご親戚の元で育ちました。残念ながら今年の6月に筋萎縮性側索硬化症で76年の人生に幕を下ろしました。

常設展示室では配置売薬など薬業関連の資料、製薬道具やくすり看板・くすり広告など江戸時代からの資料が歴史の流れに沿って展示してあります。

薬研(やげん)

生薬などの薬材を碾いて粉末にしたり、磨り潰して汁を作ったりするための道具です。

時代劇で町医者が使ってるシーンが時々出てきたりしますね。

古くから配置売薬で各地を廻っていた商人が使っていた道具が並んでます。

スパークのホーロー看板が懐かしい

昔、『♪風邪にスパーク、お早めに~』っていうTV CMありましたよね。全国区なのかローカルCMなのか覚えてませんが・・・。

昔のくすりのパッケージも色々展示されてて、桃太郎をモチーフにした小児かぜぐすりの袋が印象的でした。

ただ、それまで自由に使うことができた健康測定や美肌診断ができる測定機器類はコロナのためか、全部撤去されてましたね、残念

くすり学習館ではこの他、薬草の検索データベースや薬の歴史映像視聴、丸薬の手作り体験などもできたりします。

滋賀県内にある製薬企業の製品群。

県内には小さなジェネリック系の製薬企業からアストラゼネカ、バイエルなどのメガファーマの工場も点在してます。

特別展示として、疫病退散にご利益があるというお守りや神事の道具なども展示してあって、小さな博物館ながら色々趣向が凝らされてましたね。

コロナ禍で一躍有名になったアマビエ。

肥後国(熊本)の海から現れ、豊作の予言と「疫病が流行したときは自身の姿を絵に書いて人々に見せよ」と言い残して去っていった妖怪(?)です。

ホント、アマビエ様に一刻も早くコロナの退散をお願いしたいですね

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くすりと甲賀忍者

2020年09月22日 18時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

9/19から始まった企画展「くすりと甲賀忍者 その知恵と技術」を見に、滋賀県甲賀市にある『甲賀市くすり学習館』に行ってきました。

甲賀は古くからくすりの町として有名で、今も大小様々な製薬会社があり、このくすり学習館は「人と薬のかかわり、甲賀売薬の歴史」を学ぶ施設として10年前に開館しました。

企画展示室

薬や火薬の技術に長けていたと云われる甲賀忍者がその知識をどのように使ったのかが紹介されてます。

このタペストリー、格好イイなぁ~

修験道発祥の奈良吉野大峰山の伝統薬「陀羅尼助(だらにすけ)」と原料のキバダの葉。

甲賀忍者はいわゆる修験道に始まるとも言われてますね。

甲賀市水口町から信楽町にまたがる飯道山(はんどうさん、標高664m)は今も山伏たちの修業の場として有名です。

陀羅尼助は我が家でも下痢や腹痛の時に飲んでます

忍者の非常食

毒を持つ植物の知識にも甲賀忍者は長けていたそうですね。

ツチハンミョウの仲間たち。

体液に毒を持つ有毒昆虫で、忍者が毒として利用されていたと云われてます。

一番右のヒラズゲンセイは南方系の昆虫で、高知県から関西地方に分布し、幼虫はクマバチの巣に寄生することが知られてます。

忍者の爆弾や煙幕弾

よく忍者が煙幕弾を使ってドロンと消えるシーンがあるけど、あんなこと本当にできたんですかね

忍者と旅の用具

商人や旅人に扮して、各地の情報を探るのも大事な忍者の役割でした。

きっと薬売りにも扮して、全国を廻った忍者もいたんでしょうね~。

つづく

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みなくち子どもの森自然館にて(2)

2020年08月27日 18時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

滋賀県甲賀市水口町にある『みなくち子どもの森』。

小高い山ひとつが子どもの森の敷地で、自然館の他にも体験農場や遊歩道が整備されてます。

過去記事<みなくち子どもの森自然観にて(1)

体験農場にある通称 茅葺き屋根の家。

何の変哲もない古民家ですが、実は2014年に公開された佐藤健主演の映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』のロケに使われたんです。

映画の中では新時代の申し子が住む家として扱われてました。

中には昔の農機具やかまどなどが展示されてます。

さて、自然館に戻りましょう!

