のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

亡き母への感謝

2017-07-29 16:44:02 | 日記

 母が亡くなって、今日で、もう25年が過ぎる。

 

 母は明治の生まれで、7人の子どもを産み育てた。

 子どもは、上2人が男、その下5人がズラリ女だ。(私は、その一番下。)

 7人もの子どもを育て上げること自体、私には考えられない大業だ。

 しかも、7人を育てる間には、あの戦争と戦後の苦しい時代があった。

 けれどもその中で、母はシャキシャキとよく働き、子どもたちを厳しくも愛情深く育てた。

 もちろん当時経済的には苦しく、贅沢とは無縁の、貧しい暮らしだった。 

 しかし、子どもに対する愛情と責任感は、タップリあったと思う。 

 

 その中で末っ子の私に対しては、両親は、躾けは忘れて、ただただ可愛がってくれたような気がする。

 (子どもも7人目ともなれば、躾けるのがシンドカッタのかも…〈笑〉)

 私は、生まれてから両親が亡くなるまで、一度も両親から怒られた記憶がない。

 前にも書いたかも知れないけれど、私がこの歳になっても「甘ちゃん」で、「大人になり切れていない」のは、そのせいではない

 かと思ったりする。 (これは、決して自分の欠点を両親のせいにしているわけではありません!)

 でも、両親の愛情は、私の中に、「人を信じる心」を、育んでくれたような気はする。

 頼りない人間にはなってしまったけれど、「人をさげすんだり人を差別したりしない心」だけは持つことができたと思う。

 それはひとえに、両親の溺愛にも近い愛情のお陰だと思っている。

 

 母への想いは尽きないほどあるけれど、今日はとりあえず‥‥「お母ちゃん、ほんとにありがとう!」

 

 (普段は本箱に入れている、両親の古い写真を出してきて、その前に、Mさんから送られてきたラベンダーを置いてみました。

 お香代わりに‥。)

                 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     

 

 

 


「子猫ちゃん」 と、<ラベンダー>

2017-07-28 18:36:44 | 日記

 昨日歯医者さんで長時間かかって抜歯してもらったお陰で、今朝になっても、何だか体調が思わしくない。

 でも、朝のゴミ捨てには行かねばならぬ。

 最近はエレベーターで下まで下りて、玄関からゴミ置き場に行っていたが、マンションの外壁工事が完全に終わった今朝は、階段

 で下まで降り、マンションの裏道を通ってゴミ置き場に行くことにした。

 階段が以前よりずい分きれいになっていて嬉しかった。

 裏道を歩いていると、お隣のマンションとの間の塀の上に、よく似た子猫ちゃんが2匹、少し離れてこちらを見ている。

                        

 

                        

 

 

 

 私は、最初に見つけた近くにいたネコちゃん(写真・上の方)に、まず声を掛けた。

 ネコちゃんはこちらをじっと見ているけれど、逃げようともしなければ、もちろんこちらに寄ってくる気配もない。

 そうこうしていると、ちょっと離れてもう1匹、よく似たネコちゃん(写真・下の方)がいることに気付いた。 

 私はその子にも声を掛けたが、その子もジッとしたままだ。

 仕方なく私はそこを通り過ぎ、先にゴミを捨てに行った。

 そしてその後部屋に戻って、カメラと、プラスチックに入れたネコちゃんの餌と水を取ってきて、ネコちゃんの所にとって返した。

 そして、上に載せた2枚のネコちゃんの写真を撮り、餌と水を入れたプラスチックを、ネコちゃんのいる塀の下に置いた。

                         

 

 

 

 私がいたのではネコちゃんが餌を食べに来ないことは分かっていたので、私はそのまま又部屋に戻った。

 そして30分くらい過ぎたところで、私はまた餌と水を置いたところに戻った。(マンションの敷地内に餌や水を放置するわけには

 いかないので)

 するとネコちゃんたちの姿は、既に元いた場所にはなくて、餌や水にも口をつけた様子は無かった。

 このネコちゃんたち、もしかしたらお隣のマンションの飼い猫で、餌は足りているのかも知れない。

 それとも、防犯用の針金を越えることができなかったのかな?

 

 私は、餌と水をどうしよかと考えたが、マンション近くの路地裏には、餌を欲しがっているネコちゃんがいるに違いない。

 私はそのまま餌と水とを持って、路地裏に向かった。

 路地裏に入るとすぐの小さな空き地に、ネコたちはいた。 3匹も!

