お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

紫陽花の殿堂 もりやま芦刈園(1)

2024年06月25日 12時00分00秒 | 行楽・旅行記7

6月23日

雨の合間をぬって、妻と滋賀県守山市にある『世界のあじさいの殿堂 もりやま芦刈園』に行ってきました。

2020年、コロナの第一波も落ちついた6月に家族で来ましたが、考えることは皆同じと見えて、周辺道路は大渋滞で諦めました。。

3~5月頃は学校も休校になったり、多くの観光地も休園したりと、自由や楽しみ、コミュニケーションのない生活でみんなストレスが溜まっていたでしょうから仕方ありませんでした。

なので、園内に入るのは、実に7年ぶり~

日本紫陽花50品種5,000株と西洋紫陽花50種5,000株が咲き誇るもりやま芦刈園は滋賀県内でも有名な紫陽花の名所です。

『貴船』という品種の紫陽花

こちらは『花火』

『プリンセスベアトリス』

『あじさい餅』(笑)

芦刈園は守山市シルバー人材センターの事業で、お年寄りの方々が管理されています。これだけの紫陽花を毎年綺麗に咲かせるためには大変なご苦労があることと思います。

つづく

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百済寺 本堂と天国の門

2024年06月24日 18時00分00秒 | 行楽・旅行記7

6月21日

滋賀県東近江市にある天台宗釈迦山 百済寺

天台宗松峯山 金剛輪寺、天台宗龍応山 西明寺とともに湖東三山のひとつの天台寺院で、国の史跡にも指定され、秋は紅葉の名所としても知られています。

本堂(国の重要文化財)は、慶安3年(1650年)に再建されたもので、中世以来の密教仏殿の形式を残しています。昔は五重塔もあったそうです。

本尊は木造十一面観音(植木観音)で、奈良時代作の木造仏としては全国で二番目の大きさ(像高2.49m)。

織田信長による焼き討ちの時、本尊はおよそ8km離れた奥の院に避難させてあり、焼失を免れました。

昨年、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』のロケがここで行われ、重文の本堂の濡れ縁でのダンスシーンで床板を破損してしまい、NHK平謝りでしたね

本堂横にあった樹齢推定約千年の千年菩提樹

天正元年(1573年)の信長の焼き討ちで、幹まで焼損しましたが、根は焼けておらず、幹の周囲から再び蘇りました。真ん中の空洞部分が焼き討ち当時の幹の太さだったそうです。

帰り道、仁王門から見た参道。まるで、聖域と外界の境目のような感覚に襲われました。

眠り猫(笑)

紫陽花

駐車場にあるお土産物屋さん

かつて広大な敷地を有していた百済寺では『百済寺樽』という清酒を醸造し、室町幕府や朝廷に献上していました。しかし、織田信長の焼き討ちで百済寺樽の歴史は途絶えてしまいました。

町民や有志による百済寺樽復活プロジェクトが発足し、2017年に444年ぶりに清酒 百済寺樽が復活しました。

駐車場から350mほど山道を下ると百済寺の総門(赤門)がありました。

本堂と同じく慶安3年(1650年)に再建されたものですが、地上の天国と言われた百済寺にふさわしい天国の門ですね

おしまい

過去記事<釈迦山百済寺 地上の天国

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釈迦山百済寺 地上の天国

2024年06月23日 14時00分00秒 | 行楽・旅行記7

滋賀県東近江市にある百済寺の庭園から少し標高のある場所に登ってきました。

本坊庭園は別名「天下遠望の名園」とも称されていて、遠くには比叡山から比良山系、手前には太郎坊や安土山、観音寺山を望むことができました。

かつて、百済寺を訪れた宣教師のルイス・フロイスは、「百済寺には、相互に独立した多数の僧院、座敷、池泉と庭園を備えた坊舎一千坊が立ち並び、まさに“地上の天国”」と絶賛したそうです。

百済寺城の遺構

戦国時代、百済寺は鎌倉時代以降の親密な関係がある近江守護の六角氏によって城塞化され、今も石垣遺構が残ってます。永禄11年(1568年)に織田信長は六角氏居城の観音寺城を攻略するも、城主であった六角義賢は脱出。この時、信長は百済寺に「百済寺は信長の祈願寺とする」旨の書状を送りました。

