goo blog サービス終了のお知らせ 

ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2016年10月3日(月) 『第17回 I"達』

2016年10月03日 01時56分08秒 | ジャンP流
10月3日(月)

 自分はこちらよりも『電影~』の方が印象に残っています。
しかし先生の描く下着が当時からすごいということは感じてました^^


いつもの模写のペン入れです↓

 黒髪のツヤベタが非常に拙いと実感。 練習します…

----------------------------------------------------

実技!マンガテクニック 第17回 カケアミ

今回はトーンを使わずに陰影を表現する「カケアミ」を一緒に学んでいきましょう。

道具
丸ペン(今回使い古したペン先だったので、丸ペンとは思えぬ太い線になってます。おろしたてのものならもっと細い線引けます)

実践
・4カケ
基本のカケアミ
↓完成図参照
●均等な間隔で線を引いていく

・2カケ
足元の長い影等をつける際に効果的
↓完成図参照
●長い線を描くことが多いので定規を使用
●2本目の線はあまり角度をつけずに引くのが上手く見せるポイント

応用編・グラデーション
・まずはグラデーションのあたりをつける

・あたりに沿ってカケアミを描いていく

●線の間隔を広くすることで濃淡をつけていく
・一番内側にベタを入れる
●ベタとカケアミの境目をミリペン等で調整する


完成!


 かなり使えるテクニックなので一緒に練習していきましょう^^


------------------------------------------------------------------
<先生情報>(DVD内容範囲)
※今回、清書はペンいれではなく鉛筆です。当時の描き方とは別。
・(顔や体の位置程度の)ラフをシャーペンで描く
・大体決まったら練りゴムでラフの線を薄くする
・うすい線をガイドに下描きを描く
・消しゴムも練りゴムを使う
・下描きが決まればそれをコピーする
・コピーしたものを清書する紙の下に敷いて、ライトテーブルを使用して透かせる
・透かした下描きをガイドにシャーペンできれいに清書していく
・ある程度描けたらその都度フィキサチフ(定着液)を吹いて線がこすれないよにする
・フィキサチフ→ドライヤー→シャーペン清書 の繰り返し
・汚れた部分は、ミスノン(LION)等のホワイトを使用
・清書の終わったものをコピーし、それにコピックで色を塗っていく
・線画の部分でもっと濃くしたい部分はミリペン(PIGMA)などでスミ線を入れていく
・「リキテックス」を使ってコピックのインクの飛び散りの修正や、目のホワイト,髪のツヤなどを出す
・修正にはミスノンをパレットに出してそれを筆にとって使用したりもする
・パレットは使い捨てのものっぽい

2016年9月26日(月) 『第16回 虜』

2016年09月26日 00時31分20秒 | ジャンP流
9月26日(月)

 実はこの先生の漫画、ほとんど読んだことがありません。
私はあまり雑誌を買わず、店頭で気になったコミックスを買います。
そして、選ぶ条件としては(カバーにストーリーが書かれている場合、)話に興味がわいたもの,そして絵が好みのものです。
ということで今回は模写もしてなかったり…
 しかし作者が生み出している作品の既刊を少し調べただけでも、この漫画、結構支持が高いんだろうなという印象。
DVD内では絵に対してはあまりこだわりはなさそう(むしろ描くのが…)という感じをわざと出すような発言が多い。
そして会話のちょっとしたスキに笑いをはさもうとする姿勢。
漫画は、自分が楽しいと思ったものを人にも楽しんでもらおうと描くものだと思う。
やはりこういう人の描く漫画は一際魅力があるのだろう。


----------------------------------------------------

実技!マンガテクニック 第16回 フキダシ

フキダシはセリフを入れるだけではなく、描き方によってキャラクターの心情を表現できる重要なパーツである。

道具
画びょう
(厚手の)カッターマット
金定規
練りゴム

実践
『ウニフラッシュ』…キャラクターの心の声を表すときに使う
・まずは鉛筆であたりをつける(二重丸)

●中心点を決める(×)
・内側のあたりにペンを入れる
・カッターマットを原稿の下に敷き、中心(×)に画びょうを刺す
・画びょうを中心に定規をあて線を引いていく

●線の長さはランダムに
・最後に内側にはみ出た線をホワイトで調整

(鉛筆部を消しかけすれば)完成!