滋賀県初記録 ヒトエグモが水口で発見されました

セアカゴケグモみたいに危険な外来クモでも見つかったのかと思ったら、採集例の少ない貴重なクモだそうです

兵庫、大阪、奈良、京都、静岡で採集例があるクモですが、その生態、生活史はよく分かっていません。

生息地の空白域だった滋賀でも2017年に発見されたので、滋賀と静岡の間の愛知や三重にもきっといるんじゃないでしょうか。

古い建築物の中や樹皮の下で時々見つかるそうで、このクモも古民家で本の整理中に発見されたそうです。

因みに京都では絶滅危惧種に指定されてます。

NHKのブラタモリをよく見るようになってから、やたらと地層や岩石が気になる今日この頃(笑)

アライグマは管理人の自宅の周辺にも居るようですが、まだ野生の姿は見たことありません。

1度ワナで捕えられたアライグマは見たことがあります。

自然館の2階は会議室や講義室、学習室などがあって、動植物の図鑑やガイドブックも揃ってます。

珍しい昆虫の標本もありますよ

メタセコイヤの化石・・・これ本物です

2階の窓からは子どもの森のため池が一望できて、水鳥の観察なんかもできます。

遊歩道を歩いて昆虫や植物の写真を撮りたかったけど、あまりの暑さにくじけてしまいました。。

おしまい

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みなくち子どもの森自然館にて(1)

2020年08月25日 15時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

8月22日、買い物ついでに息子と久しぶりに滋賀県甲賀市水口町にある『みなくち子どもの森』の自然館へ行ってきました。

コロナ陽性者が発生した時に備えて、入り口で名前や住所、連絡先、入館日時などを記載してからの入場です。

市立の施設だけに感染防止にはかなり気を使っているようで、展示物には手を触れないようにとのことでした。

エントランスには大きなメタセコイアやワニなどの動物のレプリカがあって、230万年前のこの辺りの様子を再現しています。

化石の展示は本物やレプリカが入り混じってるけど、見てるだけで楽しいですよね~

化石トンネル

「スイッチは1日3回消毒しています」

スイッチを押す仕掛けには全てこんな表示がされてました。

「化石や石は十分な消毒ができません」

消毒しにくい展示物にはこんな表示がありました。これが1年前だったら触りまくることができたのにね。。

写真はスペインで産出された黄鉄鉱。

鉄と硫黄からなる鉱物で、スペインでは泥炭岩からこんな風に完全な立方体結晶で産出するそうです

アンモナイト

アケボノゾウの化石のレプリカ

滋賀県では各地で100~250万年前に生息していた小型の古代ゾウであるアケボノゾウの化石が出土しています。

有名なのは滋賀県多賀町で発見されたアケボノゾウの全身骨格で、あけぼのパーク多賀で見ることができます。

甲賀の山の四季を再現したジオラマでは里山に棲む動物たちの剥製が展示されてます。

カワバタモロコが泳ぐ水槽

元々、滋賀県の水産試験所初代場長の川端重五郎氏の名前に因んでその名が付いたカワバタモロコですが、滋賀県では生息数が激減し、県のレッドデータブックでは絶滅危惧種に指定されています。

滋賀県内で採捕は禁止されていて、様々なところで人工繁殖などが試みられてます。

他県ではまだ普通に居るお魚なのに、滋賀ではどうしてこんな事になっちゃったんでしょうね。。。

カワバタモロコやワタカの激減という事実は自然を守る上で大事なことを私たちに教えてくれてるんだと思います。

つづく

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タヌキも夏の装い

2020年08月13日 04時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

8月11日の夕刻、ちょっと用事があって信楽へ行ってきました。

信楽高原鉄道信楽駅前の大きなタヌキが衣替えしたことがニュースネタになっていたから、ついでに見に行ってきました(笑)

