のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

2017年の終わりに。

2017-12-31 23:03:08 | 日記

 <ふるさとの水仙>

   今年も中学時代の友だち・Tさんが、ふるさとの水仙を送ってくださった。

   1束10本、全部で4束40本の水仙。

   そのうち2束は、同じく中学時代の同級生で、高槻に住んでおられるAさんとSさんに持って行った。

   残りの20本の中から、ケチって5本だけご近所のIさんにプレゼントしたら、Iさんが数の子と辛子明太子を下さった。

   (あ~あ、今度も 「海老で鯛を釣る」ことになってしまった…。)

   私は、残りの15本を、いつものように玄関の花瓶に挿した。

                        

 

 

   玄関がいつもより少し華やかになり、水仙の香りが辺りに漂った。

 

   水仙と言えば、少し前に見たNHK・BSの<アナザーストーリー>で、私が今まで知らなかった、水仙に関わるある出来事を      

   知ることができた。   

   アナザーストリーは、2回にわたって「天皇」を取り上げていたが、水仙のことが出たのは、その2回目だった。

   その中味はと言うと、阪神淡路大震災の折被災地を訪れられた美智子さまが、“皇居で育てられた水仙”を、地震で破壊さ    

   れた土地に供えられたというのだった。

   そして、水仙の花言葉が『希望』であることを、私はその番組で初めて知った。

                    

 

                       

 

 

   私は花言葉には格別の興味を持っておらず、水仙の花言葉が希望であることも全く知らなかった。

   しかも、水仙の花言葉が希望であることは、私にはちょっと意外な感じがした。

   私の水仙に対するイメージは、“清楚”とか“上品”などだったから。

   それはともかく、大好きな水仙の花言葉が希望なら、年始に玄関に水仙を飾ることほ、意味のあることかも知れないと思っ   

   たりする。

   今年は、世の中の動きの面では、不安を感じることの多い年だった。 日本という国の行く末も案じられる一年だった。

   水仙を飾ることで、新しい年に希望を託すことができるかも知れない…。

   なんて思いながらも、一方では、そんな甘い考えでは駄目よ!という声が、聞こえてもくるのだが‥。

 

 

 <アナザーストーリー>を見て。

   上でも書いたけれど、ちょっと前の<アナザーストーリー>は、2回にわたって「天皇」を取り上げていた。

   憲法で「象徴」と位置付けられた天皇が、象徴の意味を模索してこられた過程を、番組は追っていた。

   そこには私が今まで知らなかった事がいろいろあった。

   天皇は皇太子時代も含めていろんな国を巡られているが、初めてイギリスを訪問された時は、日本の戦争責任を問う人々

   によって、もの凄いブーイングを浴びせられたのだそうだ。

   そして同じことは、オランダを訪問されたときにも起こった。

                       

                          (イギリス)                              (オランダ)

 

   そんな抗議・ブーイングの中でも、天皇は冷静に対処され、心を尽くして訪問の目的を果たされたという。

   それによって、訪問された国の人々の気持ちも、ずい分変化したのだそうだ。

 

   そういう話の中でも私が特に感動したのは、若き皇太子時代に訪問された「沖縄」でのことだ。

   天皇の名のもとで行われた戦争で、唯一地上戦が行われ、莫大な犠牲者を出した沖縄 。

   そして戦後になっても、自分たちの土地を取り上げられ、基地の島として多くの犠牲を強いられた沖縄。

   そんな沖縄を皇太子であった天皇が訪問されることには、いろんな懸念があったという。

   でも天皇(当時、皇太子)は、強いお気持ちを、下の写真のように語られていたのだそうだ。

                    

 

 

 

   懸念は現実のものとなり、慰霊に訪れられた皇太子ご夫妻に向かって、火炎瓶が投げつけられた。

   現場は騒然となったが、皇太子はその時も落ち着いておられた、という。

   そして、事件後皇太子が語られたという下の言葉は、深く私の胸を打った。

                 

 

 

   上の天皇の言葉を、現政府の人たちは、どのように聞くのだろう?

   未だに多くの基地を沖縄に押し付け、米軍が様々な事故や事件を起こし沖縄の人々を苦しめているにも拘わらず、アメリカ

   に対してキチンと抗議さえできない、今の政権。

   そして、一般国民の中にも、「沖縄ヘイト」の言葉を投げつける人たちがいるという。(それは、政府の態度とも関係している

   と思うが‥)

   現政府や「沖縄ヘイト」の行動に走る人たちは、どうか、上の天皇の言葉をかみしめてほしい。

   そして、新しい年こそ、憎しみの連鎖を断ち切れる年になることを、願っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


<中之島イルミネーション> ~ 「フランスアベニュー」と 「バラ園」 ~

2017-12-29 17:06:20 | 日記

 公会堂のタペストリーを見終った私は、「フランスアベニュー」を通って、最終地点の「バラ園」へと向かった。

 

