石匠風間ブログ!

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第3回深谷ふれあい将棋まつり

2009-10-26 | 将棋
忘れぬうちに書いておこう。昨日(日曜日)はまたまた将棋大会に参戦!
今回は暇そうなせがれも連れて行った。もうちょっと興味持ってもらおうと意図したんだけど1勝4敗の結果は逆効果だったかな?

さて、普段この催しは年1回冬だけなのが、好評につき急遽年2回にしたため広報も間に合わず、ぼくも4日前に知って無理くり参加した。きっと参加者も少ないだろうと思ったら、あまり変わらなかった。けど明らかに前回に比べじいさんが多い。これはチャンスかなと淡い期待。

第1戦は相振り飛車。こちらの3間に四間をぶつけられた。1戦目なので恐る恐るやってたが終盤に差し掛かり突然ひらめいた!角うちで龍飛車の2枚取りをかけられた場面で2枚の飛車をたたき切った上で相手玉の懐に角をぶち込む、これが見事に決まった、なかなかこううまくいかないというぐらいの華麗なさばき!いや~気持ちいいのなんのって。

しかも相手の人前回準優勝してるというからますます期待しちゃうってものだ。
が、しかし今思うとこのうまく行き過ぎた1戦目があとあと悪く影響したようだから、将棋は難しい。

とはいえ2戦目も短手数で勝利、なんかあっけないくらい簡単だった。これも相振り飛車だった。苦手な相振り飛車で2連勝ってすごいぞ、優勝しちゃうぞ!なんて鼻息が荒くなったのだ。

ところが第3戦、完全に気負った、1戦目の華麗なさばきが頭にあったためか序中盤で飛車切りをやってしまった。もちろん駒損しても詰み筋だろうと判断してのことだが、明らかに急ぎすぎた。後はじっくり指されて敗戦。

4戦目。ほんと将棋ってバランスが難しい。今度はちょっと自重しすぎたようで突っ込むところを躊躇してグダグダに。負けたと思ったのに相手の時間切れ負けで救われた。勝ったけどひどかったなあ。

そして5戦目、相手は小学生。しっかりと定跡たどって指すのだけど、すごい早指しで翻弄されてしまった。それでもうまく追い込んで勝ちが見えたと感じた瞬間、やってしまった。お互い攻めあってこちらの1手勝ちと思ったのに最後に打ち込む攻め駒が足りない!って気付くのが遅すぎた。長い将棋になったが時間にも追われて結局負け。もうはっきりしてるのに悔しさ余って時間ぎりぎりまで投了を告げられなかった。

前回と同じ3勝2敗。なにしろ今回は全体的に丁寧さに欠けたと思う。1戦目の心地よい勝利が微妙にバランスを狂わせたのかな。「好事魔多し」という人生の格言をそのまま現したような1日だった。

と、冷静ぶって書いているが昨日の晩は悔し過ぎてなかなか寝付けなかった。