入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「初夏」 (31)

2017年07月05日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

         Photo by Ume氏

 今朝は久しぶりに青空が広がったので、撮影者Ume氏の助言も受け、朝の日の射し込む落葉松の林を写したこの写真にした。ところが、昼を過ぎてテイ沢から戻ってみると、空はすっかりまた梅雨時の重苦しい曇り空に変わっていた。

 テイ沢の、大分以前に処理した倒木のその後のことが気になっていたので、ついでに丸太橋の傷み具合なども見ておこうと、チェーンソーを首にぶら下げ、HALも一緒に連れて行ってみた。
 HALは、今までは手を貸してやらなければ躊躇していた沢を、流れの緩やかで浅い場所を選んでは渡渉して、後を追ってこれるようになった。川上犬の実力、ただし、相変わらず丸太橋は苦手らしく、避けていた。
 一番上流にある9番目の丸太橋のさらに少し登った所に、沢をまたぐようにして倒れていたモミの大木だったが、それを支える何本かの枝は想像していたほど流れには影響はなさそうだった。無理して切り出すこともないと判断して、少し枝打ちをしただけで止めておいた。その代わり、折角持って行ったチェーンソーだからと、その少し下方に腐りかけた倒木がやはり道を塞いでいたので、通行にさほどの障害はなさそうだったが、切って片付けておいた。





 それよりもこの図太い流木には参った。下から7番目の橋だが、ちょうど岩と丸太橋の間に挟まったままの状態で、下手をすれば橋も一緒に流され、その影響は下流にある丸太橋にも及びかねない。
 とても簡単には済みそうもないし、ロープや番線、鎹(かすがい)などなど道具も必要になる。作戦を立て出直すことにして、帰ってきた。

 例年、TDS君の絶大なる支援を得て、テイ沢の草刈りをしてきたが、今夏は丸太橋の補修などを含む登山道の整備が必要のようだ。

  雨の森も悪くない。キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。

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