 フランスアベニューのイルミネーションは、ここ数年同じものだが、この光は私のカメラでは、なかなか上手く撮れない。

                  

 

 

                     

    

 

                 

 

 

 

 

 バラ園に到着した。

 バラ園の土佐堀川寄りの所には、いろんな色の光の輪ができていた。

 でも、バックのビルの窓の明かりの方が、却って綺麗な感じもした‥。

                        

 

 

                   

 

 

 

 

 バラ園のイルミネーションは、参加者が、いろんな色の紙の風船に自分の願いなどを書いて吊るした木々が中心なので、

 どうしても地味な感じになるのだけれど、今年は最終日に行ったこともあってか、例年より華やかな感じがした。

                  

 

 

 

 

 バラ園には、今年の新しい試みのイルミネーションもあった。

 それは、大阪芸大の学生が、万博公園・太陽の塔の中にある“生命の樹”(岡本太郎作)をオマージュして創った、「生命の光」

 という作品だった。

                       

 

 

                   

 

 

                  

 

 

 

 

 バラ園を通り越して、中之島公園の一番端っこまでやって来た。

 そこに置かれていたのは、紫色のちっちゃなツリー。

 ビルの上には、三日月が上っていた。

                  

 

 

                   

 

                      

               

 

 

 

 

 今年のバラ園のイルミネーションで最も目立つ変化と言えば、バラ園の真ん中に、2体の大きなスノーマンが置かれていたこと。

 スノーマンが大好きな私は、いろんな角度から、何枚も写真を撮ってしまった。

               

 

 

                  

 

 

                 

 

 

                 

 

      

 

 

 スノーマンを思う存分撮ったあと、私は再び、土佐堀川の傍の路からフランスアベニューを通って、やっと帰途についたのであり

 ました。

 (ブログを全部見てくださった方、どうもお疲れさまでした!)

                   

 

 

                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              

 

 


<中之島イルミネーション> ~ 中央公会堂の「ウォール・タペストリー」 ~

2017-12-29 14:57:37 | 日記

 土佐堀川の岸から上がって、中央公会堂の正面玄関前にやって来た。

 例年この中央公会堂正面玄関には、色鮮やかな「プロジェクション・マッピング」が映し出されてきた。

 そしてそれとは別に、中之島図書館の正面玄関では、美しい「ウォール・タペストリー」が映し出され、すごい人気だった。

 中之島図書館の前はあまり広くないため、図書館のウォール・タペストリーを見るためには、長い列を作って待たねばならな

 かった。

 そういう事情を考慮してか、今年は図書館のタペストリーは廃止になり、代わりに中央公会堂正面玄関に、ウォール・タペスト

 リーが映し出されることになったのだった。

 ウォール・タペストリーとプロジェクション・マッピングの違いはよく分からないけれど、何となく、タペストリーの方は優しい感じで、

 プロジェクション・マッピングの方は、強烈な色彩が激しく変化する、という印象を持っている。

 実際、去年までの中央公会堂のプロジェクション・マッピングは、様々な色が激しく入れ替わり、綺麗と言えば綺麗だけど、ちょっと

 どぎつく、場合によっては破壊的な印象を与えてもいた。

 なので、今年の中央公会堂正面玄関がウォール・タペストリーになったということは、私にとっては嬉しいことだった。

 それに今年はプロジェクション・マッピングが始まってから15年になるそうで、今回のタペストリーが、「15年のありがとう!」を

 テーマにして行われるということで、私の期待は更に高まっていった。

 

 私が中央公会堂正面に着いたときは、ウォール・タペストリーが始まるまで、あと3分くらいのときだった。

 中央公会堂の上には、白い雲が流れていた。

                      

 

 

 

 

 そして3分が過ぎ、クリスマスミュージックが流れる中、いよいよウォール・タペストリーが始まった。

 公会堂が、様々な色に変化していく。

                    

 

 

                    

 

 

                    

 

 

                 

 

 

 

 

 そしてしばらくすると、私の期待していた“優しい模様”が、壁面に現れ始めた。

                 

 

 

                       

 

                    

                                       

 

 

                        

 

 

                      

 

 

                      

 

 

                         

 

 

                      

 

 

 

                       

 

 

                       

 

 

                  

 

 

 

 

 最後に、上に載せたもの以外で、私が綺麗だなあと思ったタペストリーを2枚載せて、今回のブログを閉じます。

                 

 

 

                 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

 

 

                    

 


<中之島イルミネーション> ~ 「台南・光の廟テイ」と、土佐堀川の情景 ~

2017-12-29 13:51:43 | 日記

 市役所横のイルミネーションを通り過ぎると、右手下の土佐堀川河畔に、台南市から送られてきた「光の廟テイ」 (「テイ」に当

 てはまる漢字が見つからなかったのでカタカナで)なるものが、姿を現した。

 以前のブログで、日の光を受けて輝く提灯(その時はまだ制作中だった)を紹介したが、これは、その完成形だ。

 これは、今年初めての試みなのだそうだ。

                   

