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小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



昨年の秋に突如、小田原ドライビングスクール横の酒匂川に飛来したコブハクチョウは小田原で越冬して春先に姿を消した。一年限りの珍客だったと思っていたら今年も同じコブハクチョウと思われる個体が酒匂川に飛来していた。10月28日の午後、酒匂川右岸のサイクリングコース沿いをランニングしていると河原に白いものが見えたのでサイクリングコースから護岸へ。台風の増水で運ばれてきたゴミかと思ったら、なんとハクチョウらしき鳥が羽を休めていてびっくり。ハクチョウが飛来したのは昨年とほぼ同じ場所。しかしながら台風のため流れや河原の形が昨年とは大きく変わってしまっている。ゆっくり近づくと身体を起こしてこちらを向いた。人に慣れていて逃げる気配はない。おそらく昨年飛来したコブハクチョウと同じ個体だと思われる。昨年は11月10日前後に飛来したので今年は半月近く早い。昨年秋から越冬したコブハクチョウは、近隣の住民などが定期的に餌を与えていたので居心地よく過ごしたようだ。今年も味をしめて再飛来したと思われる。スポイルされて、少しふてぶてしいコブハクチョウだが今シーズンもランニングや散策の途中に様子を撮影に立ち寄りたい。

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猛烈な勢力を保ったまま関東を直撃した台風19号により小田原でも各所で被害が発生した。その中でも高波による被害が海岸沿いで多く、先日海岸沿いの状況を確認に出かけた。台風19号通過から1週間が経過した20日の午後に御幸の浜から前川方面の海岸線をポタリング。御幸の浜周辺では遊歩道沿いの階段に設置してあったコンクリートパネルが剥がれたほか、公衆トイレが損傷して使用不可となってしまった。公衆トイレの周りは漂着ゴミだらけ。御幸の浜から酒匂川の河口へ。右岸側は白鴎中学校裏手の散策路の手すりが高波により損傷。西湘バイパス高架下は漂着ゴミだらけ。左岸側にあった河口の駐車場は、取り囲むように置かれていた岩が波によって移動。以前の駐車場内部に岩が転がっているような状況になっている。波により砂が多く堆積しているので四駆ではない軽自動車や普通車で乗り入れるとスタックしてしまう。台風による高波と酒匂川の増水により酒匂川河口の地形はだいぶ変わってしまった。酒匂川は台風前、西側に婉曲してから海に合流していたが、増水していて川幅200mほどでまっすぐ海に合流。酒匂川から森戸川の河口へ。突堤を回り込み堤防をよじ登りコンクリートブロックの隙間から西湘PAへ。海側に設けられていた休憩スペースの通路部分は、コンクリートが剥がれ手すりはほぼ消滅して惨憺たる状況。国府津から前川の堤防沿いへ。高波で住宅に被害が出たのは国府津海岸だけかと思っていたら、前川の堤防沿いの住宅もかなりの被害が出ていた。堤防横で行われている西湘バイパスの改修工事用に組まれた足場は高波によって、金具が曲がったりと波の強さを実感させる。以前このブログの公園カテゴリーで紹介した前川公園横では道路が陥没し、公園内に植栽されていた松が1本巻き込まれていた。前川公園もかなり波が打ち寄せたようで漂着ゴミが散乱していた。前川から中村川の河口方面へ。小田原と二宮との市境にある公園も高波によって遊具やフェンスが破損していた。金属性の滑り台の滑り板が外れて折り曲がるように地面に転がっていて、やはり波の強さを思い知らされるような眺め。場所によっては復旧にかなり時間を要しそうだが、復旧の経過も今後このブログで紹介できたらと考えている。