                              

 

  

                            

 

 

 

 私が空き地の入り口に餌と水を置くと、3匹のネコたちは、すぐにそれぞれ反応を示した。

 それでも私の様子を気にして、餌に近づくかどうか躊躇している。

 そこで、私が帰るふりしてその場をちょっと離れると、1匹のネコちゃんが餌に口をつけていた。(わあ、よかった!)

                               

 

 

 

 私は安心してそこを離れ、家に向かった。

 その途中で見つけた、路地裏の花たち。

                           

 

 

                                              

 

 

                

 

 

                             

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 昨日は歯医者さんから疲れ切って帰ったので、メールボックスを見ないまま部屋に上がった。

 今朝路地裏から帰ってきて、メールボックスを開けてみた。     

 たぶん昨日来たに違いない郵便物が幾つかある中に、北海道のMさんから<ラベンダー>が送られてきていた。

 早速封を開く。芳しい香りが辺りに広がった!

 とりあえず私はガラスの花瓶にラベンダーを入れ、部屋に置いて写真を撮った。 (ラベンダーの紫色をハッキリ撮るために、

 ベランダでも撮ってしまった。)

                       

 

 

 

 今部屋では、ラベンダーの香りが満ちている。

 Mさん、手間を掛けた素敵なプレゼント、本当にありがとうございました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


やっと遭えた <バベルの塔>!

2017-07-28 16:52:04 | 日記

                    

                             ブリューゲル作 <バベルの塔>

 

 

 私の不用意さから、先日<バベルの塔>の展覧会の会期前に美術館に行って無駄足を踏んでしまったことは、ブログにも書

 いた。

 展覧会の会期は9月まであり、そんなに急いで行かなければということはないのだけれど、猛暑のこの時期、展覧会行きは、

 太陽に照らされて自然の中を歩くのと比べると、比較的楽だ。

 そこで今週の水曜日(26日)、小中学校時代からの友だち・Aさんと一緒に、国立国際美術館に行った。

 

 今日のブログのタイトルに、「やっと遭えた<バベルの塔>」と書いたが、私は以前から<バベルの塔>を何が何でも見たい!

 と思っていたわもなかった。

 私は絵を見るのは好きだけれど、西洋の宗教画には(自分がキリスト教というものを全く理解できていないため)、ほとんど

 関心が持てない。

 私が心を揺さぶられるのは、そのほとんどが、18世紀後半から始まる<印象派>以後の絵画だ。

 印象派よりずっと前の16世紀に、フランドルで活躍したブリューゲル。

 けれどもブリューゲルは、16世紀の当時にあって、宗教画はほとんど描かず、働く農民の姿を、細かく明るい色調で描いて

 いた。

 その作品を、私は嫌いではなかった。 と言うより、むしろ好感が持てた。

 ブリューゲルが、働く農民と喜びや悲しみを共にし、しかもそれを深刻ぶらずに、大らかに描いているようで。

 

 そのブリューゲルが描いた<バベルの塔>。 でもそこには、何か宗教めいた雰囲気が感じられた。

 なので私は、この絵に、あまり関心を持てなかったのかも知れない。

 でも、<バベルの塔>が好きな、故郷の友だちから、私が行くなら、ポスターでも買って送ってほしいと頼まれた。

 それもあって私は、今回を逃したら本物を見る機会が無いだろう<バベルの塔>を、見に行こうと決めたのだった。

 (いつものことながら、前置きが長くなってしまいました。スミマセン!)

 

 展覧会は、ブリューゲル以前の画家&彫刻家たちの作品と、ブリューゲルの版画が大半を占めており、ブリューゲルの絵画

 は、結局<バベルの塔>だけだった。

 

 <バベルの塔>というのは、「旧約聖書」に出てくる話だそうだが、私はそれとは離れて、一枚の絵画として<バベルの塔>を

 観た。

 すると、<バベルの塔>がなんか、あの<サグラダ・ファミリア教会>に重なって見えてきた。

 <バベルの塔>には、塔の中や周りに、なんと、1400人もの人たちが描かれているのだそうだ。

 <サグラダ・ファミリア教会>は、ガウディの死後も、多くの人々によって建設が続けられている。

 <バベルの塔>に描かれている1400人の人々は、<サグラダ・ファミリア教会>の建設に、今も真心込めて携わっている人々

 を連想させる。

 <バベルの塔>は、16世紀の(或いは、ブリューゲルの)<サグラダ・ファミリア教会>ではないのだろうか?

