南飛騨からこんにちは

田舎で農業しながら、日々気になること、ふるさとのこと、おもしろかったこと、趣味のことなど気軽に書きます。

FM放送の思い出

2016-06-14 | 音楽

 昭和30年代20歳前後からクラッシックやポピュラーソングをステレオ装置で聞くようになりました。当時月給は2万円満たないくらいなのにLPは2000円前後と高価で月一枚がやとでしたから音楽情報は殆どFM放送で入手していました。
寮に居て、日曜日の午前中から午後にまたがってラテンやクラッシックが流れゴールデンタイムでした。
特に印象深かったのがFM愛知のクラッシク番組の冒頭にヴィオティのヴァイオリン協奏曲22番がテーマ曲として流れました。この曲はきれいなメロディーで心に残っていましたがヴィオッティがそれほど有名な作曲家でもなくテーマ曲の作曲者とLPが不明で入手できたのはかなり経ってからで、グリュミオーとアムスステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団・コリン・デイビス指揮のLPを入手しました。

https://www.youtube.com/watch?v=eMduwpuIm90

もう一つ、NHK・FMのポピュラーソング番組のテーマ曲は、ビリー・ボーン楽団の「星をもとめて」でした。この曲も軽快で雰囲気が良いのでLPを入手しました。
https://www.youtube.com/watch?v=8tdK3sC1Tw0

この頃は、まだ音楽情報があふれた状況でなく、LP一枚或いは一曲を何度も大切に聴いて、もっとゆったりした気分で趣味を楽しんでいたように思います。