 

 

                          

 

 

 

 

 土佐堀川を背景にした提灯。 そして、提灯の向こうにイルミネーションが見える写真・2枚。

                   

 

 

 

                    

 

 

                   

 

 

 

 提灯の隙間からは、ライトアップされた中之島公会堂の南玄関も見えた。

                   

 

 

 

 最後に、漆黒の夜空に浮かぶ提灯の写真を、2枚。   

                         

 

 

                      

 

 

 

 

 提灯のトンネルを潜り抜けて、土佐堀川べりに出た。

 この日の土佐堀川には、ライトをつけた遊覧船が行き来し、川も光で満ちていた。

 振り返ると、土佐堀川の向こうに、初めに見た中之島のビル群が、やはり綺麗に見えた。

                   

 

 

                   

 

 

                  

 

 

                

 

 

                  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            

                  

                 


最終日になって、やっと<中之島イルミネーション>へ

2017-12-28 19:08:21 | 日記

 私は、“自然”と並んで“イルミネーション”も大好きだけれど、今年はそのイルミネーションをなかなか見に行けていない。

 ここ数年は慰霊の気持ちもあってずっと見に行っていた<神戸ルミナリエ>も、今年は行けないままで終わってしまった。

 京都の<ローム・イルミネーション>(メタセコイア並木の灯りが美しい)には今年こそ行くぞ!と思っていたのに、それも行けな

 かった。   

 毎年もっと早い時期に当然のごとく行っていた<中之島イルミネーション>でさえ、25日の最終日になってやっと行った。

 これって、やっぱり歳のせいかなあ‥?

 

 とにもかくにも私は、25日の午後5時頃家を出、地下鉄に乗って淀屋橋に向かった。

 淀屋橋駅で降りて地上に上がると、御堂筋のイルミネーションが目に飛び込んできた。

 私は早速カメラを向けたが、下のような写真になってしまった…。(涙・笑)

 その後、土佐堀川に架かる淀屋橋を渡って中之島に向かった。

 淀屋橋の上からは、土佐堀川の向こうに、中之島のイルミネーションが望めた。

                             

 

 

                   

 

 

 

 

 中之島に着くとまず、中之島イルミネーションの出発点になっている市役所に向かった。

 毎年市役所の正面玄関にはクリスマスイルミネーションが掲げられるが、今年は去年と同じでイマイチだった。

 でもまあ、イルミネーション見物の出発点だからと思って、一応写真に撮った。

                     

 

 

 

 

 市役所前から道路を隔てた向こうに目を向けると、高層ビル群の灯りが、なかなか綺麗だった。

 市役所のすぐ前にある日本銀行大阪支店も、ライトアップされていた。

                      

 

 

 

                           

 

 

 

                    

 

 

 

 

 その後いよいよ、中之島イルミネーションの見学ルートに入っていく。

 見物の人が多いので、ここからは一方通行になっている。

 まずは、市役所横の通りを、音楽に合わせて変わるイルミネーションの光を楽しみながら、歩いて行く。

 (ただ、ここのイルミネーションは毎年同じなので、ちょっと新鮮味に欠けるけれど…)

                     

 

 

 

                              

 

 

 

                     

 

 

 

                   

 

 

 

                      

 

 

 

                     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


クロちゃん、元気になって!

2017-12-19 18:27:38 | 日記

 昨日郵便局に行くとき、ネコちゃんたちに会うために、路地裏を通った。 (餌を持って)

 路地裏に入るとすぐ、この前はいなくて心配していたクロちゃんが、目の前に現れた。

 私は喜んでクロちゃんのところに寄っていき、クロちゃんに餌をあげた。

 クロちゃんがその餌を食べ始めたので、私はとりあえず郵便局に向かった。

 しかし私は、何となくクロちゃんの様子に不安を感じていた。

 私の方に近寄ってくる姿に、何か元気が無いような気がしたからだ。

 

 郵便局での用事を済ませて、私は再び路地裏を通って帰ることにした。

 クロちゃんは餌を食べ終えて、餌からちょっと離れたところでうずくまっていた。

 その姿には以前のような生気が無い。

 私はクロちゃんの傍にしゃがんで、「クロちゃん、どうしたの?」と呼びかけながら背中をさすった。

 クロちゃんはか細い声で「ニャ~」と鳴いた。

 背中を撫でた私の手に、クロちゃんのゴツゴツした骨が当たる。 クロちゃんは、明らかに痩せ細っていた。

 そして、毛並もずい分乱れていた。

                     

 

 

 野良猫のクロちゃんの年齢は分からない。

 年齢による衰えも考えられるが、毛並の乱れからすると、何らかの理由で致命的な怪我を負っているのではないかしら?

