入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「夏」 (18)

2017年07月29日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 都会で生まれ育ったKにとっては、若いころに登った山の中には、ふる里にも似た郷愁を覚える山域があるらしい。今、各地の山で中高年の登山者が目を引くが、この人たちの中にもきっと、Kと似たような思いを抱いて山登りを再開した人たちがいるだろう。いや、若いころの山の思い出は、何も都会育ちの人に限らず懐かしく、30年も40年もたってからある日、霧の稜線や、朝焼けの峰からの呼び声を聞き、残された日々を意識しながら山に還る人だっているだろう。
 ところで、現在の中高年の登山者が減れば、訪れる人の全体数が減って山は静かになるのだろうか。それとも、今の中高年と同じように、次の世代の中高年が若者と一緒に、変わらずに山を賑やかにするのだろうか。人気を失ったという海水浴場のように若い人たちは、もしかしたら山などには関心を持たなくなるかも知れない。時代背景が影響して、登山人口は少しづつ減少していくような気がするが、そんなことはないのだろうか。
  
 漠然とそんなことを考えていたら、典型的な中高年の登山者3名がやってきた。女性2名に男性1名、1名は熊本からだとか。この人たちに限ってはまだ、簡単には山から去りそうもない。(7月28日記)

 昨日この独り言を投稿して、すぐ取り消した。まず、大丈夫だとは思ったが使用した写真が、本番前のカメラリハーサルの様子を撮ったもので、後で問題でも起こしてはと案じたのだ。写真撮影の了解は取ってあったが、ブログに載せるとまで断っておいたかは記憶がはっきりしなかった。いつか、モデルでなくその〝代理さん″が、森の中に佇む雰囲気のある写真をここに載せたいと思っている。
 とにかく、こういう仕事にはあれこれと気を回すことが多い。「テレビ番組」とは書くがその番組名までは記さない、といったように。

 8月中は、キャンプの場合も、予約をお願い致します。キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。
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