石匠風間ブログ!

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定演直前!

2014-10-05 | 音楽
さて、今年の深谷フィル定期演奏会、いよいよ今月の12日(日)と間近に迫ってまいりました。今年のはじめころからずーーっと毎週日曜日に合奏練習してきました。なかでもチャイコフスキーの交響曲第6番は「出会えてよかった」至高の名曲です。くどいようですがもういっちょ予習記事をUPします。

これは保科アカデミー管弦楽団の演奏するチャイコフスキー「悲愴」です、最初から最後まで指揮者だけ写している、つまり演奏者目線の動画。これがなかなか趣がありまして。

正直な話、ぼく自身2年近くオケに在籍しながらも指揮者の重要度よく理解してないんですよね。それだけ経験浅く且つ日頃クラシックに接してないということか。


でも、この動画の保科さんってよく知らないのですけど、めちゃくちゃかっこいいことはわかります、惚れそうになりますよ、マジでw
機敏な動きをする老人って案外セクシーかも。


50分近い長い曲なので「聴いてられない」という人はせめて28分30秒あたりからでも聴いてみてください、ぼくの大好きな第三楽章です。


最初は弦が控えめな3連符でスピーディながら静かに始まり、徐々に音量が上がってきます。様々な楽器が紆余曲折を経てだんだんと盛り上げて34分30秒あたりで最初の山場を迎えます。ここからは行進曲のように元気よく進みます。


36分辺りで二度目の山場、ここらあたりで脳内物質どくどく状態ですw演奏しながら失神しそうになりますから。本番は冷静を心がけないと。


37分45秒あたりから第4楽章です、合間を空けずに始まります。繊細で美しくドラマチック、まさに「悲愴」なメロディ。


楽章によって極端に印象が違う交響曲第6番「悲愴」。なんだか人生の様々な面をダイジェストで聴かせてくれてるような感想を懐きます。1曲は一介の人生。


クラシックマニアの中ではチャイコフスキーは俗っぽい作曲家のようなイメージがあるのだとか。あまり評価が高くないような話を読みました。

何と言われようとぼくにとっては偉大なアーティストであります、まあぼく自身が俗物だし、俗物の何が悪い?って話ですよ。