弥勒菩薩半跏思惟像

再び、六角氏が挙兵すると、信長は戦況を見るために自らの祈願寺とした百済寺に軍勢とともに入りますが、百済寺には六角氏の女子供がかくまわれてており、百済寺が六角氏に食糧を支援していたことも発覚。

怒った信長は、「全山ことごとく焼け山にし、石垣は崩して安土に持ち帰れ」と命令し、一千坊と言われた百済寺は全山焼土と化しました。多くの石垣は安土城建設のために持ち去られ、小石を積み上げただけの石垣部分が今も残っています。。

本堂へ向かう参道石段に出ました。

前の大雪の後に来た時は、参道も一面雪に覆われ、人ひとりが通れる分だけ除雪されてました。。

仁王門

門に吊り下げられた一対の大草鞋は、仁王像の大きさに因んで50cm程だったそうですが、江戸時代中期から参拝客が健脚・長寿の願を掛けるようになって、サイズもどんどん大きくなり、今では3mほどあるそうです。

地元の人たちが、およそ10年毎に新調するらしく、前に来た時の草履とは違ってるみたいでした。

『百寺巡礼』の作家・五木寛之氏が35番目としてこの寺を訪れた時にこの大草鞋に触れて満願成就の願を掛けたことでも有名です。

お寺を守る守護神、仁王門の仁王様

五木寛之氏が空中楼閣と評した本堂が見えてきました。

つづく

過去記事<雨上がりの百済寺本坊庭園

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雨上がりの百済寺本坊庭園

2024年06月22日 18時00分00秒 | 行楽・旅行記7

6月21日

未明から降り続いた雨も10時頃には上がり、午後に滋賀県東近江市にある天台宗釈迦山 百済寺(ひゃくさいじ)を訪れました。

百済寺は今から1,400年前の推古14年(606年)に聖徳太子の勅願によって創建された近江国最古の寺院です。

不動堂の前でまどろむ猫ちゃん🐈

菩提樹は6月下旬頃から黄色い花を咲かせ始めます。

この菩提樹は本堂の脇にある千年菩提樹の子孫にあたるそうです。

前に百済寺を訪れたのは7年前の冬・・・。

大雪 が降った後で、本堂は拝観できましたが、名庭園として名高い本坊・喜見院(きけんいん)の庭園は見学することができませんでした。

なので、今回は7年越しのリベンジです!

何でトラのバルーンが吊ってあるの 阪神ファン

本坊庭園は大きな池と変化に富む巨岩を配した豪華な池泉廻遊式、観賞式の庭園で、巨石は旧本坊庭園や百済寺山内の谷川から集められたものを組み合せて作庭されました。

モミジも多く、晩秋は綺麗でしょうね。百済寺は『日本紅葉百選』にも選ばれてますから。

本坊・喜見院

国の登録有形文化財の喜見院では、阿弥陀如来様をお祀りしています。

元々、仁王門の南側にあったそうですが、昭和15年(1940年)に現在の場所に移築され、それにともない庭園も旧本坊のものを拡張改造しました。

コイがうじゃうじゃ寄ってきました

池の庭園を後にして、東の山腹の石段を登っていきます

水の流れる音と雨上がりの新緑の匂いに癒されますね~。

本坊庭園は別名「天下遠望の名園」と称され、広大なパノラマを望める場所もあるそうです。

つづく

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阿育王山 石塔寺にて

2024年06月15日 19時47分09秒 | 行楽・旅行記7

6月8日

滋賀県東近江市にある天台宗 阿育王山 石塔寺(いしどうじ)を訪れました。

石塔寺には、奈良時代前期に建立された三重石塔があり、石造層塔としては日本最古、石造三重塔としては日本最大(高さ7.6m)のものです(重要文化財)。

その三重石塔のある場所から石段を降り、本堂に行ってみます。石段の途中にもたくさんの石塔がありますね。

これらの小さな石塔(五輪塔)や石仏の奉納は、鎌倉時代から始まったそうです。

近江西国三十三箇所 第22番札所、石塔寺の本堂

かつては、一条天皇の勅願寺として隆盛を極め、八十余坊の大伽藍が築かれていたと云われますが、安土桃山時代に織田信長の近江侵攻による焼き討ちで、七堂伽藍、木造建築物、寺宝が全て焼失し、寺は荒廃してしまいます。

