石匠風間ブログ!

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ゲシュタルト崩壊

2009-10-22 | 科学
またまた面白かった他所のブログを紹介します。

ゲシュタルト崩壊と戦うブログ
見てもらえばわかるが漢字などをひたすら書き連ねてその崩壊っぷりを楽しむというブログ。

って、ゲシュタルト崩壊を知らない人にはなんのことだかさっぱりか。

ゲシュタルト崩壊=心理学における概念のひとつで、全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt: ドイツ語で形態)から全体性が失われ、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。 ウィキペディアより


で、その中で特に文字のゲシュタルト崩壊というのが

同じ漢字を長時間注視しているとその漢字がバラバラに見えたり、連続で羅列された文字列を読み続けると途中からなんとも形容しがたい、いわゆる「こんがらがった」状態になる現象。


これ、学生時代からありませんでした?漢字の練習で何度も書いていると「なんだこれ?へんなの」と、「記号」と「意味」とが離れちゃうこと。変だなとは思っていたけど、だからといってのめりこむことは無く、つい最近まで忘れていた現象。

錯覚の一種なのだろうけど、思えば人間の脳はなんとも不確かな機能をもって制御しているのだな、と、感慨にふけった。

けれど、ふとひらめいたことがある。
将棋を指してて数ヶ月に一度妙に弱いときがある、序盤は定跡の通り指すのだけど、中盤に差し掛かり攻めの構想を練るあたりで盤面を見ても何も浮かばないときがある、盤面に相手の意図自分の構想ともに見出せないようなもどかしい感じが確かにある!そんなとき10連敗くらいして大きくレートを下げるのだけど。
あれって、もしかしてゲシュタルト崩壊かな、なんて思い至ったのだけど・・・
(単純に弱いだけかw)