 そんな想いが、私の心に湧いてきた。

 もちろんこの想いは、何の根拠も無い、私の勝手な解釈に過ぎないのだが‥。

 

 展覧会場を出ると、写真撮影可能な<バベルの塔のポスター>が、貼ってあった。

 たくさんの人たちが、その絵の前で写真を撮っておられた。

 私もその絵を撮ってから、Aさんとともに展覧会場を後にした。

                    

 

 

 

                    

                  <バベルの塔>は、人物の身長から換算すると、510mあるのだそうだ。

 

 

                      

                               <バベルの塔>・上部

 

                       

                               <バベルの塔>・下部

 

 

                    

                                   塔にかかる雲

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 


淀川の土手

2017-07-25 14:01:33 | 日記

 (前回の続き)

 真夏の淀川の風情はどんなものか、久しぶりに土手に上がってみた。

 しかしこの頃になると、空には雲が多くなり強烈な夏の日差しも影をひそめて、淀川の水は青さを失って、真夏の風情とは到底

 言えないものだった。

 ただヨシだけは全体が完全な緑色になって(淀川のヨシはなかなか枯れ色が消えない)、真夏らしい情景を呈してはいたけ

 れど。

 そして、前景の草むらの中では、秋の七草の一つである葛が、大きな葉っぱを繁らせて、その旺盛な生命力を見せつけていた。

                               

 

 

                  

 

 

                    

 

 

 

 上の写真を撮ってもう帰ろうかと思ったところに、モーターボートが波を蹴立てて走っているのが目に入った。

 そこで、変わり映えしないけれど、しばらくモーターボートの姿を追って、写真を撮った。 

                    

 

 

 

 モーターボートは、十三大橋と新御堂の高架橋の間を、繰り返し疾走していた。 

                     

 

                     

 

 

                    

 

                    

 

 

                    

 

                       

 

 

 

 

 しばらくモーターボートの影を追い写真を撮ったあと、私は淀川の土手から降りて家に向かった。

 帰る途中で見た花たち。

 行きにノーゼンカズラを撮らせていただいたマンションの庭で、紫色の八重のムクゲが咲いていた。

                      

 

 

 

 帰りの市営住宅の(行きとは別の)庭の、紫色の花と、ふっくら盛り上がった幾つものホウキグサ。

                        

 

                             

 

 

 

 市営住宅の前の小さな公園(今、工事中だが)で、今年も酔芙蓉(スイフヨウ)の花が、蝶が舞っているかのように咲いていた。

                 

 

                 

 

 

 

 

 

 

 

                   

     

                 

 

 

                     

 

                      

 

     

     

     


真夏の、中津公園の花たち

2017-07-23 17:06:36 | 日記

 起きたときは何となく体調が良くなかったけれど、朝食を済ますと突然、しばらくご無沙汰の公園に行ってみようかという気に

 なった。

 ラジオ体操には間に合わないけれど、まだ7時過ぎだから、真夏と言えどもそう暑くはないだろうし、真夏のこの時期に公園で

 ガンバって咲いている花を見てみたいと思った。

 

 公園に行く途中の市営住宅のお庭で、サルスベリが鮮やかな色で咲いていた。

 白いムクゲと、名まえを知らない黄色い花も。

                   

 

 

                  

 

 

 

 公園に着いたときには、緑の木々の上に、まだ青空が広がっていた。 

 写真には写らないけれど、木々からは、クマゼミの「シャアシャアシャア」という耳をつんざくような鳴き声が降ってくる。

 セミの生を謳歌する精一杯の鳴き声であることは分かっていても、この鳴き声を浴びると、暑さが助長されてややウンザリする。

 銀杏の木は、もうギンナンを付けていた。 (真夏なのにもう秋の準備を見たようで、ちょっと複雑な気持ちがした。)

              

 

 

 

 

 公園で見る鳥と言えば、今まで鳩か雀かカラスくらいだったけれど、最近雀よりちょっと大きめの鳥が集団でいるのをよく見る。

 何という鳥だろう? 飛ぶところを撮ろうとしたけれど、上手くいかなかった。

                     

 

 

 

 公園でも、向日葵が咲いていた。 アメリカフヨウの花も。

 公園の中央の花壇に、(普通のムクゲよりずい分大きな)ムクゲによく似た花が咲いていた。 (花までの距離があって、何の

 花か確かめられなかった。)

                  

 

 

                     

 

 

                   

 

                 

 

 

 