 私は途方に暮れた。

 ただただクロちゃんを撫で、クロちゃんに呼びかけた。「クロちゃん、どうしたの?クロちゃん、ガンバって!」と。

 彼はときどきシンドそうにニャ~と鳴き、じっとしたままだった。

 私は胸が締め付けられる思いだったが、ずっとクロちゃんの傍にいるわけにもいかない。

 仕方なく、クロちゃんに最後の呼びかけをして立ち上がり、クロちゃんの傍を離れた。

 するとクロちゃんもヨロヨロと立ち上がり、私の後を追おうとするかのように、2、3歩歩いた。

 しかし、その時バランスを崩してよろけ、その場にしゃがみこんだ。

 その姿を見たとき、私はもう泣きそうだった。

 慌ててクロちゃんのところに戻って、「大丈夫?」と呼びかけながら背中を撫でた。

 でもクロちゃんは、力なくじっとしたままだ。

 ずいぶんして、私はとうとうクロちゃんのもとを離れ、家に戻った。

 

 今クロちゃんはどうしているのだろう?

 これを書きながらも私の心は痛む。 でも、一番しんどいのはクロちゃんなんだ…。

 今の私には、何とかしてクロちゃんが元気を回復することを、祈ることしかできない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               

 


阪急百貨店・“お祭り広場“の、クリスマス飾り

2017-12-17 19:09:28 | 日記

 梅田まで歩いたら結構疲れてきた。 ( 最近足まで弱くなったか!(>_<) )

 でもせっかく梅田まで歩いたのだから、この間から気になっていた、ちょっとした買い物くらいは済ませなければ!

 そう思って、阪急百貨店に向かった。

 阪急に向かう途中の梅田地下街(通称・ウメチカ)の天井に飾られたリース。

                         

 

 

 

 

 百貨店で買い物を済ませたあと、序でに、9階・“お祭り広場”のクリスマス飾りを見ておくことにした。

 お祭り広場では今年も、ツリーに見立てた大きなシャンデリアが、吹き抜けの天井から吊るされていた。

 その周りでは、サンタさんの国・ノルウェーの物産展が、所狭しとばかりに開かれていた。

                         

 

                   

 

 

 

 

 私は物産展には目もくれず、シャンデリアだけを眺めては写真に撮った。(天井から順番に下まで)

                     

 

 

                              

 

 

                     

 

 

                     

 

 

 

 

 シャンデリアは、去年とほとんど変わっていないような気がしたが、このキラキラは私の好みなので、次々と光の色が変わる

 シャンデリアをしつこくカメラで追った。 (同じような写真ばかりなのに、ごめんなさい!)

                         

 

 

 

                            

 

 

 

                             

 

 

 

                  

 

 

 

                             

 

 

                                 

 

 お祭り広場には階段が設けられていて、お客さんはそこに坐って、出し物などが見られるようになっている。

 この日はノルウェーから来られた市長さんとサンタさんが、お客さんに挨拶をされていた。

                   

 

                      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今年最後の歯医者さんの、“帰り道“

2017-12-17 17:58:30 | 日記

 先週の木曜日は、今年最後の歯医者さんの歯の点検日だった。

 診察を終わり、その日はお天気が良かったので、歩いて梅田まで帰ることにした。

 太陽の光がかなり強かったので、いろんなモノが日の光を受けて(透かして)光っていた。 

 (でもその光は、写真ではうまく捉えられなかったけれど…)

                         

 

 

                         

 

 

 

 

 水晶橋の上からいつものように堂島川を眺めると、(珍しくもないけれど)カモが泳いでいた。

 橋の欄干には、鳩も。 (欄干の上には、鳩の影がくっきり!)

                         

 

                          

 

             

 

 

 市役所前の路も、向こうから照る太陽で光っていた。 (でもこれも写真に撮ったら、光がうまく捉えられなかったけれど。)

                         

 

 

                               

                                   地面にできたケヤキの影

 

 

 

 

 次は、市役所横のケヤキ並木に設けられたイルミネーションの一部と、ほとんど葉を落としたケヤキの枝。

 そして、土佐堀川近くの小さな広場にある、「緑の賛歌」と名付けられた、二人の女性の像。

               

 

 

 

 

 

            

 土佐堀川の岸近くで、何やら賑やかな提灯みたいなものが、沢山ぶらさがっているのを見つけた。

 ああこれが、この間テレビでやっていた、今年の「中之島イルミネーション」の新企画・<光の交流>なんと違うな!?

 その時の説明によると、大阪と姉妹都市を結んでいる台南市から、今年のイルミネーションに合わせて手作りの提灯が送ら

 れてきて、それを<光の交流>として展示しているとのことだった。

 それにしても、結構ド派手な提灯やなあ!

