新へそ曲がりおじさんの花便り(旧へそ曲がりおじさんの、へそ曲がりなオカヤドカリ飼育法)        

わけあってリニューアルオープンします。オカヤドカリの飼育はやめたので、花便りがメインになります。

深刻な貝殻不足?

2009-05-23 03:19:32 | オカヤドカリに関する話し
新入りの@たちが捕獲された所は、余程大きな貝殻が無いのではないだろうか?。
今は5センチほどの貝殻に入っているのだが、これでもまだ小さいくらいで、上にある小さな貝(約3センチ)が以前入っていた貝殻で、こんな小さな貝殻でよく生き延びてきたものだと感心してしまう。
しかしながら、この事が新たな疑問を感じさせてしまうのである。
「オカヤドカリは貝殻の中に少量の水を溜めてエラ呼吸をしている」と言うことが言われているのだが、これだけ小さな貝殻に大きな@が入っていては「水を溜めるスペースが無い」と考えるべきで、事実、宿替えをした直後の貝殻を確認しても「中は全く濡れていない」のである。
今回の宿替えを含め、10回以上の宿替え直後の貝殻を確認した結果でも、「一度も濡れていたことが無い」と言うことから考えて、「貝殻の中に少量の水を・・・・」と言うのは、何らかの原因で「エラの部分に蓄えていた水が漏れた」と考えるべきではないだろうか?。
私自身、過去のことではあるが「不注意に扱った時に貝殻から少量の水がこぼれた」と言う経験はあるのだが、通常の扱いでは「逆さまにしても水がこぼれることは無い」のだから、「貝殻の中に少量の水を溜めている」と言うのは誤りだろうと思うのだが。
ついでだが、@の飲み水に関して「海水」と言うことが重要視され、塩分濃度についても色々言われているのだが、私の経験から言えば「薄い方が良いのでは?」と思っている。
常に海中で生活している場合は、「体から水分が蒸発する」と言うことは無いのだが、地上で生活しているオカヤドカリの場合は「体から水分が蒸発する」ため、「体内の塩分濃度が高まる」と言う事を考えれば、「塩分濃度は低い方が良い」と考えるのが妥当だと思うのだが・・・・。
理想から言えば「真水と濃度の違う塩水(人工海水)」を入れてあげるのが良いのではないだろうか・・・・。
私の場合は、「およそ3%と1.5%の人工海水と真水」を用意しているのだが、水の減り方に特別な偏りはなく、「置き場所の違いによる偏り」の方が大きく、一番手近な容器の水が一番良く減っているようで、一体どのくらいの濃度が良いかはわからない。
人間だってその日の調子によって飲む物が変わるように、オカヤドカリもその日によって変わるのだろうから、@の飲み水も「選択の余地(幅)」を持たせるのが良いと思うのだが・・・・。
コメント
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