今日は伊豆の国市での子ども能の稽古の第三回目でした。
相変わらず創作子ども能『江間の小四郎』のシテ・ワキ・ワキツレの稽古、地謡の稽古、子ども仕舞四番の稽古、さらに ぬえがシテを勤める玄人の能『船弁慶』前後之替の子方の稽古、と息つく暇もない稽古の嵐にたった一人で立ち向かう ぬえ。。
このような厳しいスケジュールの稽古では、少しでも覚えが悪い子がいると全体の稽古進度に影響してしまうものだけれど、その危惧はほとんどありませんでしたね。どうしても演技をする子どもたちの稽古に時間を取られてしまうのだけれど、地謡を謡う子どもたちが前回の稽古よりさらにパワーアップしてやって来ました。
子ども創作能の稽古では、ようやく型の稽古を終えてすでに予定時間をオーバー気味だったのに、地謡はただいっぺんの稽古でクリア。もうほとんどの子は謡本さえ持ってきていない、すでに暗記している状態です。
これで一挙に稽古スケジュールを挽回して、なんと初めての「通し稽古」まで行うことができた! しかも型が不安な子につきっきりになって、横で一緒に動いてあげなければいけない場面でも、地謡の子どもたちは ぬえが居なくてもどんどん謡ってる!
通し稽古が終わって、一度解散を宣言してから、さて シテなどに個別に指導を始めると、地謡の子どもたちは帰り支度をしながら、シテの型に合わせて文句を謡いかけてくる!
これほどハードな条件の下、とくに会場を予約してある時間内で消化しなければならない、という条件の下での稽古なので、進行の手際の良さが問題になるのだけれど、正直に言って、子どもたちに救われながら稽古をしている、ってのが実情ではないだろうか。
今回はこれまでの狩野川薪能の稽古の中でも、本当に彼らに感謝を送りたい。
。。で、今日の画像のお題はこちら。
「本物はどれだ」
狩野川薪能→ 次の記事
相変わらず創作子ども能『江間の小四郎』のシテ・ワキ・ワキツレの稽古、地謡の稽古、子ども仕舞四番の稽古、さらに ぬえがシテを勤める玄人の能『船弁慶』前後之替の子方の稽古、と息つく暇もない稽古の嵐にたった一人で立ち向かう ぬえ。。
このような厳しいスケジュールの稽古では、少しでも覚えが悪い子がいると全体の稽古進度に影響してしまうものだけれど、その危惧はほとんどありませんでしたね。どうしても演技をする子どもたちの稽古に時間を取られてしまうのだけれど、地謡を謡う子どもたちが前回の稽古よりさらにパワーアップしてやって来ました。
子ども創作能の稽古では、ようやく型の稽古を終えてすでに予定時間をオーバー気味だったのに、地謡はただいっぺんの稽古でクリア。もうほとんどの子は謡本さえ持ってきていない、すでに暗記している状態です。
これで一挙に稽古スケジュールを挽回して、なんと初めての「通し稽古」まで行うことができた! しかも型が不安な子につきっきりになって、横で一緒に動いてあげなければいけない場面でも、地謡の子どもたちは ぬえが居なくてもどんどん謡ってる!
通し稽古が終わって、一度解散を宣言してから、さて シテなどに個別に指導を始めると、地謡の子どもたちは帰り支度をしながら、シテの型に合わせて文句を謡いかけてくる!
これほどハードな条件の下、とくに会場を予約してある時間内で消化しなければならない、という条件の下での稽古なので、進行の手際の良さが問題になるのだけれど、正直に言って、子どもたちに救われながら稽古をしている、ってのが実情ではないだろうか。
今回はこれまでの狩野川薪能の稽古の中でも、本当に彼らに感謝を送りたい。
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