本尊は秘仏の聖観音

その後、江戸時代初期に徳川家康の側近の天海大僧正が弟子の行賢に指示して復興させました。

境内はよく整備され、綺麗なお庭がありました。

道の駅 アグリパーク竜王で買い物、東近江で格安海鮮丼を頂き、石塔寺で歴史に触れる・・・。短時間のドライブでしたが盛りだくさんの内容で楽しめました。

おしまい

過去記事<日本最古の石塔とカショーカ王

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日本最古の石塔とアショーカ王

2024年06月14日 12時00分00秒 | 行楽・旅行記7

6月8日

滋賀県東近江市の石塔町にやって来ました。

県道46号線八日市蒲生線から目的地に向かう道に折れると、何かよく分かりませんが、顔の石像がありました(謎)

よく整備された道で、屋根付きのステージのような施設もありますね。

その道の突き当りにあるのが、今回の目的地の天台宗阿育王山 石塔寺(いしどうじ)です。

伝承によれば、聖徳太子が近江に48か寺を建立し、最後となる48番目の満願の寺院として建てたのが石塔寺で、本願成就寺と称したと云われます。

受付で拝観料を払い・・・

本堂の裏手の丘へ長い石段を登っていくと・・・

聳える三重石塔(伝 阿育王塔)がありました。

この石塔は奈良時代前期に建立されたもので、石造層塔としては日本最古であり、石造三重塔としては日本最大(高さ7.6m)、国の重要文化財に指定されてます。 

三重石塔の周りにはおよそ1万基の石塔があると言われてます。

平安時代に唐に留学した比叡山の僧 寂照法師は、唐五台山の僧から、「昔、インドの阿育王(あしょかおう、アショーカ王)が仏教隆盛を願って三千世界に撒布した8万4千基の仏舎利塔のうち、2基が日本に飛来していて、1基は琵琶湖の湖中、1基は近江国渡来山の土中にある」と聞きました。

寂照は日本に手紙を送ってこのことを知らせ、それを聞いた一条天皇は勅命を発し、塔の探索を行ったところ、石塔寺の裏山に大きな塚を発見しました。天皇の勅使が掘ってみたところ、この阿育王塔が出土したと伝わってます。

三重石塔の様式は、朝鮮半島の古代の石造物に類似しているそうです。

日本書記に、天智天皇8年、朝鮮の百済からの渡来人700人を近江国蒲生野へ移住させた旨の記述があることから、三重石塔は百済系の渡来人によって建立されたものであるとの見方が一般的だそうです。

残念ながら阿育王塔ではないようですが、まさかこんな所で、紀元前3世紀頃に古代インド マウリヤ朝の王で、仏教を篤く信仰、保護したアショーカ王の伝説に出会えるとは思いませんでした。

つづく

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誘惑には勝てず in めんたいパーク

2024年06月11日 14時00分00秒 | 行楽・旅行記7

6月2日

滋賀県野洲市の琵琶湖畔にある『かねふく めんたいパークびわ湖』に行って来ました。

かねふくさんは福岡市で明太子の製造・販売をする創業53年の会社で、全国に6箇所にあるめんたいパークの運営も行ってます。

1階ではガラス窓越しに、明太子の成形や選別、軽量、箱詰めをしている様子を見学することができました。

かねふくさんの商品が販売されているエリア。

フード販売コーナーは長蛇の列

めんたいこソフトクリームを食べようと思ってたんですが、あきらめました

鬼盛りめんたい丼なんて、めっちゃ旨そう!