祭の法被姿に着替えた巨大タヌキ 

ちゃんとマスクもしてます

駅舎内の信楽高原鉄道グッズ売り場。

クリアファイルやストラップ、キーホルダー、プラモデルなんかもあるんですね~。

手作り陶器のお店のギャラリー高原さん。

可愛らしい動物の陶器の置き物がたくさん置いてあるお店です。

今日のお買い得品だそうです。。。

毎日暑くて嫌になりますが、標高の高い信楽は下界より2-3℃低かったですね・・・それでも暑いけど・・・。

この後、塾へ息子を迎えに行かないといけなかったから、駅でちょこっとだけ写真を撮って信楽を後にしました。

お盆休み中にもう一度ゆっくりと出掛けてみたいなぁ~

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しがらき駅の巨大タヌキ

2020年04月16日 16時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

信楽高原鉄道 しがらき駅(滋賀県甲賀市信楽町)。

先月末に放送が終了したNHKの朝の連続テレビ小説「スカーレット」のおかげで信楽も有名になりました(笑)

ただ、せっかくの行楽シーズンだというのに新型コロナの影響で春の信楽陶器市や信楽作家市などのイベントも軒並み中止になってしまいました

季節によって色々なコスプレをすることで有名なしがらき駅前の巨大タヌキ像。

んっ、これ何のコスプレやろ

胸の札を見ると・・・『桜のたぬ木』だそうです(爆&謎)

ネットでもこの巨大タヌキの画像はよく見かけるけど、裏側を撮影したものは貴重です(笑)

背中の編み上げ紐が妙にセクシー(笑)

因みに、15日からはマスク姿になってるそうです。。。

車庫にはSHINOBIトレイン仕様の車両が止まってました。

滋賀県も新型コロナ陽性者が50人を超え、県独自の緊急事態宣言発出の検討が開始されました。

これまでの外出自粛、近隣の近畿他府県との往来自粛の要請より少し強めの要請になるようなことも言われてます。

先が見えないというのが一番しんどいですね。。。

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成田ふれあい牧場 ジェラートよりギンケイ(笑)

2020年04月14日 16時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

酪農牧場を営む『成田ふれあい牧場』さん(滋賀県甲賀市甲南町)。

酪農の仕事を知ってもらおうと、牧場内は一般にも開放されてます。

過去記事<成田ふれあい牧場 牛と桜

牧場内には300頭の乳牛のほか、様々な動物も飼育されてます。

角がやけに立派なヤギ、なんかもののけ姫のシシ神様みたいですね~。

牧場の前は緩やかな丘陵の草地になってて、緑と桜のピンクのコントラストがめっちゃイイ感じ

クリスマスローズ

鶏舎には烏骨鶏やチャボに混じってギンケイ(銀鶏)が飼われてました。

美しい鳥ですね~。もしかしたら初めて見たかも・・・。

中国南西部、チベットの標高の高い山岳地帯の藪に生息するキジ科の鳥です

そして、成田ふれあい牧場の人気スポットがこの「ジェラート工房うらら」さん。

成田牧場で搾乳された生牛乳や果実を使ったジェラートが販売されてます。

ジェラートのほか、手作り焼き立てワッフルやソフトクリーム、ホットミルクも人気です。

手ぶらで楽しめるBBQサイトは新型コロナの影響で現在は予約を受け付けていないそうです。

息子がチョイスしたのは抹茶ジェラート

管理人はジェラートよりもギンケイを撮影できたのがちょっと嬉しかったっス(笑)

おしまい

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成田ふれあい牧場 牛と桜

2020年04月13日 16時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

うららかな春の休日、滋賀県甲賀市甲南町の『成田ふれあい牧場』に立ち寄ってみました。

酪農を主業務として乳牛を飼育している牧場です。

桜はまだ満開

観光牧場ではありませんが、酪農を知ってもらい、動物と触れ合ってもらうという目的のために牧場内を一般公開しています。

穏やかな陽気の中、牛たちも寝そべってお昼寝タイムでしょうか 

因みに300頭の乳牛が飼育されてるそうです。

牛タン(笑)

可愛い子牛 

来年の年賀状に使えるかも(笑)

新名神高速道路甲南ICの近くにあって、大きな青いサイロが目印。

牛の他にウサギや鶏類、ヤギ、ヒツジ、ポニー、犬も牧場内で飼われています。

つづく

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夕暮れのユキワリイチゲ

2020年03月26日 19時34分58秒 | 忍の里 甲賀1

ユキワリイチゲ(雪割一華)