 

 公園のサルスベリは毎年遅咲きだが、今朝も満開には程遠かった。

                   

 

 

 

 

 花畑では鬼灯がたくさん実を付けていた。 朝顔は一輪だけ花を開き、ランタナやミントも咲いていた。

                       

 

                 

 

 

                    

 

 

                     

 

 

 

 

 公園を出て、序でに淀川ベリに上ってみることにした。

 公園を出たところにあるマンションの塀で、ノーゼンカズラがまだ鮮やかに咲いていた。

                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                

 

                   

                    


かき氷

2017-07-23 13:19:34 | 日記

 昨日は、長らく行けてなかった美容院にまず行き、その後ご近所のIさんと、福祉会館で行われる「呼吸法を中心にした体操

 教室」(月2回行われる。昨日で3回目の参加)に行った。

 私のマンションの玄関で待ち合わせをして福祉会館に向かった。

 道中、上から降り注ぐ容赦のない太陽光線と、その太陽で熱せられたコンクリートが下から発する熱を、身体に嫌という程浴

 びて、暑さこの上ない!

 二人で「暑いねえ!」を連発しながら福祉会館に向かって歩いていった。

 しかし、かなり歩いているのに、なかなか福祉会館が現れない。

 そのうち、何か見慣れない街並みになってきた。

 住所の表示を見ると、なんと「中津4丁目」と書かれている。

 私たちはそこで初めて道を間違えたことに気付いた。

 途中で曲がらなければいけない所で曲がらずに、直進して遠くまで来てしまったらしい。

 私たちはガックリしたが、再び福祉会館を探しながら道を急ぎ、大回りをしてやっと会館に辿り着いた。

 その道の何と遠かったこと! そして歩く途中の暑さと言ったら!

 福祉会館の部屋に上がると、それでも開始時間には少し間があって遅刻にはならなかった。

 私たちはホッとして椅子に座り、先生の指導で呼吸と身体を整えた。

 そして帰り道には、最近見つけたちょっと感じのいい喫茶店に寄って、休憩をとった。

 そこで食べた<マンゴーのかき氷>。

 暑さで参った身体にかき氷の冷たさが染み渡り、マンゴーの甘みが疲れを癒してくれた。

                      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


盛夏到来!!

2017-07-21 17:49:38 | 日記

 19日に関西にも梅雨明け宣言が出され、本格的な暑い暑い夏がやって来た。

 連日35度以上の猛暑、25度以上の熱帯夜が続いている。

 

 今日(21日)は11時から歯医者さん。

 12時前治療を終わって地下鉄・淀屋橋に向かうために、いつものように、堂島川に架かる水晶橋を渡る。

 水晶橋の上から東の方を眺めると、堂島川とビルの上に、真夏の空と雲が広がっていた。

 堂島川を作業船が行く。 向こうの山は生駒山だ。

                   

 

 

 

 酷暑(都会のマンションのベランダの暑さは、正に酷暑だ!)にめげず、我がベランダのわずかな緑も花も、元気に生きてくれ

 ている。

 毎朝水やりをしながら、鉢植えの植物に、「ありがとう!」と声を掛ける。

 そして花が咲くと、変わり映えがしないにも拘わらず、写真を撮ってしまう。

 

                                 ~昨日の朝~

                  

 

 

                                    ~今朝~

                           

 

                    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


よく喋り よく笑い よく食べて! ~かつての仕事仲間の女子会~

2017-07-19 10:07:00 | 日記

 17日(月・祝)は、年に2回行っている、かつて(若かりし頃)一緒に仕事をした仲間(女性)の、食事会だった。

 メンバーは本来は6人なんだけれど、今回は2人がやむを得ぬ事情があって(と言っても病気とかではないので安心!)、4人の

 出席だった。

 今回の参加者の中では私が一番の年長で、最年少(私より6つ年下)のOさんとの間に、僅かの年齢差であとの方が続いておら

 れる。

 私としては、ほぼ同世代と言いたいところだが、やっぱり70代と60代では違うなどと、冗談半分に無益な争い?を繰り広げたり

 する。

 若い頃共通の体験(楽しい事や辛い事や‥)をした仲間なので、会うとすぐに遠慮のない冗談が飛び交う。

 今回も食事をしながら(食事後はコーヒーを飲みながら)、みんな大いに喋り笑い、楽しい時間はアッという間に過ぎた。

 6人の中には配偶者を亡くされた方はおられるものの、今のところ、ご本人自身が特別病気を患っている人はいない。

 いつまでも、という訳にはいかないんだろうけれど、なるべく長くこの楽しい食事会が続くことを、帰り道で強く願った。

 

 今回の食事は、ウエスティンホテルの「はなの」で。

 初めは写真を撮るつもりはなかったけれど、料理の盛り付けが綺麗だった(もちろん美味しかった!)ので、途中から何枚か撮

 ることになった。

               

 

 

                   

 

                    

 

                   

 

                     

 

 

 

 

 

 

 

 


猛暑は<ボケ>を加速させる!?