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10月12日の午後から夜にかけて関東を直撃した台風19号。東海から関東地方を中心に記録的な大雨や暴風で各地で甚大な被害が出てしまった。小田原でも高波や川の増水で海沿いや川沿いの住宅や店舗に被害が発生した。台風一過となった10月13日、ランニングやポタリングの際に台風19号の爪痕の風景を多く目にすることになった。午前10時前に小田原漁港新港に立ち寄ると岸壁の上には漂着ゴミの山。漁業関係者によって港内に流れ着いたゴミをすくい上げる作業が行われていた。新港から魚市場横の駐車場へ。漁港周辺は防波堤や消波ブロックが設置されているので台風時でも港内は割と穏やかだったりするが、今回の台風では桁違いの高波が押し寄せたようで駐車場横に設置されていたフェンスの一部が基礎のコンクリートごと倒れていた。御幸の浜の突堤では先端に向かう途中にある石の杭が一本倒れていた。波が高かったので先端には行けなかったが、突堤を取り囲むように設置してある消波ブロックが一基めくり上がったようになっていたので、相当な高波が押し寄せたようだ。御幸の浜も漂着ゴミだらけで荒涼とした眺めになっていた。驚いたのは数百キロはあろうかという消波ブロックが漂着していたこと。おそらく西湘バイパスの横に積まれていたものが流されてきたようだ。箱根や丹沢山系でも記録的な大雨となったので酒匂川の河川敷は数年ぶりに冠水。酒匂橋右岸上流側には河川工事で使用されていたと思われるコンテナ小屋が流れついていた。金属性でかなりの重量があるものだが増水時の水の力を実感させる。酒匂川スポーツ広場は野球グラウンドを中心に広範囲で被害が発生していた。設置していた支柱が倒れたり、土の部分はえぐられて当分は使用が出来ないような状況。小田原大橋の上流側にある野球場のバックネットには、やはり工事用のコンテナ小屋が2つ流れついていた。近くには鉄骨や足場も散乱しているので撤去には重機が必要な状況。午後にポタリングで国府津海岸に出かけると堤防横の道路が砂とゴミだらけだった。後片付けしていた住民の方に話を聞いたところ、高波が堤防を超えて道路沿いにある車庫や住宅などに流れ込んだとのこと。数年前から堤防のかさ上げ工事が行われ、以前に比べると2mくらいはかさ上げされたが残念ながら被害が出てしまった。国府津海岸から森戸公園へ移動。津波避難路を通り西湘バイパス下りの西湘PAへ。駐車場は一面砂で覆われ、設置されている自動販売機は倒れ、売店の窓ガラスが割れサッシが折れ曲がり惨憺たる状況。西湘PAは海抜8mにあるとのことだが、おそらくその倍はある高波が押し寄せたのではないかと思われる。台風の被害とは無縁そうな小田原駅構内でも強風でJR改札上にある大提灯が損壊。和紙が半分くらい破けて見るも無残。今後、どのように修理がなされるかは不明だが、大提灯を制作した提灯屋は営業しているので予算や修理方法の目処が付けば元通りになる見込みがある。小田原駅のシンボル的な提灯なので、早期の修理を願っている。

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酒匂から国府津までの国道1号沿いは旧東海道の名残を感じさせる松の大木が何本かあるが、伐採や剪定により年々減少傾向にある。この5月下旬には酒匂地内の樹木の剪定が行われた。小田原市内の国道1号沿いで松や楠などの樹木が多く残っているのが酒匂から小八幡までの区間。特に酒匂小学校前の塩事業所センター横は松や楠の大木が並木となっている。 5月20日に国道1号沿いをランニングしていると塩事業センター横の並木の剪定作業が行われていた。手前側のはま寿司前にあった松は数ヶ月前に剪定されて上部がばっさりと切られている。剪定作業が行われていた20日から一週間後の5月27日に付近を通ると剪定が終わり随分と枝が少なくなっていた。印象としては1/3くらいのボリュームになってしまったように見える。剪定が行われた並木前の歩道からも撮影。個人的には樹木は自然のままの樹形が一番だと感じるので多くの枝が切り落とされてしまいなんとも残念。伐採を免れただけでも良かったのかもしれないが、長く残ってもらいたい。

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2012年の秋に突如お掘に出現したアヒルをこのブログでも度々紹介してきた。残念ながらお堀のアヒルは2014年の夏に死んでしまい、以降市内ではアヒルを見かける機会はなかった。ところが年末に早川河口周辺を散策していると早川にアヒルらしき水鳥が泳いでいるのを発見。大晦日の日に改めて左岸側の河口へアヒルを撮影に出かけた。 2018年12月31日にアヒルを撮影するために早川の河口へ。数日前に見かけた時には右岸の護岸下あたりにいたが、この日は左岸側を泳いでいた。アヒルがいるのは西湘バイパスの高架下周辺。アヒルを観察しているとオスのアイガモ2羽と一緒に行動していた。早川河口のアイガモとアヒルは餌付けされているようで川からあがって近づいてきた。結構人に慣れているような感じ。いつごろから早川河口に居着いているのか不明だが、アヒルは飛べないので誰かが話したか箱根の観光施設から脱走してきたものと思われる。近くで見るとなかなか可愛い。年明けに中華街でアヒル料理を食べようかと考えていたが、アヒルを見ると食べられなくなりそうだ。また散策の途中にアヒルの様子を見に立ち寄りたい。

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