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ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2016年7月11日(月) 『第12回 るろ剣』

2016年07月11日 00時50分29秒 | ジャンP流
7月11日(月)

 これ、近所の書店で取り置きしてるんですが、普通に店頭でも売ってて、あまり「やっててよかった」的なことがないんですよね。
現在、vol.13まで出ていて、全体の半分を過ぎたところです。
まあ、単体で持っていてもかなり良い内容なのは認めます。

ということで第12回です。


いつもの模写のペン入れです↓

「げ」と思われた方、手を上げて ノ
・・・自分もそう思います。
まあ、この「ペン入れ」の詳細についてはまた後日…

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実技!マンガテクニック 第12回 背景編“星空”

今回は背景の使用頻度として高い“星空”の描き方を一緒に学んでいきましょう。

道具
つけペン…今回使ったのはGペン
ホワイト…今回使ったのはミスノン(LION)

実践
枠を2つ準備(2通りのやり方をしていきます)


・トーン貼り

●トーンの種類はお好みで

・ホワイトで星を描く
●ペン先を水で濡らしてからホワイトをつけ薄めて使用
●星をランダムに入れ、描き過ぎないこと

・完成!


応用編~満天の星空~
・ベタを塗る

●枠からはみ出ないように丁寧に

・周りが汚れないようベタの四方を紙で囲む

●紙がズレないようにテープでとめておく

・ペンでホワイトをはじく

●ホワイトは十分水で薄める
●最初は別紙にはじいていい感じになってから本紙でやる
●横に流れたり形の悪いものはマジックや筆ペンで修正する

・完成!


いい感じにはじけるようになるには繰り返してやるのみ。
たくさん描いて練習していきましょう!


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<先生情報>(DVD内容範囲)
<キャライラストを描くやり方>
・まずはあたりを青シャープで描く(あたりといっても下描きなみに描き込む)
キャラならここで頭身などをチェック修正
・描き込んで線がたくさんあるあたりをトレースしてほぼ迷い線の無い状態に下描きしていく
・下描きは鉛筆
・清書は筆で,カラー(コピック)の場合はインクが流れないように耐水性でコミックマーカーに強いものを使用
・いろんな筆を使うらしいが分かっているのは「名村大成堂の彩色筆」
・清書もトレース
・紙は筆っぽさがでる「画用紙スケッチブック」を使っているそう
・同じ紙に試し描きして、いい感じになったら本紙へ
・カラー(コピック)で塗る前に、インクが流れないように更に保険として「フィキサチフ(定着液)」を吹きつけ、ドライヤーで乾かす
・最後にコピックマルチライナーで線を修正する
・カラーを塗った後なら墨が流れる心配はないので、筆ペンも使って筆のタッチでも加筆していく


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2016年6月19日(日) 『第11回 トラブル』

2016年06月19日 07時47分04秒 | ジャンP流
6月19日(日)

 今回は収穫が多い内容でした^^

ということで第11回です。


いつもの模写のペン入れです↓

昔、『CLAYMORE』やっていた時はジャンプSQで読んでいました。
毎回、いろいろな試みで読者の欲求に応えてくれ、「こうきたか」と感心する時も多々ありました。

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実技!マンガテクニック 第11回 背景編“雲”

今回は背景の使用頻度として高い“雲”の描き方を一緒に学んでいきましょう。
実践
・下描き

●均一にならないように描いていく

・ペン入れ


最後に消しゴムをかけたら…
・完成!

※↑失敗例。なんとなく均一になっていて不自然な感じがします。

応用編~トーンで雲を描く~
・トーンの上からアタリをつける

●SE-26を使用していますが、DVDではSE-61を使用
●トーンに描いた線は消しゴムで消しづらいので薄めに描く

・トーンを削る(輪郭の少し内側のみ)

●まずは雲の内側を大まかに削るとDVDにはあったが、間違ってきりぬいてしまった・・大きい場合はありだと思う

・輪郭にそってをぼかしをつくる

●カッターの背の部分を使う

 ※カッターの角度が甘いと…

こんなことが何度かありました(その度に雲の形を変更しております^0^)。
自分の持ち方だと失敗しやすいみたいなので、持ち方を矯正するよりかはデザインナイフを使おうと思います・・


応用編2~トーンを重ねて貼る~

・更にトーンを貼る

●SE-462を使用していますが、DVDではSSE-440を使用

・輪郭の内側をぼかす

●上はすべてぼかしてしまったので失敗。輪郭部のみぼかす。

最後に余分なトーンを切ってはがすと…
・完成!