2017-07-16 15:12:29 | 日記

 昨日はこの夏で一番の暑さだった。

 11時が血圧のお医者さんの予約だったので、時間に間に合うように家を出た。

 外に出た途端、上からも下からも熱気が押し寄せてきて、暑さこの上ない。

 それでもお医者さんに着くとクーラーの涼しさでホッと息をつき、お医者さんの診断もスムーズに終わった。

 その後、隣の薬局に処方された薬を貰いに行き、薬局の方に、「処方箋」と「おくすり手帳」を渡した。

 すると、それを受け取った薬局の方が、けげんな顔をして、「これ、おくすり手帳じゃないんですけど…」と言われる。

 私は差し出された手帳を見て、「ごめんなさい!私のメモ用の手帳と間違えました。」と言って、おくすり手帳を出した。(つもりだ

 った。)

 すると、薬局の方は困ったような顔をして、「これも‥」と言いよどまれた。

 見るとそれは、お医者さんに見せるために持って行っていた、「血圧手帳」だった。

 (下の写真は家に帰ってから撮ったものですが、私が間違えて出した2つの手帳と、出すべきだった「おくすり手帳」。)

                         

 

 

 あ~あ、一度ならまだしも二度まで間違えるなんて!

 私は恥ずかしいやらガックリするやらで、照れ笑いするしかなかった。

 そして、「こんな間違いをするのもこの猛暑のせいだ!」と思おうとしたが、「果たしてそうだろうか?」という思いが、同時に頭

 の中に湧いてきて、私をギョッとさせたのであった。

 

 

 お医者さんの後は、「国立国際美術館」の<ブリューゲル・バベルの塔>の展覧会を観に行くつもりにしていた。

 この猛暑だけれど、せっかく出掛けたのだから序でに行っておこうと思った。 (田舎の友だちから<バベルの塔>のポスター

 を買って送ってほしいと頼まれていたし…)

 国際美術館は中之島にあるのに交通の便が悪い。

 梅田から歩いて行けない距離でもないけれど、さすがにこの暑さの中を歩くのはしんどい。

 そこでとりあえず肥後橋まで地下鉄に乗り、そこから歩いて行くことにした。

 肥後橋からでも、上から照りつける太陽とコンクリートの照り返しの熱を浴びながら歩くのは、なかなかしんどかった。

 やっと、国際美術館(は地下にある)の地上部の金属製の屋根?(オブジェ)が目に入る所まで来た。

                       

 

 

 私は、土佐堀川の向こうの朝日ビルなどを眺めながら、国際美術館に向かった。

 そして、やっと美術館に着いたのだが、美術館の周りに人影は無く、入ろうとして玄関の自動ドアを踏んでも、一向に開かない。

 そこで私は、美術館の玄関に貼られたポスターを見て、展覧会の開催日が18日からだということにやっと気が付いた。

 あ~あ、展覧会の開催日を確かめてなかったなんて!

 私はここでも自分の迂闊さを深く嘆いて、それを猛暑のせいにしようとしながら、果たしてそうだろうかという疑問と闘っていた。

 私はここには又来ることにして、せめて美術館の玄関近くに貼ってあったバベルの塔のポスターを撮っておいた。

 そして、ますます耐えがたくなった暑さの中を、食事場所を探して梅田の方に向かって歩いた。

                         

                 土佐堀川の向こうの朝日ビルなど

 

 

 

 あちこちウロウロしていて偶然入ったホテルのロビーのシャンデリアが美しかったので、係りの人の了解を得て撮らせてもらった。

 (でもここのレストランは高価すぎて入れなかった。)

 その後結局、今までに何度か行ったことのあるエルセランホテルの「桂」で、食事をとった。

 (下には、隣のビル「アバンザ」の玄関前の緑、向こうには、ヒルトンホテルや大阪駅ビルの建物を見ながら‥)

                       

 

      

                   

 

 

 


