小田原市が管理するスポーツ広場はこの夏まで4ヶ所あり、市内のスポーツ団体の練習や試合に利用されていた。その中で高田にあった高田運動広場は隣接する水道施設の再整備のため9月末をもって閉場となった。 小田原市高田の高田運動公園は高田浄水場東側に所在。隣接する道路よりも一段高い場所に多目的グラウンドが1面設けれれていた。 高田運動公園の沿革を調べてみたがはっきりとしたことは分からず。昭和59年4月の広報おだわらの記事に高田みどりの広場誕生の記事があって、今現在は高田みどりの広場は無いので、高田みどりの広場が高田運動広場へと転換された可能性がある。 高田運動広場の利用用途は、ソフトボール・軟式少年野球・サッカー・グランドゴルフ。敷地西側は野球場になっていて結構しっかりとしたバックネットが設置されていた。 広場中央のフェンス近くには経年して錆だらけのサッカーゴールが置かれていた。この夏は緊急事態宣言の関係で使用を制限していたようで、地面には草が生い茂ってサッカーを出来る状況ではなかった。 高田運動広場内の設備は簡素で、サッカーゴールの他には野球場脇のベンチとスコアボードとグラウンド整備用のとんぼが数本。 恐らく30年前後は利用されてきた高田運動広場は高田浄水場再整備のために閉場となり、今後は高田浄水場の敷地となる。既存のフェンスは今年度中に撤去工事が予定されている。 土日を中心に子供達やスポーツ愛好団体で賑わった高田運動公園は緊急事態宣言の解除直前にひっそりと歴史に幕を閉じた。個人的には利用したことのない運動広場だったけれど、もう立ち入れなくなる場所になってしまうと思うと何となく寂しく感じた。
| Trackback ( 0 )
|