ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2023年1月29日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~17巻第160話』

2023年01月29日 10時25分17秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容17巻
1月29日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『断罪されるべき』。
 p1~p3:レーヴvs偽ラシル
戦闘スタイルにラシルらしさが一切無い偽ラシル
※p2の5コマ目,6コマ目:「デジタルならではの作画」→おそらく5コマ目にディストーション(ゆがみ,歪曲)効果をかけて6コマ目を作画したと思われる。

ただ歪ませただけでなく、ラシルの服の襟とか、一部作画修正は勿論していると思われる。
デジタルで楽をしている感じではなく、背景の質感とか、雷や光のエフェクトの効果とか、視覚的(すごい綺麗でしっくりくる)にデジタルを上手に活用しているなと思いました^^
☆雑誌掲載時との違い:p1セリフ「くるぞ!」→「来るぞ!」
 p4~p7:レアナの説明
前回にラシルが「すでに5回命を失っている」と言った理由と、(偽ルルロラ等と違い、)ラシルらしくない偽ラシルの説明あり。
※p4の2コマ目,3コマ目:「ポポルの言っていたジッヒ族の7つの力の一つ」,「内なる争いを生む」→
(第158話p1参照)1;言葉を与え・・・(山の)精霊たちに力を与える
2;天を司り・・・天候を操る
3;争いを生じさせ・・・偽物をつくりだし争わせる
4;暗黒・・・
5;混沌・・・
6;死を与える・・・ラシルを狙った攻撃。本来、寸分違わず命を奪う。
7;この地の崩壊・・・

4と5は表現が曖昧(天候を操り、空が暗くなり、雷等で混乱を生じさせるとか・・・)なので、よく分かりません。
7番目はジッヒ族が原因で世界が滅ぶ訳ではなく、世界が滅ぶ条件が整うと力を解放するということ。世界の理に仇なす者にその力を使うと思われる。
※p5の4コマ目:「位相」→ 解析学で、極限や連続の概念を定義できるように、抽象空間(集合)に与えられる適当な構造(部分集合)
全く意味不明。理解不能・・・。「位相がずれる」がディヴァもよく分かっていないようで、p6の2コマ目のレアナの「チューニングがあっていない」が分かりやすくてありがたい^^
 p8~p17:命を狙われる理由
ジッヒ族とラシルの対話。一族に課された使命が重すぎる。
※p17の4コマ目:「お前たち9人」・・・誰のことか?→2つ前のコマで述べている。
※p17の2コマ目:「人の身でありながらその内に光を宿す者」・・・ラシル,ルルロラ,ノイシュ,カリギュラ,カグラ
「生まれてはならぬ忌み児」・・・ポポル
「この世界に存在してはならない時の落とし子」・・・レアナ,レーヴ,ディヴァ
の計9人である。もちろんジウラ等それ以外もいるが、この場にいると意味での「お前たち9人」だと思われる。

☆雑誌掲載時との違い:p9セリフ「いないこの感じ」→「いない(スペース)この感じ」
p14セリフ「くらってりゃくるタイミングが」→「食らってりゃ来るタイミングが」


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 大戦の犠牲者であるフォトンキャリアーや、ただ生まれただけのアルミラージがただ一方的に「断罪されるべき」とはいかがなものか?
ラシルよ、抗ってくれ!!

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