入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「夏」 (1)

2017年07月07日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 予報されたほどの天気とはいかなかったが、この時期としては、今日の曇り空の多かった一日も良しとすべきだろう。雨が悪いということではないが、またも撮影の下見があったので、できたら青空が出て欲しいと願っていた。きょうは期待、大!

 ここはこの梅雨の時期、週末以外はほとんど訪れる人がいない。普段の日は、その静けさが当たり前になっているから、急に来訪者があるとまごついたりする。それに、あまり愛想も良くないから、歓迎されてないと思う人も中にはいるかも知れない。
 しかし実際はこのブログに書くように、大きな空の下で牧場の風景を眺め、鳥の声を聞き、季節の野草に歩を止め、緑陰に憩い、平安に浸ってほしいと願っている(あっ、星空を忘れてはいけない)。
 だから、来訪者の人数は、いつも気にし、注意していて、いくらでもドシドシおいでくださいという気持ちと、それに反して静穏がここの魅力だからほどほどに、という気持が内心では相克している。
 
 牧場が不振で、いままで以上に山小屋とキャンプ場に力を入れようとして、手始めにこのブログを始め、冬季の営業もするようになった。その効果など知れているが、今の環境を守りながら、やり方も変えずにということなら(できればそうしたい)、なかなか入牧頭数の減った牛の代わりは難しい。そこで、今度はここの絶品の風景を生かしたCMや、映画などにも目を向けるようになったというわけだ。
 先人が残してくれたこの美しい環境、景観を次の世代、さらにそのまた次の世代へと渡していくためには、牧場を何としても維持していくべきだと思う。ただ、試行錯誤を続けていく時間は、残念ながらもう、あまりない。

 愛知のNさん、良い旅で良かったです。鉢伏山、2度も行った甲斐がありましたネ。

 8月につきましては、キャンプの場合も、できるだけ予約をお願い致します。キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする