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政党乱立選挙

2012-12-01 | 政治経済
今回の衆院選は正直なところどの党に投票すればいいのか見当がつかない。

14だかの政党が出来上がって、間際の今現在もくっついたり離れたり、影分身の術かよっ!てくらいに有権者を惑わしている。この党首の十数人は自分が大将じゃないと収まらないってのかな。

テレビで主張聞いてても、みんな有権者に受けがいい事しか言わないし、そうなると違いが皆目わからんし。一人くらい「TPP賛成!原発推進!消費税あげまくり!」みたいな真反対な言い分の人がいたら逆に応援するけどなあ、受からんだろうけどw

それでも比例区選挙ではどこかの政党名を表記して投票しなくてはならないので。

夢見がちな理想論ばかり言ってるところはまあ論外でしょ。って考えると、現実の実務能力を持っているのは自民か民主なのだろう。

そして実際のところ民主党はこの3年のあいだ、積み上げてきたのは得点ではなく失点というこれが厳然たる事実。そうなると自民党か?
しかし安倍さんの話聞いてると、お札をジャンジャン刷れとか建設国債なんて話が出てきたりどことなく旧態然とした政府ができそうで一抹の不安。国際関係は頼もしいんだけど。

一方でなんとなく石原慎太郎総理ってのも見てみたい気もするし(亡国への道だとしても)。

そもそもね、選挙終わった後にまた離党したり合併したりぐちゃぐちゃするんでしょどうせ。だったら政党を選ぶことに意義があるのかって話ですよ。

つまりは政党助成金に縛られた現在の政党システム自体が構造疲労を起こしてるのではないか。だって「民主党はキライだけど枝野さんは推すよでも原口は落ちて欲しいでもどちらも違う選挙区だよ」って人もいるだろうしね。
ぼくも石原慎太郎好きだけど日本維新の会は胡散臭いと思うので。

米国の2大政党制を目指したはずなのにこの結果。日本人には体質的に合わないのかな?


いっそのこと各政党の一部の有能な人材だけを集めて「政府」にできないものかね。まあ何を持って有能とするかの基準が難しいのだろうけど。