 

 

 

 家に帰りついたらそのまま倒れ込みたいくらい疲れていたけれど、昨日はそうする訳にはいかなかった。

 お医者さんに出掛ける直前に故郷の姉から、私の大好きな<鮎>が、クール宅急便で送られてきていた。

                      

 

                       

                            故郷の高津川で獲れた、新鮮で美味しい鮎

 

 

 昨日いただく分以外の鮎は小分けにして冷凍しなければいけないんだけれど、それをする間が無く出掛けていたのだった。

 私は鮎を小分けし他の用事も済ませて、夕方になってからIさんと公園で待ち合わせをして、物々交換をした。(私は鮎を2匹

 ほどお裾分けし、Iさんからはお菓子などを戴いた。)

 その後、だいぶ涼しくなった公園を、二人でお花を見ながら歩いた。

 公園の花たちと、公園から見た夕日の写真。

                       

 

 

                      

 

 

                  

 

 

 

                    

 

 

                         

 

 

                       

 

 

 

 

 

 

 

 


もうすぐ梅雨明け!? (他愛のないこと…)

2017-07-14 15:13:37 | 日記

                                <12日の朝>

 ※ 水やりをするためベランダに出たら、この間買った小さなハイビスカスに、2個目の花が咲いていた。

   買ったとき咲いてた花は、もっとオレンジ色だったのに、ちょっと不思議!

   でも蕾がちゃんと開いてくれたことは、とっても嬉しい。

 ※ 城北公園に花しょうぶを見に行ったときに買い求めた、「ダンスパーティ」というピンクのガクアジサイ。

    ベランダに出しておいたら、色がピンクから緑っぽい淡い色に変わっている。(まあ、それはそれでイイけど‥)

                

 

 

 

                                    <14日(きょう)>

 数日前からベランダに出ると、クマゼミの声がしきりに聞こえる。

 以前は、クマゼミの大合唱は、梅雨明け=本格的な夏の到来を、告げるものだった。

 今のところ、大阪の梅雨明け宣言は出されていない。

 私にはセミが、「もう梅雨明けだよ!」と叫んでいるような気がするんだけれど。

 

 ※ 今朝のベランダでは、ずっと以前から私の家の住人のハイビスカスが、今年初めての花を咲かせた。

   この花の色は、以前はまっ赤だったのに、今朝の花はちょっとオレンジがかっていた。

 ※ 真夏みたいな日光を受けて、ベランダには葉っぱの影ができていた。

                            

 

                     

 

 

 ※ 夏が近くなると、蚊や蛾など、虫たちの活動も活発になってくる。

   私は普段から、「ダニやほこりや虫と共存して暮らすんだ!」「現代人はあまりに清潔さにこだわっているから、アレルギー

   症状が出てきたりするんだ。」などと、自分の不精な生活を合理化してきた。

   そんな私が、網戸の隙間から入ってきて周りをうるさく飛ぶ小さな蛾を、両手でパチン!とやろうとして手こずっているのを

   見た近所の友人が、「いい虫取り網があるよ!」と教えてくれて、ご親切にもそれを買ってきてくれた。

   「ふ~ん。」と半信半疑の私は、今日までそれを使うことはなかったが、今朝1匹の虫が網戸に止まっているのを見て、使っ

   てみようかな?と思った。

   説明書によると、小さなラケットみたいなその虫取り器の側面のボタンを押すと、網に静電気が流れ、虫が吸い寄せられて

   いくらしい。

   私はボタンを押しながら虫に近づいた。

   すると見事、虫は網にくっ付いた。

   私は、満足感とちょっとした罪悪感とを感じて、写真を撮った。

   (皆さんはもうとっくに、この虫取り器をご存知だったでしょうか?)

                           

 

 

 

  以上、他愛のないお話でした(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 


「中津ゆうゆうクラブ」の、<一日バスツアー> 3)~六甲山牧場~

2017-07-13 13:58:18 | 日記

 食事の後、バスは一路、六甲山にある<六甲山牧場>に向かった。

 六甲山へ上る道路の両側では、まだ紫陽花が色とりどりに咲いていて、とっても綺麗だった。

 六甲山牧場に到着。

 友だちと私は、羊がのどかに草を食んでいるところを中心に歩いた。

                   

 

 

 

 

 牧場のアチコチでも、紫陽花の花が綺麗だった。 (紫陽花と羊のコラボ)

                             

 

                   

 

 

                   

