長篠落武者日記

長篠の落武者となった城オタクによるブログです。

小学館 少年少女日本の歴史の宣伝がツボに来る。

2015年12月27日 | 日本史
妻の実家で新聞読んでたら吹き出した。
小学館のまんが日本の歴史のシリーズの宣伝で。


見慣れた画。
そして、記憶のあるシーン。
おお、一番興味をひきそうな場面を抜き出してサンプルとして載せているのか、と、思って、よくよく読んでみると。。。




何の話しとんじゃ、羽柴秀吉と黒田官兵衛。
そして、徳川家康、大人買いの指示を本多佐渡に出したし。

ちなみに、この2つのシーンは続きページではありません。
最初は本能寺の変の通知を受け取った秀吉が動揺するも黒田官兵衛が天下取りを勧めるという、あの場面のページ。
そして、2つ目の家康と本多佐渡の話は、小牧長久手の戦いが起こる前に織田信雄から支援要請が来て秀吉との対決を決断する場面のページです。

両方ともに自分が読んだ時代ですから、既に30年近く前の内容ですが変わってないようです。
懐かしいし、元ネタを知っているので個人的には爆笑してしまった訳です。

ちなみに2つ目の写真で家康が回想している場面。
初めて気がついたのですが、逃げる家康の後ろで奮闘している本多忠勝の後ろ姿がある。


確かこのシーンは三方ヶ原の戦いで負けて逃げ帰る家康を思い出している時だったかと思います。

まだまだ続いているのが嬉しい限り。昔は全20巻だったのですが全23巻なので近現代史が増えたのかなと。以前、吉野ケ里遺跡でこの1巻の新装版を読んだ時、フグ中毒で死んでしまう一家の話がなくなっていたので、同行していた団にょと2人で大騒ぎになったことがあります。(こんなことで大騒ぎする2人を冷静に見ていたのは紀伊と佐渡)

きっと、新発見などがあって改定されている話もあるのかもしれませんが、小学校時代に読んだ漫画というのはいつになっても正確に思い出せるものです。自分が歴史好きになり、そして城好きをこじらせることになった出発点は、この小学館のシリーズに間違いありません。

自分の子供たちが小学三年生位になったら読ませよう、と、虎視眈々と狙っています。
そして、子供を日本史好きにして自分が行きたい場所へ思うまま行こうと企んでいる、悪い父ちゃんなのです。

ちなみに、このシリーズを読んで歴史の流れが頭に入ったおかげで、日本史は私の安定した得点源となり、一度だけですが高校時代の全国模試で日本史の偏差値が80を超えたこともあります。
お子さんが歴史を苦手としている方は、家康公も仰る通り大人買いを。笑。

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