でも、4月の健康診断で初めて尿酸値が上限を越えてしまった管理人。魚卵は大敵なんですが・・・

誘惑に負けて、試食のめんたいこをパクリ。

なめらかに一粒一粒がほぐれて、辛さもほど良くて旨いわぁ~

おいしいめんたいレシピ

あまりにも誘惑が多くて、めんたいこドレッシングとめんたいこソーセージ、明太からし高菜を買ってしまった。。。

痛風が出ませんように

おしまい

過去記事<人気1位のテーマパーク in 滋賀(笑)

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人気1位のテーマパーク in 滋賀(笑)

2024年06月10日 16時00分00秒 | 行楽・旅行記7

滋賀県野洲市にあった琵琶湖グルメリゾート鮎家の郷。

琵琶湖の湖魚を使った高級惣菜を製造・販売している老舗 鮎家のフラッグシップ店でしたが、贈答品市場の縮小やコロナ禍による旅行者、利用者の減少で売り上げが大幅減少となり、閉鎖されてしまったのは2021年でした。。。

6月2日

その鮎家の郷跡地が同年、『かねふく めんたいパークびわ湖』として生まれ変わりました

ようこそめんたいパークへ

めんたいパークは茨城県の大洗、愛知県の常滑、兵庫県の神戸三田、静岡県の伊豆、群馬県にあります。大阪のATC内にも以前はあったけど、いつのまにか閉鎖されちゃったみたいですね。

カラフルな入り口

エントランスはめんたいこのテーマパーク感が凄い

天井からはキャラクターのタラピヨ(左)とタラコン博士(右)のバルーンがぶら下がってます。

めんたいこ専門テーマパークだけあって、たらこの親のスケソウダラの学習パネルもありますね。

2023年お出かけ人気ランキングで滋賀県総合1位だって

2022年の滋賀県観光地集客数は近江八幡市のラ・コリーナがトップの年間321万人。2位は多賀大社(160万人)、3位は黒壁ガラス館(143万人)でした。そして、圏外からめんたいパークびわ湖が第4位に踊り出ました(113万人)。

子供とお出かけ情報サイト『いこーよ』の2023年滋賀県お出かけ人気ランキングでは、1位がめんたいパークびわ湖、2位がブルーメの丘、3位がヤンマーミュージアムだったそうです。

2階は琵琶湖サンセットテラスや休憩スペースになってました。

ここでは1階でテイクアウトしたものを持ち込んで、食事することもできるそうですよ。

それでは、1階の工場見学やかねふく商品の販売スペースを覗いてみます。

館内にはずっと、氷川きよしさんの唄うCMソング『ピリっと かねふく めんたいこ 元気モリモリ~』が流れてました(笑)

つづく

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琵琶湖 第2なぎさ公園にて

2024年06月07日 17時51分43秒 | 行楽・旅行記7

6月2日

琵琶湖畔の第2なぎさ公園(滋賀県守山市)に立ち寄りました。

自転車で琵琶湖を一周することを滋賀では「ビワイチ」と呼び、滋賀県の長距離サイクリングルートの名称にもなってます。今は、国交省が指定するナショナルサイクルルートの一つとしても選ばれてるそうですね。

