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埼玉県議会傍聴

2008-10-03 | 政治経済
gikai当日の写真を「石匠風間HP」にアップしました、左の「リンク」の中の「石匠風間」へ行き「Private」から「議会傍聴」を選んでご覧ください。

というわけで9/29(月)埼玉県庁へ行ってきた。埼玉県議会での小島すすむ議員一般質問の傍聴が目的だけど、ぼくを含め多くの人は観光気分。総勢110余名でバス2台の予定だったが直前に増員し、仕方なくぼくがワンボックスを出動させた、だからバス2台+1台。ハイエースではあるが8人乗りはきつかったなあw議員本人は県庁にすでに行っているので、行きのバスはビデオで挨拶。

傍聴席はおよそ200人でいっぱいくらいかな、けれどざっと見てほとんど席が埋まってる感じだった。当たり前だが傍聴者からの野次は厳禁、議会中の出入りも神経を使う。まあそれでも以前見た国会よりは幾分ゆるいかも。

しかし、議会場は立派だったけど県庁自体は予想外にぼろかった、ゴージャスなのかと思ってたらやっぱ地方自治体厳しいのだなあ。

いよいよ小島議員が質問に立つ、なぜか他の議員が大ウケしている、応援も野次も飛んでいる。わかる気がする、あんな寅さんみたいな性格の議員は珍しいだろうから。軽く笑いをとった後30分を越える質問。滑舌良く内容も精査されてたのでわかりやすかった。それに対する答弁が50分くらいかな、知事は聞きやすかったが役人たちの答弁はたちまち眠気を誘ってくれた。っつーか、座りながら寝てしまったのだけど。

県議会の質疑はあらかじめ質問内容を県職員に提示し返答をあらかじめ用意しているので、実際にはこの場で議論がすすんだりしない、儀式的な意味合いが強い。それだけ緊張感もなくそりゃ眠くなるよ。

ただ前回書いたとおり民主主義の秩序の象徴する意味では、議会というのはたとえ退屈でも堅く堅く作らなくてはならないのかも。まだ議員は発言したり野次ったりするからいいが、知事の隣にいる副知事ってのは発言しないどころか何の役割もない、ただ座ってるだけの役回り、あれは眠いだろうなと気の毒になった。まあ普段はいろいろ忙しいのかもしれないが。

議会開催中は基本的に県庁内は立ち入り禁止なんだそうで、議会の後は隣の埼玉県警本部を見学。県内の110番がすべて集まる部屋を見た。一日1800件超の110番があるそうでひっきりなしに電話が鳴っている。いたずらや間違いも多いそうだ、これを毎日応対するのはさぞ辛かろう。

帰りのバスは綾小路きみ麻呂。事故もなく無事深谷に帰り着いた、設営側としては無事であったことがなによりも成功。深谷観光バスさんには料金も安くしてもらい大変感謝。