※↑どう見ても失敗例。要練習。

本当はこうしたかった…

夕暮れの雲になりますw(゚o゚)w

 今回は失敗ばかりでした。
普段トーンを全然使わないから…
やらないことは上手くなりませんね。
たくさん描いて練習していきましょう!

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<先生情報>(DVD内容範囲)
・最初に青芯のシャーペンであたりをとる
・下描きはシャーペンを使用。消しゴムは「MONO」
・ペン入れは主にGペン。細かい所は丸ペンや「コピックマルチライナー0.05」を使用
・ペン入れ時はペン入れ忘れを防止するためかトレース台のライトをつけて描く
・インクは「製図用インク(PILOT)」
・ペン入れ後の線の太さやベタなどの加筆には「プロッキー」を使用
・ホワイトは筆でとってから使用。「ミスノン(LION)」も置いてあった
・筆ペンは「XFL2F/ぺんてる筆〈極細)」を持っている。加えて「XFP5M/ぺんてる筆 顔料インキ 〈中字〉」も少なくとも過去には持っていた
・トーン処理の際、貼る部分は青芯シャープで塗っておく
・トーンカッターには「アレックス ALEX K-4 サブレティーナイフ」を使用
 ※新知識※ 
・ツルツルのビニールを原稿の上にのせてトーンヘラなどでゴシゴシこすると、原稿の表面がツルツルになる。
それによりペン入れがし易くなるらしい。
ホワイトを使用した後のでこぼこした原稿に特に効果がありそうだ。


『第10回 しょくげき』

2016年06月06日 18時48分35秒 | ジャンP流
 第10回です。

今回、初のフルデジタル作品です。
ということで模写ありません(おい)。

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実技!マンガテクニック 第10回 背景編“波”

今回は背景の使用頻度として高い“波”の描き方を一緒に学んでいきましょう。
実践
・下描き(アタリをつける)



●最初に水平線を描き基準を決める
●波をランダムに描いていく

・ペン入れ

●まずは波の境界線を描く(手前はGペンで太く,奥は丸ペンなどで細めに描く)
●潮の流れはさらに細く描く

最後に消しゴムをかけたら…
・完成!


線の強弱,波や潮の流れを描くのは難しいです。
たくさん描いて練習していきましょう!

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<先生情報>(DVD内容範囲)
・モノクロはComicStudio,カラーはCLIP STUDIO PAINTを使用
・液晶ペンタブで、右手でペンを持って描いたり画面を叩いたり(拡大縮小など),左手でショートカットなどを操作
・解像度はモノクロは600dpi,カラーは400dpi(350でも良いそうだが何か不安で…とのこと)

・デジタルの良いところ:
1.拡大,縮小,反転などが簡単にできる
2.定規やスクリーントーンが必要ない(お金がかからない)
3.カラーは同じ色が毎回出せる(印刷時に多少変わるだろうが)

・デジタルの悪いところ:
1.トライ&エラーの繰り返し(アナログに比べ直感的に思ったとおりの線が引きにくい)
2.おとしどころが分からない(どこまでもこだわれてしまう)
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 今回は描いた絵が少なかったし、最初に描いた波があまり気に入らなかったのでリベンジ絵↓

最初よりはマシになったかと思いますが、まだまだまだまだ練習が必要な波でした…

『第9回 排球!!』

2016年05月28日 16時45分25秒 | ジャンP流
 アニメが3期も始まるとかうらやま…

ということで第9回です。


いつもの模写のペン入れです↓

漫画を読んだことがないので、モノクロ・カラー両1枚ずつを見ての感想ですが、
この先生の描き方の特徴としては、スポーツ作品の表現か、真っ黒なベタはほぼ使わずに、スピード感のある描線を多用しています。
文字も独特で、レタリングで賞をもらうほど“描き文字”が好きなそうで、文字も含め細部まで妥協しないこだわりがうかがえました。