 本来ならこれは、イルミネーションとして夜見るものなんだろうけれど、この日は太陽の光を受けて結構輝いていたので、写真

 に収めておいた。

                  

 

 

                   

 

 

                

 

 

 

 

 

 

 土佐堀川の対岸のビルに映る、別のビルの形が面白くて、ここでもシャッターを押してしまった。

                     

 

 

 

 

 

 御堂筋の銀杏は、すでに葉を落としているものが殆どだったが、中には稀に葉っぱを残しているものもある。

 その黄色い葉っぱも、太陽の光で輝いていた。

                  

 

 

 

 

 

 梅田近くなって、御堂筋から地下に降りた。

 降りたところの、何ということもないエスカレーターと天井だが、光と影のコントラストが、面白く感じられた。

 地下街を歩いていると、大阪からは遠く離れた北海道の町(友だちがそこに住んでおられる)のラーメン屋さんの看板が出て

 いたので、思わずカメラを向けた。

                       

 

 

 

                   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                        

 

 


寒風の中の、中津公園の花たち

2017-12-16 09:48:46 | 日記

 ケヤキ並木を通り過ぎて、公園の中心部にやって来た。

 春から秋にかけては、花畑を中心にカラフルな公園も、今はすっかり彩りを失っている。

 それでも花畑を見て回ると、寒風の中、がんばって咲いている花もあった。

 一番元気に咲いているのは、菊だった。

                      

 

 

                          

 

 

                         

 

 

 

 

 

 赤のランタナとその実。

                 

 

 

 

 

 

 白のゼラニュームをアップで見て、雄しべが赤いことを初めて知った。

                       

 

 

 

 

 一輪だけ咲いていた薔薇と、蕗の薹とシクラメン。

                      

 

 

                      

 

 

                     

 

 

 

 

 うなだれて必死に枝にしがみついていた皇帝ダリアと、公園のベンチ2つ。

                 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ずい分ご無沙汰した、<中津公園>

2017-12-14 22:03:32 | 日記

 前回のブログと同じ日、路地裏のネコちゃんに会いに行ったあと、中津公園にも足を伸ばした。

 ずい分ご無沙汰した中津公園には、秋の景色はすでに無く、一気に初冬の装いになっていた。

 この日はケヤキ並木の方から公園に入ったが、辺りの木々は、その少なくなった葉を折から強くなった寒風に晒して、そうに

 震えていた。

                   

 

 

 

 

 ケヤキの落ち葉を踏みながら歩いていると、裸木の向こうの空に、少しぼやけた飛行機雲が、斜め上方に向かって伸びていた。

                         

 

 

 

 

 並木の中間に植えられたドウダンツツジが、辛うじて紅葉を残していた。

 その紅葉も、少し鮮やかさを失っていたけれど。

                   

 

 

                     

 

 

                      

 

 

                      

 

 

 

 

 公園には何本かの銀杏の木があり、殆どが葉っぱを落としてしまっていたが、1本だけ、まだ少し黄色を残している木があった。

 そして、その木の下は、少し色褪せた黄色の絨毯だった。

                        

 

 

                        

 

 

                      

 

 

 

 

 中津公園にはモミジの木は少ないが、その数少ないモミジの紅葉を、これまではその盛りのときに撮って、ブログにも載せて

 きた。

 なのに、今年はそれを見ることもせず、季節は過ぎてしまった。

 なんかモミジの木に悪いことをしたような気もしながら、鮮やかさを失ったモミジを撮った。

 葉っぱが少なくなった分、モミジの幹のたくましさが、余計感じられた。

                          

 

 

                  

 

 

                    

    

 

                      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          

 

 

 

                        

 

 

                        


送られてきた苺と、路地裏のネコたち

2017-12-13 11:44:22 | 日記

 昨日は大阪にしてはとても寒い朝だったけれど、太陽は部屋に流れ込んで、カーテンに横の縞模様を作った。

 さらに、昨日の朝嬉しかったのは、安来市にいる姉から、私の大好きな<あきひめ>という苺が送られてきたことだ。

                 

                下の波模様の影が切れてしまった…。

 

 

 

 ほとんどの果物が大好きな私だけど、その中でも苺は、味・香りはもちろん、その姿形がなんとも愛らしいと思う。

 昔、「赤いリンゴに唇よせて~~リンゴ可愛や、可愛やリンゴ~♪」という歌があったが、今の私はさしずめ、「イチゴ可愛や、

 可愛やイチゴ~♪」 と歌いたい気分だ。

 その苺の愛らしさを何とかカメラで捉えようとしたが、どうしても実物にはかなわなかった‥(>_<)

                     

 

                   

 

 

 

 


 

 

 

 