この日もサイクリストの皆さんが記念撮影してました

1周およそ200kmのビワイチの発着地が滋賀県守山市の琵琶湖大橋のそばにあり、ここはサイクリストの聖地と呼ばれます。

琵琶湖を眺めていたら、段々と風が強くなってきて、ボトボトと大粒の雨が降り出しました

琵琶湖の湖面も波立ってきました。

急いで、BIWAKOモニュメントの前で記念撮影

琵琶湖でたわむれる子供たちの姿を見るとほっこりしますね

お次は向こうに見える白い建物に行ってみます。

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ピカチュウの森

2024年06月05日 13時00分00秒 | 行楽・旅行記7

6月2日

滋賀県守山市の佐川美術館で開催されている『ポケモン×工芸展』。

現代工芸作家20名がポケモンをモチーフに製作した70作品が展示されてました。この美術館での会期は6月9日までとなってます(公式HPで予約必要)。

作者:須藤玲子氏
種別:染織
作品名:ピカチュウの森
素材技法:綿、ニードルレース

天井からレース地のピカチュウがたくさんぶら下がってました。

作者:田口義明 氏
種別:漆工
作品名:乾漆蒔絵螺鈿蓋物「遊」 
素材技法:漆、白蝶貝、乾漆、蒔絵、螺鈿、金粉

漆器に蒔絵や螺鈿を施した贅沢な作品ですね。モチーフはキングドラかな。

紫綬褒章も受賞されている田口義明氏は、平成天皇の即位礼の高御座の制作にも参加されてます。

作者:林茂樹 氏
種別:陶磁
作品名:月光 Pokémon Edition
素材技法:磁器、鋳込み、上絵付

作者:池本一三 氏
種別:ガラス
作品名:湖のほとりで
素材技法:ガラス、キャスト、エナメル吹付

作者:坪島悠貴 氏
種別:金工
作品名:可変金物 ココガラ/アーマーガア
素材技法:銀、リン青銅、ロストワックス、電着塗装

ココガラからアーマーガアに変形する金属製のこのオブジェはかなりツボでした

展覧会を観終え、ミュージアムショップSAMへ行くと、たくさんの限定グッズが販売されてました。

ポケモン×工芸展限定の着物を着たピカチュウのぬいぐるみはお一人様1点まで。

小さいお子様は展覧会より、こっちのほうが嬉しそうですね(笑)

これにて、『ポケモン×工芸展』訪問記はおしまい。ポケモンもことあまり知らなくても面白くて楽しめる展覧会でした

7月6日からは、静岡県熱海市のMOA美術館に場所を移して開催されるそうです(ポケモン×工芸展 ―美とわざの大発見— – MOA美術館 | MOA MUSEUM OF ART (moaart.or.jp)

過去記事<彫金細工のブースター

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彫金細工のブースター

2024年06月04日 17時00分00秒 | 行楽・旅行記7

6月2日

滋賀県守山市の佐川美術館で開催されている『ポケモン×工芸展』の様子を紹介しています。

滋賀での開催は6月9日までですが、7月6日からは静岡熱海のMOA美術館、11月1日からは東京の麻布台ヒルズギャラリーへと場所を移して開催されるようです(2025年は名古屋市、青森八戸市、長崎市での開催が予定されてます)。

作者:吉田泰一郎氏
種別:金工
作品名:サンダース(左)、ブースター(右)
素材技法:銅、金、銀、彫金、打出し、鍍金、色上げ、七宝

彫金細工のこのポケモン凄いですね。これ、値段が付くとしたらいくらなんでしょうね。。

作者:満田晴穂氏
種別:金工
作品名:自在ギャラドス
素材技法:銅、銀、赤銅、彫金、打出し、色上げ

ギャラドスは滋賀県大津市にあるポケふたのモチーフになってるけど、まだ見に行くことができてません。。

作者:桝本佳子氏
種別:陶磁
作品名:ロコン/信楽壺
素材技法:半磁器、轆轤成形、手びねり

信楽焼のロコン。焼きたてパンみたいで何か美味しそう

作者:今井完眞氏
種別:陶磁
作品名:キングラー
素材技法:陶器、手びねり、上絵付

甲殻類好きとしては、たまらんキャラクターですね(笑)

作者:小宮康義氏
種別:染織
作品名:江戸小紋 着尺 「ゲンガー・ゴースト」 
素材技法:絹、型染

目がチカチカする よーく見ると、ゲンガーがいっぱいいますよ!