                        こちらの紫陽花の傍には、ちょっと変わった色の羊が…

 

 

 

 

 この時期、まだ幼い小羊も数多くいて、可愛かった。

                      

 

 

 

 

 2頭でじゃれている羊と、牧場内の小道を歩く家族連れ。

                 

 

 

 

 

 

 羊と六甲山牧場の建物の写真・2枚。

                      

 

 

 

 

 六甲山牧場の見学の時にはお天気がスッカリ回復して、太陽の光が身体に堪えた。

 そこで私たちは早々と見学を終え、牧場一押しのソフトクリームを食べながらユックリ休憩をとった。

 そして最後に、メタセコイアの緑が美しい、入り口(出口)付近の写真を撮った。

                             

 

                   

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 


「中津ゆうゆうクラブ」の、<一日バスツアー> 2)~ 「浄土寺」とその周辺~

2017-07-13 13:31:11 | 日記

 ひまわり畑に続いて、同じく小野市にある「浄土寺」を拝観した。 (因みに「小野市」は神戸市の北東にある。)

                         

 

 

 

 

 「浄土寺」の建物は、結構急な石段を上がったところにあった。

 私は石段を昇る前に、ここでも周囲に広がる水田の写真を撮ることができた。

                         

 

                

 

 

 

 

 写真を撮った後、私は石段を上がって浄土寺の境内に入った。

 浄土寺の建物。

                 

                               国宝・「浄土堂」(左)と、鐘楼

 

                      

 

 

                    

                                    鐘楼と八幡神社

 

 

 

 浄土堂の中には阿弥陀三尊が安置されていたが、いずれも名仏師「快慶」の作だそうで、特に中央の阿弥陀像は素晴らしい

 と思った。

 

 浄土寺のあとは、「道の駅みき」での昼食だった。

 今回の食事は、素朴ながらとっても美味しかった。 なので、写真に撮っておいた。

                      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「中津ゆうゆうクラブ」の、<一日バスツアー> 1)~小野市の 「ひまわり畑」~

2017-07-13 12:38:53 | 日記

 7月10日(月)は、「中津ゆうゆうクラブ」(65歳以上の中津の住人で作る親睦クラブ)の<一日バスツアー>だった。

 最初に行ったのは、小野市にある「ひまわりの丘公園」の「ひまわり畑」だった。

 行く前は、お天気(雨が降らないか?)と向日葵の咲き具合が心配だったが、雨は一時的にパラついただけだったし、向日葵もか

 なり花を開いていてくれた。

                     

 

 

                  

 

 

 

 

 ひまわり畑の隣では、稲がかなり成長した水田を見ることができて、嬉しかった。(私は今年ナマで水田を見るのは初めてだ。

 それにしても、水田の手前の細長い花?を旺盛につけた木は、何という木だろう?)

                   

 

 

 

 

 向日葵を見ながらぬかるんだ畦道を歩いていると、向日葵の周りを取り囲むように鬼灯(ホオズキ)が植えられていた。

 鬼灯の実はまだ青いままだったが、小さな花が可愛かった。

 傍の草にテントウムシを見つけた。

                   

 

                                     

 

 

 

 

 

 ひまわり畑を後にする時、もう一枚ひまわりの写真を撮った。

                

 

 

 

 

 

 ひまわり畑を見終った人は、ほとんどがそのままバスに乗り込まれた。

 私もバスに乗ろうとしたが、ふと見ると、「ひまわりの丘公園」の看板が目に入った。

                        

 

                  

  

 そこで、まだ少し時間があるのをいいことに、私は一人、そちらの方に向かってみた。

 そこには広い公園があり、睡蓮やハスが植えられた池などもあった。

                    

 

                

 

 

 公園はまだまだ続いていたが、これ以上行くと集合時間に間に合わないので、ここから折り返してバスの駐車場に向かった。

 集合時間にあと1分でバスに着いたが、やっぱり私が最後の乗客でありました‥。

 

 

 

 

 

 

                         

                 

 


たなばたの日の夕べ 2) <平成OSAKA天の川伝説 2017>

2017-07-09 16:57:00 | 日記

 そろそろ日暮れが近づいてきたので、私は、初めての大川の七夕行事を見、写真を撮るために、下に降りて大川の岸辺に行こう

 とした。

 ところが下に降りてみて、私は初めて、自分の考えの甘さに気が付いた。

 大川の岸部も天満橋の上も、もう鈴なりの人だったからだ。

 

