ぬえの能楽通信blog

能楽師ぬえが能の情報を発信するブログです。開設14周年を迎えさせて頂きました!今後ともよろしくお願い申し上げます~

伊豆の国市・子ども創作能~みんな、よくやった!(その3)

2011-08-08 02:13:02 | 能楽
子ども能が出演する花火大会3日目の前日。つまり2日目の花火大会に ぬえはやはり主催者のご好意で貴賓席にお招きを受け、市長さまなどとともに楽しく語り合いながら花火の打上を待っていました。

それでも ぬえの関心は、この日も行われていたイベントの上演方法を見るのに釘付け。すると…

観客が多いため、まずは着替え場所となっている地区の集会施設から舞台にたどり着けるか。広い会場なので、できるだけ前の方ヘ出て演技をするように子どもたちには言ってあったのですが、拡声の機材や人混みの状態から見ると、かえって後ろの方で演技する方がよいか。ん~、わからないことだらけです。明日は大丈夫かなあ。

さて子ども能の出演。

前日の昼間に最終の稽古をしましたが、もうこの時は子どもたちの演技はほぼ出来上がっていました。このまた前回の稽古ではまだまだ みんな甘くて…ぬえもちょっと怒鳴ったりしましたが、さすがに本番が近づいてきたからか、この日はなかなか鋭い演技を見せていました。



今回の上演では花火大会の打ち上げ前のイベントのひとつとしての上演で、子ども能にとっても初めての大勢のお客さまの前での上演となります。ところが これほどの晴れ舞台なのに、予算の関係で 囃子方の来演はお願いできず、大小鼓は ぬえが張り盤を打って表現する略式公演です。。仕方ないですね~、これからこういうイベントにたくさん出演して、経済的に応援してくれる企業。。この土地の場合は商店、と言った方が近いと思うけれど、そういった方々が現れるのを待つしかありません。。

ところが能楽師の中にも応援してくれる方はありまして、ぬえ同様ほとんどボランティア状態で出演してくれる方があります。う~んありがたい限り。彼は前日の最終稽古から参加してくれまして、翌日…公演当日の昼間に伊豆の観光地にお連れしました。浄蓮の滝から河津まで…おお、結構遠くまで行ったな~

そうして午後5時。控室となっている集会施設に三々五々、子どもたちが集まってきました。今回は着付けの大部分を父兄にお願いしたこともあって、事前に ぬえが考えておいたタイムスケジュールより かなり余裕がありましたね。主役・準主役の装束の着付けはさすがに ぬえが行いましたが、例年よりもかなり余裕がありました。ん~すべからく こうありたいものです。

そうこうしているうちに、やはりボランティア状態で子ども能の撮影をしてくださっている山口宏子さんも到着されて、ほぼ装束を着け終えた子どもたちと記念撮影~。

これにて準備は万端。いざ出陣! と子どもたちは控室から会場に向かいました。


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