前のブログで紹介した植葉香澄氏の作品のコーナー。

作者:植葉香澄氏
種別:陶磁
作品名:唐草文サルノリポートレイト
素材技法:陶器、手びねり、上絵付

作者:植葉香澄氏
種別:陶磁
作品名:火炎文ヒバニーポートレイト 
素材技法:陶器、手びねり、上絵付

今回の作品では、陶芸作家の植葉さん、桝本さん、彫金作家の吉田さんの作品が気に入りました

つづく

過去記事<信楽焼のリザードン

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信楽焼のリザードン

2024年06月03日 19時01分29秒 | 行楽・旅行記7

作者:桝本佳子氏
種別:陶磁
作品名:リザードン/信楽壺
素材技法:陶器、轆轤成形、手びねり

滋賀県守山市の佐川美術館で6月9日まで開催されている『ポケモン×工芸展』に行ってきました(公式HPで入場予約必要)。

滋賀県陶芸の森ゲストアーティストで、信楽町内で制作活動されている桝本佳子氏の作品です。信楽焼独特の緋色とリザードンの造形がよくマッチしてますね。

作者:葉山有樹氏
種別:陶磁
作品名:超古代ポケモン玉盌
素材技法:磁器、染付

上の方にヘビ型のポケモンが描かれてますが、名前知りません。。。

作者:葉山有樹氏
種別:陶磁
作品名:森羅万象ポケモン壺
素材技法:磁器、染付、上絵付け

この距離感で細かいポケモンを見分けるのは、老眼には辛い

作者:吉田泰一郎氏
種別:金工
作品名:シャワーズ
素材技法:銅、金、銀、彫金、打出し、鍍金、色上げ、七宝

彫金で作られたシャワーズが凄い! 金属製なのに、今にも動き出しそうなこの生命感は何なんでしょう

こちらも吉田氏作製のイーブイ。

作者:吉田泰一郎氏
種別:金工
作品名:イーブイ
素材技法:銅、金、銀、彫金、打出し、鍍金、色上げ、七宝

作者:桝本佳子氏
種別:陶磁
作品名:タマンタ/染付皿
素材技法:半磁器、轆轤成形、手びねり、染付 

作者:植葉香澄氏
種別:陶磁
作品名:光火彩文/グラードン
素材技法:陶器、手びねり、上絵付

作者:植葉香澄氏
種別:陶磁
作品名:羊歯唐草文シェイミ茶碗
素材技法:陶器、手びねり、上絵付

陶芸作家の植葉さんの作品、めっちゃ気に入りました。独特な文様表現が素敵ですね

作者:桑田卓郎氏
種別:陶磁
作品名:カップ(ピカチュウ)
素材技法:磁器、陶器、釉薬、動力成形、金銀彩、転写

つづく

過去記事<ポケモン×工芸展に行ってきた

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ポケモン×工芸展に行ってきた

2024年06月02日 21時48分31秒 | 行楽・旅行記7

6月2日

朝から雨が降ったり止んだりのこの日、妻と滋賀県守山市の佐川美術館に出掛けてきました。

佐川急便創立40周年を記念して建てられた美術館で、日本画家の平山郁夫氏の絵画を常設展示している他、様々な美術企画展も行ってます。

正統派美術だけでなくサブカルチャー系のイベントも多い管理人お気に入りの美術館です。

当ブログでもトリックアート展やウルトラマン創世記展、ガンダムのメカデザインを担当した大河原邦男氏の展覧会などを紹介しました。

水の上に建つ高床式倉庫のような外観も素敵な美術館です。

作品名 蝦夷鹿

今回、観に来たのは『ポケモン×工芸展  美と技の大発見』。

世界中で人気の「ポケモン」と工芸が出会うと、どんな「かがく反応」が起きるのか?をテーマにして、現代日本の工芸を代表する20名のアーティストが挑戦した展覧会です。

作者:今井完眞氏
種別:陶磁
作品名:フシギバナ
素材技法:陶器、手びねり、上絵付

作者:今井完眞氏
種別:陶磁
作品名:コイキング
素材技法:陶器、手びねり、上絵付

ポケモンは全く詳しくないんですが、模型やオブジェが好きだから、こんな作品を観るとワクワクしちゃいますね

作者:城間栄市氏
種別:染織
作品名:琉球紅型着物「島ツナギ」
素材技法:絹、型染

琉球王朝時代から紅型(びんがた)三宗家として、知念、沢岻とともに王府御用の染物を作ってきた城間家16代目の城間栄市氏のカラフルな島ツナギ。ピカチュウだけ分かります(笑)

おー、ポッチャマは知ってる!

作者:桝本佳子氏
種別:陶磁
作品名:ポッチャマ/染付皿
素材技法:半磁器、轆轤成形、手びねり、染付、上絵付

作者:桝本佳子氏
種別:陶磁
作品名:信楽壷/ファイヤー 
素材技法:陶器、轆轤成形、手びねり、化粧掛け、上絵付

作者:今井完眞氏
種別:陶磁
作品名:ゼニガメ
素材技法:陶器、手びねり、上絵付

ポケモンのこと知らないと楽しめないのかと思ったら、全然そんなことありませんでした。家族連れが多かったけど、小さなお子様よりはむしろ大人向けの展覧会ですね。

つづく

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伊賀焼ガチャに挑戦!