応用編
『トーンフラッシュ』
・トーンの上からあたりと中心(×)を描く

・カッターマットを原稿の下に敷き、中心(×)に画びょうを刺す

・金定規を使い、カッターでトーンを削る
●プラスチック製の定規はカッターで削れてしまうのでNG
・練りゴムであたりを消す
●普通の消しゴムだとトーンも削れてしまうのでNG
・最後に余分なトーンをはがす


完成!


・繰り返し練習していく…


・ラスト

最初に比べればちょっとはマシになっただろうか?
いろんなフキダシが描ければ直接声に出さずに心のなかで「必殺技」を叫んだりできます。
これで痛いキャラだと思われずに済む^^

------------------------------------------------------------------
<先生情報>(DVD内容範囲)
・下描きはシャーペン
・練り消しで下描きの線を薄くしてからペン入れ
・ペン入れは主にGペン(たけしの時は丸ペンだった)
・インクは製図用インク(PILOT)
・カラーはコピック
・原稿用紙はB4(257mm×364mm)より少し大きい八つ切り(271mm×392mm)のケント紙を使用。
ジャンプの特製漫画スケールを使って原稿の枠を入れる。
空いた部分に絵の練習をするなどと作者は言っていたが、線を引く時なども大きいほうが描き易かったりする

2016年9月7日(水) 『第15回 一撃男』

2016年09月07日 04時13分07秒 | ジャンP流
9月7日(水)

 アニメすごい面白かったですね。
漫画もネットで閲覧できるやつのアニメ後の話、全部読みました。
コミックス買わずにすいません。
ということで第15回です。


いつもの模写のペン入れです↓

今回は特に気合入れて描きました。
----------------------------------------------------

実技!マンガテクニック 第15回 タッチの描き分け

今回は絵のタッチを変えることでブロックを「レンガ」,「木」,「金属」に描き分けていきましょう。

準備
今回は「描き分け」をするということで、基本となるブロックを一つ描き、あとはコピペなどしていくつものブロックの描かれた紙を一枚用意します。
その際、印刷する色はあとで見えなくすることの出来る青系で。


実践
・レンガを描く
●角を欠けさせることでレンガを表現
●ヒビを入れるとより効果的
●定規を使わずフリーハンドで描く

・木を描く
●木目を描いていくことで木を表現
●木目の流れを意識する
●レンガ同様にフリーハンドで輪郭を描く
●木目は細かい線でボカすように描く

・金属を描く
●定規を使い直線的な輪郭を描く
●トーンを貼り光沢を表現(グラデーションがあるものが望ましいが今回は良いものが手元になかったので自分でトーンを削っている)
●水色の鉛筆などでトーンを削る部分にあたりを描く
●あたりを目安に定規を使ってカッターで削る(定規まで削れるのでステンレスなどのを使用する)
●影の濃さなどを考え側面にもトーンを貼る
●ホワイトをつけペンでとり光を描き入れる


完成!


 とりあえず2回どおり描いてみました。
3回,4回と続けてもっと特徴を描き分けられるように一緒にがんばっていきましょう!


------------------------------------------------------------------
<先生情報>(DVD内容範囲)
・下描きはえんぴつ
・消しゴムは「MONO」
・ペン入れはGペン
・丸ペンが必要な箇所はGペンのペン先をひっくり返して使うことによって代用できるそう
・余裕があれば、絵は一晩寝かせると良い。そしてあらためて見てみて、変に思ったところを修正する
・ベタは筆ペンを使用
・全体のベタバランスをすぐに見たいので下描き途中でペン入れと平行してやる。
消しゴムかけでベタが薄くなるが、あとでパソコンに取り込んだときに「レベル補正」等で調整する
・修正は「ミスノン(LION)」を使用
・大きな修正(脚の向きを変える等)のときはミスノンで修正部を消し、それを一旦コピーして、コピーしたものに新たにペン入れ。
最近のコピー機は性能も上がっているので、コピーを繰り返しても劣化することはそれほど無い
・カラーは主にコピックを使用
・サイタマの肌はE1で下地,E2でグラデーションを塗る
・コピック部を塗り終わると水彩絵の具でハイライト(多少影も)を塗っていく
・先生は「サクラマット水彩12色」を使用
・白は使う量が多いので別に「ポスターカラー 瓶入 40ml(ターナー)」を使用。全然水彩と混ぜてもOKらしい
・最後に絵が締まるように強調したいところに強めに墨を入れる(筆ペン)

2016年8月22日(月) 『第14回 新人達』

2016年08月22日 07時44分06秒 | ジャンP流
8月22日(月)
 
