昨日は台風15号の接近に伴い、この小田原でもお昼頃から徐々に風雨が強まり、15時前後には大荒れの天候となった。夕方には雨は弱まったが、丹沢方面での雨量が台風通過中の数時間で200mmを越え、酒匂川の水位は午後から徐々に上昇。18時前には警戒水位に達し流域の10万人に避難勧告が発令された。夜になり、避難勧告も解除され、風もだいぶ収まったのを見計らってランニングに出ると、国道1号は大渋滞で沿道のかなりの世帯が停電していた。また酒匂橋を通過した時に川の流れを見ると、なんと河川敷が濁流にのまれ冠水していた。その河川敷の様子を見るため、22日の朝、通勤前に酒匂川スポーツ広場に立ち寄った。 土手の上から酒匂川スポーツ広場を撮影。昨日の22時頃は左岸側のサイクリング場と右岸側のスポーツ広場の両方とも冠水しており濁流に飲み込まれていた。一見すると昨年の冠水時よりは被害は軽そうだが、河川敷に降りて被害状況を見てみることにした。 野球場のフェンスは支柱ごと倒れており、ネットにはゴミが絡み付いている。外野部分の土砂の流出は少ないようである。 水の引いた外野の芝の上には鯉が打ち上げられていた。また、護岸下の排水溝にも取り残された小魚が多く泳いでいた。 野球場の内野部分は土が流出し、大きな水溜りが出来ていた。おそらくこの3連休中は使えそうにない。 小田原大橋の上流側のサッカー場の様子も見に行った。ゴールが少し流されたようだが、大きな損傷は無さそうである。 サッカー場も表土が流され凸凹になっていた。こちらも復旧にはしばらくかかりそうな状況である。昨年の台風被害の復旧工事は約6300万円かかったとのこと。春に復旧してから1年もたずに再び被害が出てしまった酒匂川スポーツ広場。今回の復旧費用はどれくらいになるのだろうか。
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