あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の居酒屋~「龍馬」が大好きなおかみさん~おでん「恵美」

2010年03月26日 17時34分48秒 | Weblog
 国道58号線を北に向かって走る。仲西交差点を過ぎて5~600m先の右手の道路沿いにある。
おでん「恵美」という居酒屋。ママの名前が恵美さん。
ママというよりおかみさんという人柄だ。
飾りっ気がなくて、出しゃばらない。


 常連さんがいい人ばかりなのもいい。

少々、にぎやかな人もいる。

親切心からだろうけれどお節介な人もいる。


でも、悪い人に出会ったことはない。


 おでんを売り物にしているわりには肴がいろいろ出る。

儲かるのかなと他人事ながら気にかかる。

おでん「恵美」というからカウンターの中でグツグツやってるようだがそうではない。

奥の厨房から出てくる。

スナックと居酒屋が同居している感じだ。


 わたしは旅が好きだから旅先の町で居酒屋や小料理屋に飛び込む。

出来る限り地元の人たちで成り立っている店を選ぶ。

その町の料理やその町の人々の会話や雰囲気を肌で感じることができるから。

それが旅だと思っている。


 恵美さんは昔から無類の「坂本龍馬」ファンだ。

女性には珍しく歴史が好きらしい。

17時から開店しているから、早い時間に行って「ゆんたく(おしゃべり)」する。

そんなときは酒量もいけるし、酔いも早い。

安い店だから沖縄が初めての人などにはちょっと寄ってみてもいい店だ。


 しばらく、ブログに書き留めることをサボった。

この季節に咲く花が実に多いことに気付き、写真を撮るのに忙しかった。

気が付いてみたら、時期遅れの写真がいっぱいになっていた。

 沖縄の2月は風も強く、雨天曇天の日が多い。

長い間、住んでいると寒さもそれなりに感じる。

だから、この時期は外出もしない。歩かない。

今年、初めて散策してみた。

歩いてみるとたくさんの花々が眼に留まる。驚いた。

やはり、歩かないと駄目だと痛感した。

「路傍の小石が夕日を受けて影を落としていた」

そんな小説の一節が好きだったことを想い出した。

そんなことすら忘れていた。

季節は、忘れさられたように川の土手に咲く花々に感じることができる。


昨日のブログに載せた並木の花。22年3月19日撮影。



  

沖縄の季節~桜のような花の並木~イッペーの花期は終わり

2010年03月26日 15時03分02秒 | Weblog
 
 秋に咲くトックリキワタにかわって、沖縄の並木に見る花木がある。
名前はわからない。
 この花が咲き始めると沖縄の短い春である。
3月17日に撮影したが、咲き始めて10日余り。そろそろおわり。
薄紫の春らしい花で、並木にしか使われていない。

   
たくさんの花をつけていたイッペーも実がなり、今では名残にひとつふたつの花をつけているだけ。豆のような鞘の実は南国の木には多い。今では、枯れ木のように見える。
 右の写真は2月27日に撮った同じ場所で、同じ木のイッペー。

 つつじの季節も終わった。
まもなくデイゴが咲き始めると梅雨が来る。