 <あきひめ>はとても甘く美味しい苺だが、難点は実がとても柔らかく、すぐに傷んでしまうところだ。

 普通だったら4パックくらいの苺は一人でも平気で食べ切れる私だが、<あきひめ>はそうはいかない。 

 そこで昨日の午後、ご近所のIさんに、1パックだけお裾分けすることにした。

 Iさんのマンションまで苺を届け、その後、しばらくご無沙汰している路地裏のネコちゃんたちに会いに行った。 

 路地裏に入って私はネコちゃんの鳴き声を真似たり、私が勝手に名まえを付けた「クロちゃん」を呼んだりしながら、ネコちゃん

 を捜した。  

 でも、昨日は外に出ているネコちゃんは1匹もおらず、どこの物陰を覗いてみても、ネコちゃんの姿は見当たらない。

 路地裏をゆっくり1周してなおネコちゃんを見つけることができなかった私は、諦めて帰ろうとした。

 するとその時になって、それまで何処にいたのか、1匹のネコちゃんが、何食わぬ顔をして私の方に近づいて来た。 

 私は喜んでそのネコちゃんに呼びかけ、持ってきた餌をやろうとした。

 今まで路地裏のネコちゃんたちは、私が餌をやろうとしても、疑惑に満ちた顔でちょっと離れた所から私が餌の用意をするのを

 じっと見ていて、私が餌のところから離れるのを待って、やっと餌を食べにやって来たものだった。 

 でも今日のネコちゃんは、私が餌を入れているのをすぐ傍で見ていて、餌の準備ができると、私のすぐ傍で餌を食べ始めた。

 それだけお腹が空いてたのかも知れないけれど、私はネコちゃんが心を次第に許してくれてるようで嬉しかった。

 下は、私の目の前で無心に餌を食べるネコちゃん。 (右側の写真では、可愛い舌が見える!)

                         

 

 

 

 餌を食べるネコちゃんに向けていたカメラから目を離して、フッとその向こうに目をやると、なんと、空き地に置かれた自転車

 のカゴの中に、2匹のネコちゃんが入っていて、こちらを見ているではないか!   

                         

 

 

 

 私はそのネコちゃんたちにも「こっちに来て餌食べない!?」と呼びかけてみたが、2匹はしばらくこちらを見ていたあと、カゴ

 の中に身をうずめてしまった。

 ネコちゃんたちの上下関係がそうさせたのか、2匹のネコちゃんはあまりお腹が空いていなかったのか分からないけれど。

 そして、この日クロちゃんの姿を見ることはできなかったのは、ちょっと残念だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

                              


光と影?(お恥ずかしい写真)

2017-12-11 11:47:57 | 日記

 今年一番の冷え込みで、その後明るい日射しが射し込んだ、先日の朝。

 今年初めて窓に結露ができた。

 結露はすぐに拭き取らなければいけないんだけれど、ズボラな私はしばらくそのままにしていて、写真だけは撮った。(^_^;)

 そのあとベランダに出ると、向かいのビルたちが朝陽を受けて輝いていた。(実際は写真よりもっとキレイだったんだけど…)

                        

 

 

                              

 

 

 

 

 先週の土曜日、お医者さんから梅田に向かう途中に目にした、落葉した樹の向こうの、毎日放送の電波塔。

 (この日のお医者さんでは、前回の血液検査の結果、な、なんと、中性脂肪の値が300を超えていることが分かり、薬がまた

 一つ増えたのでありました(ー_ー)!! )

                              

 

 

 

 

 昨日の日曜日は朝からお天気が良く、私の粗末な部屋にも、光が射し込んだ。(同じような写真を何度も載せてスミマセン!)

                           

                                               窓ガラスにできた横2本の光を撮りたかったのですが‥

 

 

                             

                                 シンクと床にできた、光と影

 

 

 以上、お粗末さまでした!(>_<)

                     

 

 

 

 

 

 

 

 


新しいテレビが、やって来た!

2017-12-09 11:03:29 | 日記

 我が家のテレビ画面(音も)が突然消えてしまったのが、今月2日だった。

 友人で電気機器に詳しい人に聞いたら、買ってからの年数もかなりなので(と言っても私のことだから、ハッキリした年数は分か

 らないのだが‥)、買い替えた方がイイんじゃない!?という意見。

 仮に修理するにしても、かなりのお金が掛かるらしい。

 そこで、ヨドバシカメラに何度か通って、結局5日に、新しいテレビを買うことに決めた。

 私の前のテレビは、当時「世界の亀山モデル」で名をはせていた、シャープの液晶テレビ(37インチ)だった。

 その前のテレビがもっと小型だったので、シャープのテレビが来たときは、ちょっとした感動ものだった。

 画面もキレイだし、テレビ画面というよりは、スクリーンを見ているような感じだったのだ。

 その感動もあって、私のテレビ漬け生活が何年か続いた。 (と言っても、テレビばかり見ていた訳ではありませんが‥)

 そしてそれが、テレビの故障を早めたかも知れない。

 

 今度買ったテレビは、いろいろな事情から、東芝の4Kテレビ・40インチにした。

 もっと大きいテレビにしたいとは思っても、何しろ部屋が狭いし、今あるテレビ台が、大きいテレビには耐えられない。

 前のテレビは周囲に何センチかの枠があり、新しいテレビはその枠がほとんど無いので、43インチまでは買えるかな?とも

 思った。

 でも結局、画面の色やらお値段やらの事情で、上記のものに決めたのだった。

 買ったからには早くテレビを見たいところだが、翌6日はもともと予定が入っていて、テレビを持って来てもらうことができない。

 そこで7日(木)の午後に持ってきてもらうことにした。

 (それだったら、絶対見たいと思っている「フィギュア・グランプリファイナル」に、何とか間に合うだろう!)

