石匠風間ブログ!

読書、音楽、雑学

ヌーノ・ベッテンコート

2009-10-07 | 音楽
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6年超もブログやっていて未だ、大人になってからのギターの師を記事にしてなかったなあ、と前々から思ってたのだけど(こどものときはエディ・ヴァンヘイレンやランディーローズついでにイングヴェイ)。
「音楽」カテゴリーの記事が最近減っているのは以前よりバンド活動も少ないし音楽自体聴かなくなっているからで、先日初めてあった人とヌーノの話題で盛り上がって家帰って久々聴いてみたら、うん、やっぱいい!ってんでニーズの無さそうな記事をUP。

90年代にアメリカで「EXTREME」というバンドがブレイクしたことは周知だろうが(知らないかw)、そのギタリストがこの人NUNO BETTENCOURT、ちなみにぼくと同い年。

まあいわゆるハードロックギター弾きなのだけど、エクストリームを形容する「ファンクメタル」という売り文句に見られるように、ホーンセクションをバックにプレイしたりちょっと黒人音楽っぽさを取り込んでしぶいのだ。その傾向は年齢とともに強くなっていき、エクストリーム解散後からはギターのひずみを抑えぎみに大人っぽい音楽を作っている。これがまたムチャかっくいいのだ!

かっこいいけどイマイチ売れてはいないのだよね。もうちょっと評価されるべきだと思うのだけどね。

昨年エクストリームは再結成してアルバム出して来日もした。ファンなのでアルバム買ったけど、まあそれなりにいいのだけど、ジャンルとしては明らかに売れ線ハードロックなのでヌーノの大人っぽいのに慣れてしまった今、ちとのめり込めなかった。


桑田真澄ブログを読んで

2009-10-04 | 雑記
なんか最近誰でもブログを持っているなあ。桑田真澄公式ブログ
甲子園の寵児、巨人のエースと、順風満帆の人生を歩んできた桑田が何を語るのかと思えば、やはり清原とは違うね、知性派って感じ。読むのが面倒な人のためにざっと抜粋しよう。少年野球の指導者についてのくだり。

日本中、何百というチームを見てきたけど、子供達を怒鳴り散らしている指導者ばかり。
怒鳴らないと理解してもらえないほど、私には指導力がないんですと、周りに言っているようなもんだよね。


投げ込み、打ち込み、走り込み。すべて迷信です。
「気が付いてください」
昔を思い出してください。
投げ込みして、何が溜まりましたか?走り込みして、何が溜まりましたか?
打ち込みをして、どうでしたか?溜まったのは、疲労だけではないですか?


こんな感じで続くのだけど、スポーツ関係者としてはずいぶん踏み込んだ発言だと思う。栄光の人生を歩んできたつまり地位が確立している人が敵を作りかねない発言をしているのだから。

言っていることは別段新鮮なわけじゃない、日本式の「根性」至上主義が効率の悪いことはすでに指摘されて久しい。相撲部屋でも「かわいがり」が問題になっている。

それでも桑田の指摘どおり今現在でも少年野球などののべつ幕なし怒鳴り指導は珍しくない、つまり改善されてないのだ。もちろん理想的なコーチも中にはいるだろうけど。

文中の指摘にあるように、プロだってエラーするのだから失敗を怒鳴るより何故失敗したかを分析し解説してあげるべきだと、まったく持ってその通りだと思う。正論とはこういうことだという見本みたいな文章だ。

ただ、かすかな違和感は残るんだな。
これはコーチをやる人の問題というより日本人全体のことじゃないのかな、少年やその親など指導されるほうもいやいやながらも心の奥底で望んでいるカタチとして現状があるんじゃないか?

まあ、何事もバランスの問題だけど、そしてスポーツに限らず学校教諭や会社の上司も同様なんだけど、「いやなやつ」ってたとえ年齢重ねてもどんな世界にいても必ずいて、それがストレスになるのだけど、実はそのストレスが大きく飛躍する要素になりうることもあるので一概に述べてしまうのはどうかと。害虫が他の害虫を退治してくれてるみたいな(ちょっと違うなw)。

まるっきり放任するのも調子付くからこうやって有名人が批判するのはいいことなのだろうけど、これが行き過ぎて完璧滅菌世界みたいになると逆効果ではないかと危惧するわけです。

あ、でもブログとしてはとても文章力があり面白いと思うのでぜひご覧ください(と、フォロウを忘れずに)。


またもや懲りずに

2009-10-02 | テレビ・映画・芸能
先日、ケルンさんに誘われて映画のエキストラ出演をしてきた。ちょうど去年の今頃テレビドラマの撮影に参加して以来のことで、そのときの記事にもあるけど、待ち時間が長くてうんざりしたはずなのにミーハー魂は懲りることを知らない。

今回は『SRサイタマノラッパー』という映画を撮った入江悠監督が萱場自治会館でロケをやるというのでそんな近所でやるんじゃいくかって気になった。まだ見てないけど夕張国際映画祭や韓国の映画祭でグランプリをとったのだとか。

で、その続編にあたる『それいけ!女子ラッパー』(仮題:2010年劇場公開予定)というのを撮影中で、自治会館を選挙事務所にしつらえて撮影。頭に「必勝」鉢巻を巻いてやる気なさそうにうちわ扇ぎながら座っているエキストラがぼく^^;
「やる気がなくさっさと帰りたいふうに動いて」と注文されたが、ど素人がどこまで答えられたかはわからない。ちなみに低予算映画らしく有名俳優さんはいなかった。

去年のドラマに比べると、スタッフの数もエキストラ数も少なかったので待ち時間もさほどではなかったが、同じシーンを4~5回繰り返して撮ったかな。選挙活動はリアルに経験してるから違和感なく臨めたかも。ぼくと同じく、活動員役として高齢の方が3人いた、よく見たら自治会長だったw

しかし最近深谷にはやけにドラマや映画のロケハンが来る。どんな形でも地元がクローズアップされるのは歓迎だ。どんどん誘致して欲しい。
と思ってたら、こういうのがすでにあったのだね。→「花の街ふかや映画祭2009」
【開催日】10月10日(土)~10月18日(日)
なるほど、なんかゆうばり映画祭を真似たようだけど、財政破綻はしないでね。