 先生の漫画で一番読んだのが『ろくブル』。
昔、映画館でアニメも観たような。
ラストのストーリーは記憶にないので、四天王編くらいまで読んでたのかも…
下の模写元作品は読んだことないです。
べしゃりは途中までコミック買ってました。
ハンパですいません

ということで第14回です。


いつもの模写のペン入れです↓

----------------------------------------------------

実技!マンガテクニック 第14回 背景編“砂”

今回は背景の使用頻度として高い“砂”を「点描」で描いていきましょう。

実践
・下描き
全体のバランスを見ながら砂漠のあたりを描いていく

●このとき点描部分に陰影を描いておく

・ペン入れ
まずはつけペン(丸ペン)で砂漠の輪郭線を描く

点描をミリペンで描いていく

●インクがはねないように真上から点を打つ
●この時点で、陰影部分に同じ間隔で打つのではなく回数によってグラデーションをつけてやっても良い(自分はやってない…)

下描きを消す

点描のバランスを見て最終調整として再度点を加えていく

完成!


応用編~月~

クオリティ低いですが、こういう表現もできるということで…
もっと練習且つもっと点をたくさん打っていく根気が必要な作業だと思いました。
一緒にがんばっていきましょう!

------------------------------------------------------------------
<先生情報>(DVD内容範囲)
・下描きはシャーペンを使用
・シャーペン等、ペンのあの胸ポケットにかける部分は邪魔なので折る
・ペン入れは基本Gペンで,枠線や集中線はかぶらペン,細かいところは丸ペンを使用する
・インクは「レタリング・ゾル」を使用。ベタが真っ黒で耐水性。
・↑このインクは乾燥するとすぐ線が引けなくなるので卓上加湿器を置いている
・↑湿度計も置いており、40%近くになると加湿器をつけて手元だけを湿らせるようにする
・カラーは筆で絵の具を塗る
・パレットはペーパーパレットを使用
・肌はホルペインの透明水彩の「ライトレッド」
・肌の影は「セピア」
・舌は「ローズマダー」
・アクリル絵の具(リキテックス)も使用する

『第13回 偽恋』

2016年07月31日 23時40分40秒 | ジャンP流
 これ、漫画もアニメもまだ触れたことの無い作品です。
(今回のDVDを観て、)でも女の子がすごい可愛くて、線のタッチもカラーの色使いも『女の子』っていうイメージの、そんな印象をもちました。

ということで第13回です。


いつもの模写のペン入れです↓

----------------------------------------------------

実技!マンガテクニック 第13回 背景編“岩”

今回は背景の使用頻度として高い“岩”の描き方を一緒に学んでいきましょう。
(いろいろ補正しましたが、写真分かりにくかったらすいません)

実践
・下描き
全体のバランスを見ながら岩や岩肌のあたりをつける

配置を決めたら細かい部分を描いていく


・ペン入れ
手前の岩からペンを入れていく
●細い線で影を入れ立体感を出す

奥の岩肌を描く
●手前から奥に描けて線を細くしていくと奥行きを出せる

・完成!


応用編~荒野~
・下描き
水平線を描き、ブロックごとにあたりをつける

細かく描き込む


・ペン入れ
遠くにある岩壁は影を多めに入れることで奥行きが出る。
手前のものは描き込みを多くする。

・完成!


2枚目の荒野は実際の写真を見ながら描きました。
やはり実物を見て描くとより説得力がでるように思いました。
もっと練習して美しい背景が描けるように一緒にがんばりましょう!

------------------------------------------------------------------
<先生情報>(DVD内容範囲)
・イラストを描く時はまず“構図決め”としていくつものラフを描いていって徐々に考えをまとめていく感じ
・手汗防止にメッシュのロング手袋(5本指先オープン)を使用
・下描きはシャーペン
・下描き,ペン入れ時はほぼ垂直の製図台に取り付けられたトレース台の上で描いている
(紙に対して目線が直角になりパースがとりにくいということが起きにくくなる)

・描いたものをねり消しで薄くして今度はより丁寧に描き込む
・線が多い部分はさらに消してまた描き直す(迷い線を無くす)
・ペン入れは主にGペン
・インクは製図用インク(PILOT)
・目のあたりはミリペンやコピックマルチライナーを使用
・カラーの場合、一度スキャンして、主線を赤っぽい色で出力する
(絵の印象がやわらかく、女の子らしくなるらしい)
・カラーはコピックを使用
・(いつもかは分からないが)まず下地に薄いピンクで塗っていった
・そして肌→髪→服など,うすいものから塗る
・ホワイトはミスノン(GANGY)を使用