 

 7日の午後2時半すぎ、新しいテレビがやって来た!

 テレビの設置が終わると、私は早速テレビをつけた。

 しかし、残念ながら、前のテレビを見たときのような感動はなかった。

 確かに前のテレビに比べると、画像はハッキリクッキリしているが、僅か3インチ大きくなったくらいでは、迫力は前とあまり変

 わらない。

 むしろ枠が無くなったので、テレビ全体の大きさは少し小さくなって、おまけに背丈はだいぶ低くなってしまった。

 なんや、前より貧弱やんか‥。 やっぱり43インチにしとけばよかった!

 と思うも、今となっては致し方なし!(>_<)

 

 そう思いながらも、その夜行われたフィギュア男子シングルを楽しんだ。

 私は男子のスケーターでは、宇野昌磨くんの大ファンだ。

 それに、ちょっと女っぽいけれど、身体がメチャメチャ柔らかく自由に楽しく滑る、アメリカのブラウンさんも好きだ。

 上手くは撮れなかったけれど、二人の演技を下に載せさせていただきます。

                  

 

 

                   

                めっちゃピンボケ!(>_<)

 

 

 

                  

                               どちらも画像が汚くてゴメンナサイ!

 

 

 

 

 下は、8日の朝の、「名曲アルバム」と「里山」の、映像です。

                      

 

 

                      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


12月3日の、阪急梅田・界隈

2017-12-04 21:31:56 | 日記

 12月3日は、NHKダンス時代の友人・IさんNさんと、1年ぶりに会ってランチを共にした。

 食事・お喋りが終わったのが、3時半頃。

 Nさんは今でもNHKでダンスをされていて、4時からレッスンが始まる。

 そこで、Iさんとは別れて、私はレッスンに行かれるNさんと一緒に、オフィスタワーの15階まで行った。

 ダンスの教室は17階にあり、Nさんはそのまま教室へと向かわれたが、私は15階の広いフロアーの雰囲気を久しぶりに楽し

 むために、しばらくそこに留まった。 (このフロアーの写真は何度か載せているけれど‥)

                     

                                                  オフィスタワー15階から眺めた御堂筋

 

 

                    

 

 

 

                     

                                             ~15階から下りるエレベーターの中から見た向かいのビル~

 

 

 

 

 オフィスビルを出た私は、壊れたテレビを買い替える下見の為に、ヨドバシカメラへ向かった。

 その途中で通った、阪急百貨店横の広い通路には、今年もクリスマスのイルミネーションが飾られていた。

                  

 

 

                          

  

 

 

 

 全体的には去年と同じだけれど、今年は真ん中に真紅のリースが取り付けてあって、華やかさが増しているように思えた。

 阪急百貨店のショーウィンドーもクリスマスバージョンになっている。

 百貨店の外側にも電飾やカーテンが付けられて、華やかな雰囲気を醸し出していた。

                      

 

 

 

                   

 

 

                    

 

 

 

 

 通路の端まで行って、振り返って見たイルミネーション。 (最初のと、ほとんど変わりはないけれど‥)

               

 

 

 

 

 

 通路の一番奥には、阪急百貨店の正面入り口がある。

 そこでも電飾が輝いていた。 (実際は、もっとピンクがかっていたけれど)

                

 

 

 

 

 ヨドバシカメラに行った後、阪神百貨店で買い物をしなければならなかったのを思い出し、帰りに再度、阪急百貨店横の通路

 通った。

 その時、またしつこく撮った通路のイルミネーションと、通路から地下街に下りるところに設けられたイルミネーション。

               

 

 

                     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


冬になってやっと、「芸術の秋」 らしきこと…。

2017-12-03 19:22:59 | 日記

 この秋関西では、2つの大きな展覧会が行われた。

 一つは、京都国立博物館の≪国宝展≫。 もう一つは、あべのハルカス美術館の≪北斎展≫だ。

 国宝展の方は、せめて「雪舟」の絵や「縄文のビーナス」と呼ばれる土偶などは絶対観に行きたいと思っていたのに、日程や

 体調が合わずにグズグズしていたら、展示期間が終わってしまった。

 それに2つの展覧会ともスゴい人気で、やれ2時間待たなければ入れなかったとか、肝心の作品の前は凄い人垣で、チョロッとし

 か見られなかったなどという話を聞くと、次第に「まあいいか!テレビでは見たんだし…」っていう気になってきて、結局2つの展覧

 会とも行かなかった。

 そして、それ以外の展覧会にも一つも行かないまま、「芸術の秋」は過ぎ去ってしまった。

 