 (この大川の七夕行事は、家に帰ってネットで調べたところによると、数年前から<平成OSAKA天の川伝説>と銘打って行わ

 れている、観光客も含めて皆さんに割とよく知られている行事だったのだ。 (知らぬは、我が身ばかりなり。)

 ネットに依ると、かつて大川は、その川面に満天の星を映し、それはさながら「地上の天の川」のようだったとのこと。

 その幻想的な景観を、LEDの光の球(<いのり星>と名付けて)を川面に浮かべることで再現しようとしたのが、<天の川伝説>

 の行事なのだそうだ。)

 

 私はできるだけ見物の人が少ないところを選んで、背伸びしながら川面を眺めた。

 しかし前の木が邪魔して、木の枝越しにしか川面を見ることができなかった。

                 

 

 

 

 それでも、カメラをできるだけ高くかざしたりしながら、私は写真を撮った。

 以下、出来は悪いですが、そうして撮った写真を、載せさせていただきます。

                

    

 

                  

 

 

                   

 

 

                    

 

 

                    

 

                  

 

                   

 

                  

 

 

 

                  

 

 

                  

 

 

                  

 

 

                   

 

 

                

 

 

                

 

 

                   

 

 

  

                   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     


たなばたの日の夕べ 1)歯医者さんから天満へ

2017-07-09 15:26:11 | 日記

 先週、私の口の中で、また2本の歯が瓦解した。

 私は急遽歯医者さんに電話して、7月7日の午後4時半の予約を取った。

 7月7日と言えば、七夕。 「その日に歯医者さんかあ!」

 「ちょっとムードの無い七夕やなあ!」という思いがチラッと頭の中をよぎったが、まあ、七夕を云々する歳でもあるまい。

 7日、私は予約の時間に歯医者さんを訪ね、歯の状態を診てもらって、今後の治療方針をお聞きした。

 今回も、結構長期の治療になるようだ。

 

 歯医者さんを後にしたとき、私はちょっと自問した。

 「七夕の夜に、そのまま家に帰るなんて、ちょっと味気なくない!?」

 その時、以前大阪市の公報新聞で見た、<大川>で行われるという「七夕行事」のことが、頭に浮かんできた。

 確か、北浜から天満にかけての大川の岸部で、その行事が行われるんじゃなかったかな?

 歯医者さんのある淀屋橋から北浜や天満へは、ぶらぶら歩いて行くことのできる距離だ。

 まだ夕暮れにはたっぷり時間がある。 私はとりあえず北浜目指して歩くことにした。

 

 いつものように、手前の堂島川に架かっている水晶橋を渡る。

 水晶橋から西の方を見ると、背中に夕陽を背負って、堂島川も建物もうす暗く見える。

 東の川の中のコンクリートの上には、いつものようにカモがいた。 (この日は1羽だけ‥)

                   

 

 

 

 水晶橋を渡って「中央公会堂」の方に向かう。

 花を前景にした公会堂の写真・2枚。

                     

 

 

 

 京阪電車・なにわ橋の近くにやって来た。

 なにわ橋の駅舎のガラスに映った建物と空。

 駅舎の傍を歩く、浴衣姿のカップル。(きっと彼らも七夕行事に行くのでは?)

                   

 

 

 

 赤いセンニチコウを前景にした土佐堀川河畔のビル群と、中之島バラ園から望む高層マンション。

                       

 

 

 

 土佐堀川の岸辺の道を歩いていると、川の波が夕陽に照らされて3列の模様を作っていた。

 散歩に来ていた、2匹のワンちゃん。

                      

 

                      

 

 

 

 北浜辺りで土佐堀川を渡って、今度は川の右側を天満に向かって歩いて行った。

 しばらく歩くと、「堂島川」と「土佐堀川」の合流点が現れた。

 私は今回、初めてこの合流点を目にし、2つの川が合流して<大川>になることを、これも初めて知った。

                  

                左の狭くしか見えないのが「堂島川」、右が「土佐堀川」。合流して<大川>になる。

 

 

 

 その後しばらく歩いて、天満に到着した。

 まだまだ日は高く、七夕の行事が行われるには間があったので、私は京阪モールの9階に上がってしばらく休むことにした。

 京阪モール9階の大川に面した窓辺には、すでに見物の人が集まっておられた。

 私も窓から下を眺めると、真下の大川では、七夕行事見物用の席(有料)や遊覧船が準備を整えており、大川に架かる天満

 橋の上には、やはり見物客が次第に集まって来られていた。