林の中や渓流沿いに咲くユキワリイチゲは日本固有種で滋賀県から九州にかけて分布するキンポウゲ科の多年草です。

今日、仕事帰りの夕刻に滋賀県甲賀市土山町の瀧樹(たき)神社を訪れました。

瀧樹神社は社伝によれば、『古くから川田神社として地主神を奉斎し、垂仁天皇四年倭姫命は天照大神を奉じて近江国甲賀郡垂井日雲宮に至りここに座する。後に大神に神縁深い滝原宮より仁和元年速秋津日子神、速秋津比賣命の二柱の分霊を勧請して合祀し、社号を川田神社滝大明神とする。岩室郷頓宮牧の産土神と崇め奉り郷中の総社とし、祭礼儀式は特に鄭重を極めた。応永年中地頭岩室主馬頭橘家後が樹の文字を加へ滝樹大明神と改号した。旧社格は郷社』とあります。

毎年5月3日にはケンケト祭(国の無形民俗文化財)という祭礼があり、室町時代から始まった田楽踊りが現在に伝承されていると云われるケンケト踊りが有名です。

瀧樹神社とその前を流れる野洲川の間にユキワリイチゲの群生地があります。

各地で絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されている希少植物で、ちょうど今の時期にしか花を見ることができません。

毎年、見に行きたいと思うものの年度末は忙しく、いつもすっかり忘れて時期を逃してしまうことばかりでした。

今年はNHKのローカルニュースで今が満開と取り上げられていたので、雨が降る前にと早速行ってみました。

淡い紫色の可憐な花ですね

花言葉は『しあわせになる』。

ユキワリイチゲも滋賀の絶滅危惧種に指定され、この群生地も保護区になっているので、とるのは写真だけにしましょうね。

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三社参り 大鳥神社・櫟野寺・油日神社

2020年01月02日 16時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします

2020年の元日は毎年恒例の初詣で地元の三社寺を巡る三社参りに出掛けてきました

まずは地元の氏神様、大鳥神社へ。

今年はまだ雪が降ることもなく、雨模様だった大晦日とは打って変わって、お正月は朝からすっきりと晴れ渡りました。

風も止んで、寒さも厳しくなく、初詣には絶好のお天気になったのはありがたいですね~。

昨年頂いたお守りやお札を焼き、本殿にお参り。

今年も家族全員が健康で穏やかに過ごせますように

参拝者にはいつものように甘酒(ノンアルコール)も振る舞われ、身体も温まります。

ふたつ目は天台宗福生山 櫟野寺へ。

櫟野寺(通称 いちいの観音)は延暦11年に比叡山の開祖伝教大師最澄が根本中堂の用材を得るため甲賀の地を訪れた時、霊夢を感じてこの地の櫟の生樹に一刀三礼の下、仏像を彫刻安置されたことに始まります。

本尊の秘仏 十一面観音菩薩坐像は日本最大の木造座仏で、次の大開帳は2051年です。。。

本殿でお参りし、今年も家内安全の蝋燭を奉納しました。

油日神社楼門(国指定重要文化財)

油日神社の創祀年代は不明ですが、用明天皇あるいは天武天皇の時代の創建とも伝えられている他、、聖徳太子が社殿を建立し油日大明神を祀ったとの伝承もある由緒ある神社です。

映画やドラマの撮影にもよく使われる神社で、昨年公開の映画『居眠り磐音(いねむりいわね)』、2018年のTVドラマ『必殺仕事人』、2017年のNHK朝ドラ『わろてんか』のロケも行われました。

国指定重要文化財の本殿。

今年も参拝者に紅白餅が振る舞われました。

縁起物なので、その日のお昼に雑煮に入れて頂きました。

今年も良い年でありますように

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棟札と花笠踊り 大宮神社

2019年09月25日 00時02分00秒 | 忍の里 甲賀1

滋賀県甲賀市土山町黒川、田村川のほとりにある大宮神社に立ち寄ってみました。

社歴を記した古書類は何度かの火災で焼失しており鎮座の年代は不詳だそうですが、滋賀郡坂本村の日吉神社(現在の日吉大社)より勧請し、元大宮八王子権現と称していた古社だそうです。

