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小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



大雄山線井細田駅の東隣に所在している八幡神社は境内に大木が多くて、森の中に社があるような佇まいだった。今年に入り拝殿裏手の楠の大木が何本か伐採され、また春になってからは鳥居近くにあった銀杏が伐採されてしまった。八幡神社の東側には旧久野川の名残の水路が流れていて、その水路の石垣の上に2本の銀杏の大木があって、初冬の頃に黄葉する風景が好きで毎年訪れていた。先日、八幡神社前を通りかかると銀杏の木が2本伐採されていたほか、鳥居近くの樹木が剪定されていて木々の風景が変わってしまった。八幡神社の銀杏の風景は何年も前から撮り溜めているので、同アングルから伐採前後の風景を比べてみたい。八幡神社の東側には水路には擬宝珠つきの太鼓橋が掛かっていて右手に2本の銀杏の木があった。銀杏が黄葉する頃に訪れると、太鼓橋と石垣と銀杏の木の組み合わせがなかなか風情を感じさせる眺めで好きだったが、もうその風景は望むことが出来なくなった。上の写真は初冬の頃、太鼓橋の上から撮影したもの。水路を覆うように葉を広げていた銀杏の枝ぶりが良かったが、伐採されてしまい何とも残念。最後に鳥居前からの風景の伐採前後の比較。以前は拝殿を取り囲むように大木があったので鬱蒼とした雰囲気があったが、伐採や剪定が行われてだいぶ境内は陽が入るようになって明るくはなった。年々、市内の社寺の境内にある樹木の伐採や剪定が行われ、好きな風景がいくつか無くなってしまい何とも残念。

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昨年から今年にかけて酒匂川や狩川の土手の立ち枯れた松が何本か伐採が行われた。酒匂川左岸の小田原大橋下流側の土手に何本か松の大木があるが、そのうちの一本が3月末に伐採により姿を消してしまった。 3月下旬に伐採されたのは酒匂川左岸側の小田原大橋から国道1号酒匂橋へ向かう道路沿いの松。4、5年ほど前にばっさりと剪定が行われてずいぶんと不格好な姿のまま立ち枯れてしまった。剪定と前後して樹勢の回復のための処置が施されたようで、木の根元近くに使用した薬剤や本数を記載したタグが貼り付けられていた。しかし樹勢は回復することなく幹全体が蔦で覆わた状況が続き立ち枯れとなってしまった。伐採が行われたのは3月26日。この松のある周辺から下流側の道幅が狭くなるので、以前から車で通るたびに気にはなっていた。伐採後の4月上旬に近くを通りかかったので立ち寄ると、長年あった松の木は風景から姿を消していた。切り株の直径は90センチくらい。年輪はざっと数えただけでも100は軽く超えていた。恐らく、幕末か明治時代の頃に植栽されたのかもしれない。足柄平野の原風景の一つである、酒匂川の土手の松は年々伐採により減少していて何とも寂しい。

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酒匂川の土手沿いには二宮金次郎ゆかりの松並木が部分的に残っていて足柄平野の原風景となっている。狩川の土手には並木ではないが、一本の松の老木があって先ごろ立ち枯れしてしまったので伐採が行われた。酒匂川とは違い市内の狩川の土手にはほとんど松が無いが、蓮正寺橋右岸側の上流約300mほどの場所に一本の松の老木がぽつんと立っていた。数年前までは葉が青々としていたが昨年あたりから葉が茶色くなってしまい立ち枯れたような状況が続いていた。青空をバックに写真を取ると立ち枯れた葉が目立つ。先週末に近くを通りかかると、風景に違和感を感じて周辺を見渡すと松の老木が姿を消していた。土手下の道路から土手道へ。松の老木はすっかり切り株だけになっていてびっくり。まだ切り株周辺に木屑が散らばっていたので伐採されたのは3月の上旬から中旬くらいにかけてだと思われる。切り株の直径は約80センチくらい。年輪はざっと数えただけでも100年はゆうに越していた。狩川土手の松はトレーンニグやポタリングの際に良く目にしていたので、立ち枯れて伐採されてしまいなんとも残念。小田原大橋左岸下流側の松の大木も伐採が予定されている。

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だんだんと春めいてきて、河原や土手沿いで菜の花を目にすることが多くなってきた。狩川の河原は例年になく菜の花が多くて酒匂川との合流近くの河原は自然の菜の花畑となっている。 2月頃からランニングやポタリングの際に狩川管理橋を通ると、下流側の河原に菜の花が群生していて気になっていた。橋からは100m以上離れた下流側だが花の黄色が目立つ。土手から狩川の河原へ。普段、河原には背の高いヨシが群生しているが、昨年の台風19号の増水によりヨシは根元から折れて植生が変わって菜の花が目立つようになった。荒れ放題の河原は折れたヨシがズボンに突き刺さり歩くのが難儀したが、ようやく菜の花の群生へたどり着いた。近くで見ると自然の菜の花畑でなかなか綺麗。下流方面まで50mくらいは菜の花の群生が続いている。河原に咲く菜の花は主にセイヨウアブラナとセイヨウカラシナの2種類。帰宅後に調べたところ狩川に群生している菜の花はセイヨウアブラナのようだ。河原の酒匂川側には水路が流れていて対岸の土手沿いにも菜の花が咲いていて良い眺め。いままであまり気にしていなかったが、台風などで大増水後は河原のヨシが倒れて菜の花が群生するようになるのかもしれない。台風19号通過後は、荒涼とした感じだった河原にこの春突如出現した菜の花畑。来年も同じような景色を眺められることを願いつつ河原の菜の花畑を後にした。

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飯泉橋左岸から飯泉観音に向かう県道711号沿いの途中に一本の松があった。道路にはみ出すように立っていたので車で通る際には厄介に感じていた人が多かったかもしれないが、その松が先日伐採された。飯泉橋から飯泉観音に向かう途中、酒匂川の土手上の区間に一本の松があった。今年の春くらいまでは葉が青々としていたが、夏頃にはすっかり葉が枯れてしまい立ち枯れたような状況になっていた。 12月13日に県道711号沿いを通ると松の伐採作業が行われていたので、車を河原の駐車場に停めて撮影。クレーンを使い木の上部から伐採が進んでいた。昨日、ランニングで県道711号沿いを通ると松の伐採が終わり切り株部分にはパイロンが置かれていた。切り株の直径は70~80センチくらい。びっしりと年輪が刻まれていてざっと樹齢は100年以上はありそうだ。立ち枯れていたので切断面は生木のような湿った感じは無かった。道路にはみ出して立っていたような松だったので、車で通る時は割と厄介に感じていたが、無くなってしまうと少し寂しい。近年、酒匂川の土手や国道1号沿いの松の伐採が進み風情ある風景がだんだんと少なくなっている。

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