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のらのら

『No Running No Life』を合言葉に集まったいつも走っている人やたまにしか走らない人たちの集団。

アシックスランニングラボに行ってみた(がんちゃん)

2013年08月24日 | がんちゃん日記
一昨日のセル修に引き続いて意外と久しぶりのブログ更新

昨日からサマーバケーションに入ったがんちゃんは
念願の
アシックスランニングラボ
に行ってきました~

予約制でたった一人に約2時間半もの時間をかけ、いろいろな計測をもとにランのアドバイスをしていただけるというものです。
1週間に4人しか受けることができず、1か月前からの予約受付なのですぐに空きがなくなります。というわけで平日昼に行けるように夏休みをとったのでした。


初めてのグランフロント大阪にランニングウェアーで乗り込み、

いかにも先進的なAssicsの店舗でワクワクは頂点に達します。



まずは体重や体脂肪などの測定。
これまた家庭用とは違い、TANITA製ですが明らかにプロ仕様でした。
64kg、13%とのことでランナーとしてはまぁ問題ないなみたいな感じでした。

ところが次の筋力測定で予想外のショック
レッグエクステンションとレッグカールの筋力を測定するのですが、これは絶対値だけではなくバランスも大事です。
もちろん左右は同じ方が良く、伸展と屈曲の比は2:1ぐらいが良いそうです。
筋力絶対値は体重ごとに10段階評価に置き換えられ、10が最高です。
さて、がんちゃんは
右:伸展9点・屈曲5点 伸展は強いが屈曲は普通で屈伸のバランスが悪い
左:伸展4点・屈曲3点 屈伸のバランスは良いが両者とも平均以下
そしてお気づきのように左右差が驚くほどありました。

まぁアキレス腱断裂以降、外見的にも左脚は右より細いので予想はしていましたが、こんなに左が弱く、更にハムストが弱すぎるとは…
正直いきなりショックを受けました。

次は下肢の可動域やアライメントチェック。
左股関節内旋と右足関節背屈のROMが反対側よりわずかに小さい程度で特に問題なし。
ただしいわゆるO脚だとのこと。
わかってるけど…

さらに足にマーカーをつけて足部の3D足型測定を行います。
これで正確な足の大きさ、幅、甲の高さ、土踏まずの高さはもちろん、足趾の向きや踵骨の角度までわかります。
右足は若干左より大きく、アーチが落ちていました。また左はわずかに外反母趾傾向でした。
もちろんこれらは静的な測定値ですが次はいよいよ動的な測定です。

シューズを履き、次の測定ルームに移動します。
トレッドミル上を走る事でランニングフォーム測定と全身持久力測定を行います。
トレッドミルはジムにあるやつよりかなり大き目です。
そして前に鏡があってその中心に小型のカメラが埋め込まれてありました。良く見ると後ろや横、更には上にもあったのでした

軽くウォーミングアップの後に測定を開始するのですが、ペース設定は事前のカルテ作成で伝えていたレースタイムや練習時のスピードをもとに提案していただけます。
がんちゃんは6:00/kmぐらいで開始し1分毎にスピードが上がっていくメニューでした。14分ぐらいで3:26/kmに達します。えげつないスピードまで上がることに不安を感じましたが、これでも5段階の真ん中のペース。おそらくエリートランナー向けのプログラムであったのでしょう。
持久力測定には心拍数のモニタリングとマスクを装着して呼気中のガス分析を行い、AT(無酸素性作業閾値:理論上は補給さえすればいつまでも走る事の出来る速度)RCT(呼吸性代償閾値:無酸素運動に突入し5~10km程度しか走れない速度)を判定します。そしてそれをもとに現時点でのフルマラソンの予測タイムを導き出してくれます。

さて結果ですが、
意外に1分ずつのペースアップは辛くなかったものの、さすがに3:50/kmをきったあたりから余裕がなくなり出しました。そして3:26/kmでついにギブアップ。
ATペースは4:27/km
RCTペースは3:52/km
ということでした。
そして気になるフルマラソンの予想タイムは3時間7分から12分ということでした。

昨シーズンのベストが延岡の3時間10分だったことから考えると、まさに妥当な測定結果が出たなという感じです。ただし先述したように理論的ATペースでずっと走れたとすると3時間7分は狙えるそうです。逆に本番で色々な理由でパフォーマンスが発揮できないと3時間12分を越えてしまうこともあるようです。何にしても予想範囲内で実際にレース結果をだしていることはなかなか良いと褒められました。ただし逆にかなり期待を裏切るパワーアップをしない限りはサブ3はまだ遠いということが明確になりました。わかってはいましたが現実は厳しいです。

次に撮影されたビデオを見ながらのランニングフォームの解析です。
ピッチが速めであることは褒められましたが、逆にスピードが上がった時に腿の上がりが少ないとのことでした。これが上がると当然ですがスピードに対応でき余裕を持って走れるとのことでした。
その他指摘されたのは、
腕振り:肩がまわり過ぎていてスピードが上がるとバランスを崩す。肘を引くようにすると良い。確かに初めて見た上からの映像で、肩をブンブン振っているのがわかった。
また肘を曲げすぎて抱え込むすぎおり、スピードを出すときに大きな腕振りができないのだそう。
右足:ミッドフット着地だが若干ブレーキングになっていること。それとその後に極端に足首が内側に倒れ込む、いわゆるオーバープロネーションが強い。
左足:踵着地。その後こちらは逆に足首から下腿外側に倒れてしまう。

まぁだいたいわかってはいましたが、映像を見ることで自分の欠点を再認識できました。


その後はホワイトボードを使って今後のトレーニングの仕方などについて教えていただきました。

スピード練習やロングペース走の頻度やスピード、またそれらを期分けしてどのように積み上げていくか等、
本を読むよりも、実際に自分にそくしたアドバイスをしていただき大変勉強になりました。



以上、アシックスランニングラボの報告でした。
詳しい計測結果は10日前後でホームページにアップされるようです。

21000円と少し値段は高いですが、間違いなくその価値はあると思います。がんちゃんはおそらく1年後ぐらいにもう一度フォームと持久力測定を受けるつもりです。

ちなみに今日は早速、指摘された箇所に留意して走ってみました。気分的なものと思いますが、速く長く走れるような気がしました。


科学的な視点で今の自分を分析し、今後のランニングフォームやトレーニングに活かそうと思っているアナタ!
是非オススメです。
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1 コメント

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Unknown (セル修)
2013-08-25 21:31:22
おもしろいですねー
筋力測定や呼気ガスなんかは客観的数値として出るので非常に参考になりますね。

それにしても科学的データーとがんちゃんの実際のレース記録がばっちりあっているということがすごいです!いつもレース前の予測タイムもバッチリ当たっていますもんね。
今回の測定でがんちゃんの凄さが分かりました!!

課題を克服すればサブ3が見えてきますね~!
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