また、長享年間(1487~1488年)の頃には甲賀武士の黒川久内がその戦功により本村を拝領し、この神社を厚く崇敬していたそうです。

たくさんの献灯提灯が吊られた拝殿。

毎年8月初旬にはたくさんの提灯に火が燈る『みたま祭』が開催されるそうで、さぞかし夜は幻想的な風景が見られるんでしょうね~

また、この神社で授与されている「大黒棟札」は建築にご利益あり、色んな建設会社がそのお札を授かりにくるそうです。

本殿。

御祭神は大國主命(おおくにぬしのみこと)と綿津見神(わたつみのかみ)。

坂上田村麻呂、少彦名命、素盞鳴命を祀る田村神社も境内社として小さなお社が建っています。

因みに年間35万人以上の参詣客が訪れる厄除けで有名な田村神社もこの土山町にあります。

過去記事<田村神社 厄除け大祭の夜は更けて

4月には滋賀県無形民俗文化財にも指定されている『黒川花笠太鼓踊り』が例祭で奉納されると神社のHPにありました。

一度は見てみたいお祭のひとつです。

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甲賀の里 櫟野寺千燈祭の夜は更けて

2019年08月10日 21時00分00秒 | 忍の里 甲賀1

8月9日、今年も滋賀県甲賀市にある天台宗福生山 櫟野寺の千日まいり(千燈祭)に行ってきました。

本殿の前には奉納されたたくさんの蝋燭が燈り、神秘的な光景を作り出してます。

この日にお参りすると千日間お参りしたのと同じご利益を得られる効率的な観音様最大の功徳日です。

空には花火も上がりました

櫟野寺(いちいの観音)は桓武天皇の延暦11年に比叡山の開祖伝教大師最澄が根本中堂の用材を得るため甲賀の地を訪れた時、霊夢を感じてこの地の櫟の生樹に一刀三礼の下、仏像を彫刻安置されたことに始まります。

昨年秋にはご本尊の秘仏 十一面観音菩薩坐像の33年ぶりの大開帳もありました。

過去記事<いとうせいこう&みうらじゅん見仏記トークショー in 甲賀

過去記事<櫟野寺大開帳スペシャル公開生放送!

過去記事<天台宗福生山櫟野寺 秘仏本尊大開帳

献灯蝋燭をすると貰える抽選券で昨年は息子が日本酒一升瓶を当てましたが今年はハズレ

久しぶりにやこ焼きを買いました 美味しかった

まだまだ暑い日が続きます、皆様 お身体ご自愛くださいませ。

来週半ばは台風10号の接近も予想されてます。せっかくの長期休みなのに残念です。。。

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花奪い神事で夏到来!

2019年07月28日 22時18分12秒 | 忍の里 甲賀1

7月24日、近畿地方も梅雨明け

前日の宵宮祭に続いて、この日は大原祇園祭(滋賀県甲賀市 大鳥神社)の本祭が午後から行われました。

過去記事<梅雨明け 灯籠祭の夜は更けて

この神社を氏神とする9つの集落から、鉾と子供たちの踊り子、花笠の隊列が順番に御宮入り。

隊列が過ぎる度に、楼門の外では各集落が持ち込んだ花笠を使って『花奪い神事(滋賀県無形民俗文化財)』が行われます。

駆け抜ける花笠に一斉に青竹が降り下ろされ、花笠が倒れると参拝者が一斉に花笠の花を奪いに来ます。この花を取ると1年の無病息災が叶うとされるのでみんな必死!

昔はケンカ祭りと言われ、怪我人も多かったこの花奪い神事の方法は時代の流れとともに変わっていきましたが、今でも十分勇壮な雰囲気を感じることができます。

本殿や拝殿前では踊り子の子供たちが太鼓をぶつけ合って厄を払い、五穀豊穣を祈ります。

ただ、今年は神社参道にずらっと並ぶ露店が少なかったですね。何でだろう

露店を楽しみにしていた息子もちょっとガッカリしてました

昨年はこの時期すでに猛暑で、同じ日に京都八坂さんの祇園祭で開催されるはずだった花笠巡行も中止になったことを思い出します。

この日も30℃を越える暑い1日になりましたが、それまでのムシムシとした湿気が無くなって、いよいよ夏本番到来って感じですね!

花奪い神事で奪った花。

家の神棚に飾って、家族で今年の無病息災を拝みます 

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