 しかし、私の手元には、Kさんから戴いた、京都文化博物館で行われている近代日本画の展覧会の招待券がある。

 その会期は、12月3日まで。

 せっかく戴いたのに、行かないままボツにするのは、あまりに申し訳ないと思っていた。

 折も折、日曜美術館で<小島櫻谷(コノシマ・オウコク)>氏が取り上げられ、彼の展覧会が、同じ3日まで行われることを知った。 

 展覧会場は、同じ京都にある「泉屋博古館」だった。  

 櫻谷という画家のことはその時初めて知ったのだったが、当時夏目漱石に酷評された「寒月」という絵(日本画)が、今では再

 評価されているのだそうだ。

 私もテレビ上ではあるけれどその絵を見て、何とも素敵だと思い、ぜひ行きたいと思ったのだった。

 3日は別の予定が入っているので、行くとしたら、2日の土曜日しかない。

 前日までも私にしてはかなりハードスケジュールだったので、ちょっとしんどかったけれど、お昼前に阪急電車で京都に向か

 った。

 私は、阪急烏丸で降りて、先に「京都文化博物館」の展覧会を見、そのあと「泉屋博古館」に回るつもりだった。

 

 烏丸駅で降りて、そのまま烏丸通をまっすぐ(北へ)上がって行くと、三条通に文化博物館がある。

 烏丸通の街路樹の葉っぱが、青空に映えてキレイだった。

 傍の標識を見ると、「ユリノキ」とのこと。 同じ種類の木なのに、ずい分葉っぱの色が違う。

                         

 

 

 

 

 烏丸通の辺りには、古い歴史をもつレンガ造りの建物が、多くある。

 まずその一つが、今でも銀行として営業している下の建物だ。

                   

 

 

                       

 

 

 

 

 烏丸通と三条通が交差する角にも、今では「中央郵便局」として使われている、レンガ造りの立派な建物があった。

 そして、三条通に入ってもうちょっと行くと、元「日本銀行京都支店」で、その一部が今は文化博物館として使われている、これ

 また立派な建物が現れる。

                     

             今では、中央郵便局として使われている建物                文化博物館入り口

 

 

 

                  

                        京都文化博物館(もと日本銀行京都支店)の建物

 

 

 

 

 文化博物館の建物の正面玄関を入ったところの部屋は、以前の銀行の状態のままで保存され、一般公開されている。

 この日は、この部屋の中で着物の展示会が行われていて、部屋は華やかに賑わっていた。

 下の写真は、部屋の入り口に飾られていた花と、天井。

                             

 

 

                      

 

 

 

 

 この部屋を通り過ぎて奥の方へ行くと、やっと展示場のある棟に到着する。

 今回の展覧会は、日本の近代絵画を分かりやすく紹介する展覧会だった。

                      

                         展覧会のポスターの一つ。(上村松園の絵が使われている)

 

 

 私は正直なところ初めは、この展覧会にはあまり興味を持っていなかった。

 なんか特色のない平凡な展覧会のように思え、Kさんから招待券を貰わなかったら、行く気にならなかっただろう。

 でも実際に会場に入って作品を観ると、とても心が落ち着き、そして楽しくなってきた。

 私でも知っているような近代の有名な画家たちの作品が、目白押しという感じで取り揃えられ、展覧会の題名どおり、この展

 覧会を通して、楽しく「日本近代絵画との出会い」ができる感じだったのだ。

 足は疲れてはきたけれど、心は楽しかった。

 だから私にしては、ずい分丁寧に絵を見、説明の文章もしっかり読んだ。

 そして、満足して会場を出たあと、やっぱり何枚かの絵葉書を買ってしまった。

 (今まで買った絵葉書はいっぱいあるし、もう買わないでおこうと思うのだけれど…)

                       

 

 

                  

                     (左)鏑木清方「二人づれ」                      (上)小野竹喬「夕空」

                     (右)熊谷守一「裸婦」                         (下)横山大観「洞庭の月」

 

 

                     

                (左)川合玉堂「冬嶺孤鹿」   (中)梅原龍三郎「富士山図」   (右)横山大観「月」

 

 

 

 

 前にも書いたように、初めの予定では、この展覧会のあと軽い食事を済ませて、泉屋博古館の櫻谷展に行くつもりだった。

 しかし、前日までの疲れと、絵を丁寧に観て時間を掛けたこともあってか、次第に身体が悲鳴を上げてきた。

 とても残念ではあったけれど、私は櫻谷展に行くことを諦めた。

 

 こうして私の今年の「芸術の秋」は、あっけなく半日で終わってしまったのでした‥。