2024年05月30日 12時00分00秒 | 行楽・旅行記7

5月25日

三重県伊賀市の丸柱集落にある伊賀焼伝統産業会館を訪れました。

2階は伊賀焼の歴史を紹介した施設で、1階は実技研修室や窯元の作品販売コーナーになってました。

伊賀焼は昭和57年(1982年)に国から伝統工芸品の指定を受けてます。

上の花瓶の緑がかった色は、窯の中で降りかかった薪の灰が緑色のガラス質となったもので、古伊賀の特徴のひとつですね。一対の耳が付いていたり、わざと手を加えて形を歪ませた破調の美も伊賀焼の個性です。

食器類よりは陶器製のオブジェが好きなので、フクロウやネコの置物についつい目がいっちゃいます。

素朴なお地蔵さんの一輪挿し。

妻はぐい吞みを使った苔玉や盆栽が気に入ったようです。

こんな使い方もお洒落ですね。

1回¥500の伊賀焼ガチャ(笑)

施設の人に聞くと、カプセルの中に箸置きやぐい吞みが入っているそうです。引き換え券が入っていると、右に見える花瓶やぐい吞みなんかが貰えるそうです。

妻が伊賀焼ガチャに挑戦!

箸置きだったら、ちょっとショックかも

おーっ、一輪挿しが出ました。これはかなりお得感がありますね~

上の方にへこみがあるのは破調の美なのか、失敗作なのかは謎です(爆)

帰ってから、妻は庭の花を活けてダイニングテーブルに飾ってました。

おしまい

過去記事<伊賀焼伝統産業会館にて

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伊賀焼伝統産業会館にて

2024年05月29日 12時00分00秒 | 行楽・旅行記7

5月25日

伊賀の市街地へ買い物に行った帰り、丸柱集落にある伊賀焼伝統産業会館に行ってきました。

5世紀頃からこの伊賀地方で焼かれていたとされる伊賀焼。伊賀の古琵琶湖地層の土は細かな気孔が多く、熱を蓄えることに優れているそうです。

会館の前には御覧のように窯がありました。

伊賀焼は伊賀国領主であった筒井定次や藤堂高虎の時代に隆盛を極めましたが、藤堂高久の時代になると衰退してしまい、多くの陶工は信楽に移ってしまいました。18世紀、藤堂高嶷は再び作陶を推奨し、再興伊賀焼の時代を迎えます。

この丸柱地区は桃山時代から続く伊賀焼の里で、昭和57年(1982年)には、国から伝統工芸品の指定を受けました。

伊賀焼伝統産業会館は、伊賀焼の製造過程や古今の伊賀焼の名品の展示のほか、伊賀焼の体験教室などもある施設で、入館は無料です。

色々な粘土

施設の2階は伊賀焼の歴史に触れる展示がされていました。

釉薬による色付け

伊賀焼は、日本陶磁の最高峰とまで言われ、過去に作家の川端康成は、ノーベル賞受賞記念講演「美しい日本の私」の中で、わび、さびといった日本文化を代表する焼き物として古伊賀を絶賛したそうです。

伊賀市の西光寺窯跡や堂谷窯跡から出土した桃山時代(17世紀初め)の陶器片。

様々な色や文様があるのも伊賀焼の特徴です。

多くの技法による色や模様付けが面白い。

伊賀の土は耐火性に優れ、再興後は、雪平鍋、土瓶、土鍋などが支持を受けて全国に広まったそうです。明治期以降は、その特性を生かした耐熱食器の生産が主流となり、産地としての基盤が固められました。

上のもみじ柄の土鍋が妙に懐かしいなぁ~

こちらは、三重県の重要有形文化財の古伊賀や信楽焼のコレクションです。

日本六古窯(にほんろっこよう)とは、日本古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な6つの窯の総称で、信楽焼(滋賀県)、常滑焼(愛知県)、越前焼(福井県)、丹波焼(兵庫県)、備前焼(岡山県)、瀬戸焼(愛知県)のことを指します。

伊賀焼や美濃焼は日本六古窯に入ってないんだね。。

つづく

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