長篠落武者日記

長篠の落武者となった城オタクによるブログです。

Eテレ『趣味どきっ!』に古宮城が登場するので見逃せないっ!

2016年02月02日 | 古宮城
NHK教育テレビの火曜日の「趣味どきっ!」という番組で、2月から奈良大学学長の千田嘉博氏が講師、バウバウの松村邦洋氏が生徒役となってお城の魅力を解説する「お城へ行こう!」が始まります。
午後9時半から。

2月9日放送の第2回目に「人は城、人は石垣、人は堀?『武田家の城造り』」として、

なんと古宮城が登場します!

躑躅ヶ崎館とのセットで。
古宮城の清掃活動を一緒に行っている原田さんから、年末にNHKが取材にやってきて案内した、と、連絡がありました。こうした活動で城が見やすくなっているので良かったと喜んでくださいました。

※昨年の整備活動の様子。

最近、千田先生があちこちで古宮城を取り上げてくださっています。
昨年の新聞記事だったと思いますが、武田家の城造りと織田家の城造りの違いを解説する中で、大将が最前線に移動する織田家は居城が強固な造りに、大将が代々の居城を動かない武田家は最前線の城が強固な造りになる、と、比較対象をされていました。その例として織田家が清須城、小牧山城、岐阜城、安土城、武田家が躑躅ヶ崎館、高天神城、丸子城、古宮城が示されていました。

おそらく、今回躑躅ヶ崎館とセットで紹介される、ということはこの辺りを詳しく説明してくださるのでしょう。古宮城は徳川家の改修があった説が最近では有力ですが千田先生は武田家の城として整理されているようで、その辺りのお考えもわかるといいな、と、城オタク目線では期待しています。

ちなみにこのシリーズ。
第7回目には「徳川家康が目指した理想の城」として名古屋城も登場します。

空襲で燃えてしまい観光客の評価は今ひとつの名古屋城ですが、実は大砲にも対応した最新鋭の「要塞」としての性格を備えた最高峰の城。このあたりをしっかり説明してくれることでしょう。再建するならな天守よりもっと大事な部分がある、ということも説明するのではないでしょうか。大手馬出の復元とか。

詳しくは、下記の番組ホームページをご覧ください。

※上記の画像をクリックするとNHKのホームページへ飛びます。

しかし、全く無名の時代に出会った古宮城がこうして有名になっていくのを見るにつけ、なんとなくアイドルを応援する人達の気持ちがわからんでもないなぁ、と、思う今日この頃です。

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