ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2023年1月30日(月) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~17巻第161話』

2023年01月30日 01時31分47秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容17巻
1月30日(月)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『頭ごなし』。
 p1~p7:続くラシルvsジッヒ族
チューニングが合ったようなのに、そのジッヒ族の「断罪の一撃」を避けるラシル
※p6,p7の見開き:「最大出力(グランデ)」→【grande】ラテン語,イタリア語,スペイン語などで「偉大な」「大きい」を意味する言葉。
ちなみにコミックス8巻p16に「光子剣最高出力」というレーヴの必殺技が登場する。

☆雑誌掲載時との違い:p2セリフ「信じ(改行)られんな・・・」→「信じら(改行)れんな・・・」
 p8~p9:偽ラシルの変化
「ヴヴヴ」と生首ラシルに変化が起きたと思ったら、その姿に身体がついた(本来はこれがちゃんとした人間の姿)。
※p9の4コマ目:生首からちゃんと人の形に成った感じ。
ラシルとジッヒ族のチューニングが合ったことで、偽者の姿も化物じみたものから、まともな人間の姿に変化。

 p10~p11:偽カリギュラ堕ちる
こちらも「ヴヴヴ」と偽カリギュラに変化が起きたと思ったら、消えた・・・
※p10の1コマ目:「ヴヴヴ」という音と「揺れ表現」・・・これはp8の3コマ目の生首ラシルと同様の現象。
なので生首ラシルの変化と、その後の偽カリギュラが消えたこととは、何かしらリンクがあると思われる。

なるべく納得いくように理由付けするとするなら、ラシルにチューニングを合わせていったことで、カリギュラの偽者とは形を保てないほどチューニングが合わなくなった・・・とか。
もしくは、偽者ラシルの本来の力が強大すぎて、それを操るのにカリギュラの偽者に注いでいた力が足りなくなった・・・とか。
要するに、雑魚キャラなら1000人でもつくりだせるが、強キャラは(ジッヒ族)自身の持っている力以上のものはつくりだせないのでは・・・?

※p10の2コマ目:「ボフッ」と消える偽カリギュラ→少し分かりにくいが、これはノイシュ,ルルロラそれぞれの前に立ちはだかっていた偽カリギュラがそれぞれ消えたことを表している。
※p10の3コマ目,4コマ目:なので、ここで驚いているノイシュとルルロラは、それぞれ別の場所にいる。
※p11:別々の場所にいるが、「偽カリギュラが消える」という二カ所同時に起こった現象に対して、ノイシュとルルロラそれぞれのリアクションを交互に見ている状態。

☆雑誌掲載時との違い:p11セリフ「トゲトゲ」→「とげとげ」
 p12~p15:今のラシルとレーヴの実力差
ターイックの街で闘ったのがずっと昔のようだ・・・
※p15の1コマ目:「出会った時」,「レアナ様の面目を保ちつつあしらう」→コミックス2巻第10話~第11話あたり
ラシルの成長を感じるエピソードはいくつもあったのに対し、レーヴはあまりなかったので、読書の体感としては・・・!
 p16~p17:存在を否定する者を否定する
読者も理不尽だと思っていたジッヒ族のやり方にラシルが真っ向から立ち向かう。

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 今回は見出しイラストが思いつかずに上のような感じに。
某漫画雑誌のグラビア表紙を参考にさせてもらいました。

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