↑ちなみに自分はレタリングにはミリペンやマジックを使用。
ボールは小さいのはテンプレートで,大きいのはガムの容器を使って描きました。


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実技!マンガテクニック 第9回 背景編“波紋”


今回は水の表現の一つとして用いられる“波紋”の描き方を一緒に学んでいきましょう。


道具
テンプレート…丸が入っているやつ
コンパス…テンプレートで対応できない大きさの丸用

実践
・下描き(アタリをつける)


・定規で十字を引き、波紋の中心を決める
→テンプレートでアタリに合う丸を選び円を描く

●テンプレートの丸と十字の位置を合わせれば歪まずにたくさん円を描ける

※テンプレートで描けない大きな円はコンパスを使って描く

●針で下が傷つかないようにカッターマット等を敷いておく
●円の中心が原稿よりはみ出す場合は紙を継ぎ足す↓↓↓


・円に沿って波紋の揺らぎを描いていく(下描き)

●揺らぎの長さはランダムに
●波紋の交差部分は崩して描く

・ペン入れ

●揺らぎの長さはランダムに
●波紋の交差部分は崩して描く

最後に消しゴムをかけたら…
・完成!



※ちなみにコンパスで開いた穴の処理方法は…

穴の裏からメンディングテープ貼り、表から修正液を塗る↓↓↓


たくさん描いて練習していきましょう!

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<先生情報>(DVD内容範囲)
・下描きはシャーペン
・ペン入れはGペン
・ベタ塗りは筆ペンを使用(真っ黒にはしない)
 愛用のはおそらく「ぺんてる筆 顔料インキ 中字」
・消しゴムはAIR-IN SOFT
・修正はミスノン(LION)
・カラーはコピック
・塗る際に原稿の下にビニールを敷く
 敷くと乾きにくくなるためムラにならない 又、ぼかす時にも効果的らしい
・カラー情報:反対色を使うと深みがでる ex.肌色には青系
・おまけ(似てなくてごめんなさい)


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ビニールの話は初耳でした。ちょっと試してみるかも。
反対色に関しては中学の頃くらいに習った「色相環」とかを参考にしてください。

『第8回 YU-GI-OH』

2016年05月16日 10時18分13秒 | ジャンP流
 今週もはじまりました月曜日。
コロコロ生活リズム変わります。何だか夢のように日々が過ぎていって怖いです。

ということで第8回です。


いつもの模写のペン入れです↓

それなりに時間かかったんですが、雑になってしまったところ多々ありです。
先生の絵は線に勢いがあり、明暗がはっきりしていてそのバランスもとってあります。
何より(少なくとも現在は)フルデジタルだと思っていたらちゃんとアナログで下描き・ペン入れされていて驚きでした。
そう思ってしまうほど線がキレイできっちりしてしていて、描く勢いを物語っております。


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技!マンガテクニック 第8回 背景編“森と山”


今回は背景として用いられることの多い“森や山”の描き方を一緒に学んでいきましょう。

実践
・下描き(ブロック分け)

●遠近感を意識する為、いくつかのブロックに分けて描きます

・各ブロックにパーツを配置

●手前,奥、配置のバランスを考える

・ペン入れ

●ブロックの分け目をまずペン入れ
●手前は詳細に,奥は描き込みを少なくする
●陰影をつけるとそれっぽくなる

・完成!

※今回お題ではなかった空はボカしてます。というか失敗しました…

たくさん描いて練習していきましょう!

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<先生情報>(DVD内容範囲)
・下描きはシャーペン
・ペン入れはGペン
・ベタ部分はマジック
・消しゴムはMONO
・修正にミスノン(LION)も所持
・カラーはデジタル(連載中はコピックで塗っていた)
・液晶ペンタブレットを使用
・ソフトはおそらくcorel painter