あけぼの

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アラブの国からアメリカ、そして急遽帰国の赤丸狂騒曲

2013-10-16 19:47:47 | アート・文化

Qataroman0011 Susan_2 (1)エティハド航空で友だちになったシディエルさん、拓郎くんとアブダビ空港にて。我々はカタールのDohaへ、拓郎君はイギリスへ、シディエルさんはブラジルへと別れた。(2)右がSusan手料理、問題のビーツ。

カタールとオマーンというアラブの先進国を訪問して帰国、眩暈と身体のだるさがひどかった。オマーンの最南端で蚊にさされ、その夜から下痢が23日止まらなかったのでアラビア半島の風土病でももらったか、それとも旅の疲れか、と不安を感じつつ、出発の朝まで迷い、医者に行く間もなくオハイオへ。今回は1週間滞在予定だったが重要案件はなかったので教え子の車もレンタカーも借りず、20年間お隣さん且つ22年間友人であるSusanPaul一家が雑用の運転を引き受けてくれ、いつもの如く家に招かれご馳走になった。かつての我が家を窓から眺めながら。そのDinner写真はFacebookを飾り、多くの「Nice!」を得た。さて、ご馳走になったのは今月5日(金曜日)、翌6日土曜日の午後、何と便器が真っ赤っ赤。動転(本Blogタイトル、赤丸狂騒曲の赤丸は赤いお丸、即ち血便で真っ赤になった便器という意味。血便という単語はタイトルには避けたくて)。お丸は3度も真っ赤になり、相変わらず眩暈もひどかったので非常時と判断、すぐにAmerican Airlineの切符を求めた。横になって帰りたいとビジネスクラス、2人分。翌日の(明日のを今日求める)ビジネスクラスの切符の高いこと! Susan には短く「土曜の午後中血便があったので急遽帰国する」とメールし、タクシーを予約し、夜中に荷物をまとめ、翌日の早朝、空港へ。正味5日間で帰国した。乗り換えのシカゴ空港でSusan からのメールを見たら、なんと「彩子の病状についてPaulと話しあったのよ。貴女、ほんとに血を見たの?昨日のディナーでご馳走したBeetsPigmentは消化しないので3日間ぐらい赤い便が出るのよ!」Oh, Oh, あ~あ、もうウン十万円カードで落ちた後でした!早く帰国した分一応病院を駆け巡りました。ビジネスクラスで良く飲み良く食べ良く眠っていた夫は幸せでした。健康美自慢の人、こんなことでもなければエコノ席ばかりでしょうから。それにしてもSusanたちの Helpと歓待はビジネスクラスの費用よりはるかに貴重でござりまする。(彩の渦輪)